効果のある“おしゃれな”療育グッズが誰でも気軽に買える!tobiraco(トビラコ)って?

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遊びながらコミュニケーションを学べるカードゲームや、上手に服を畳めるよう練習するためのボードなど、おしゃれでかわいく、教育現場での効果が認められた療育グッズを開発・販売している通販サイト「tobiraco(トビラコ)」が2016年12月にオープンしました。発達ナビ編集部が、店主の平野さんにお話を伺いました。

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夫婦ではじめたネット上の小さなお店

余白の美しい洗練されたウェブサイトと、そこで取り扱う家庭に溶け込むおしゃれなデザインの商品の数々。

いい意味で、これまでの「療育」のイメージとは一線を画すような療育グッズを取り扱う通販サイト「tobiraco(トビラコ)」が2016年12月にオープンしました。

元子育て雑誌の編集者だった平野佳代子さんが夫婦で立ち上げたサービスです。
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人の話を最後まで聴けない、自分だけしゃべり続ける、自分の気持ちをうまく表現できないといった課題のあるお子さんが、遊びながらコミュニケーションを学べる「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」という商品や、手先が不器用で服が上手くたためないお子さんのための「たたみ方れんしゅうボード」など、生活の中で使える療育グッズを取り扱っています。
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これらのアイテムは、発達に課題のある子どものために学校や塾、そして療育の先生が考案したものを、デザインを洗練して開発したもの。店主の平野さんが前職の子育て雑誌の編集時代に出会った教材たちを、もっと広く世に伝えていきたいという想いから生まれました。

これらの道具にはそれぞれにストーリーがあり、開発に至った過程や具体的な使用方法がサイト上で丁寧に説明されています。
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今回発達ナビ編集部は、2016年12月に産声をあげたばかりのトビラコを運営している平野さんにお話をお伺いしてきました。

トビラコ平野さんにインタビュー

―12月末にトビラコをオープンしたとのことですが、どういった反響がありましたか。

とあるブロガーさんがトビラコを見つけ紹介してくれたおかげで、結構な数の注文につながりました。大変有難いです。また知り合いや知り合いの知り合いの方々から、暖かいサイトだね、とか、居心地のよい部屋にいる感じがするサイトだね、などといったお言葉を頂いています。


―現在はどういった商品が特に売れていますか。

一番売れているのは「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」ですね。その次に売れているのが『「すわりかた」と「もちかた」お手本マット』です。実際にサイトオープンをしてみて想定していた以上に注文があったのは「見る目をかえる 自分をはげます かえるカード(専用ウォールポケット付)」でした。

かえるカードは専用ウォールポケットにこだわって特注で作ったため、値段設定が高めなのですがよく売れています。 筑波大学附属大塚特別支援学校の安部先生と一緒に開発した自己肯定感をテーマにした商品なのですが、非常にニーズがあることが分かりました。
―商品開発はどのようにして行われているのですか。

旦那と2人で商品開発を行っています。さまざまな先生より原案は頂いており、ずっと付き合いがありトビラコのサイトデザインもお願いしたデザイナーさんに商品のデザインをお願いしています。

これまで私は教育雑誌の編集の仕事をしていたため、このような商品開発は初めてでした。パッケージ化から配送の段取り、実用新案の登録など、商品を考えてからお客様の元に届けるまでは意外と大変で、また編集の仕事とは全然違う脳の筋肉を使うため、やってから分かることも多かったです。

教育雑誌の編集をしていた頃からこのような商品化の構想はありました。実際に学校や現場で使用し、お子さんにとって効果があったという数々の素晴らしい教材と出会ってきましたが、どのアイテムもデザイン面はそこまで考慮されていませんでした。そこでトビラコでは、デザインやパッケージにこだわり、買う時や使う時にわくわくし、かわいい、おしゃれと感じられるような商品づくりを目指しています。
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―トビラコの商品販売の場をウェブサイトとしたことには何か理由がありますか。

ウェブでトビラコを始めようと思った理由のひとつに、読み物ページを充実させたいと思ったことがあります。以前編集に携わった雑誌で発達障害に関する増刊号を出した時に、たいへん大きな反響があったんですね。ああいった情報を提供出来るように、そして誰でも自由にアクセス出来るように、トビラコの店舗はウェブショップにしました。

現在は商品開発と販売に注力していますが、落ち着いたら記事ももっと充実させていきたいと思っています。

また商品の紹介に関しても、情報を充実させるようにしています。原案の先生たちも道具を作るに至るいろんな思いがあったり、実際に子供が使う現場を見て言いたいことがあったりするんですね。つくった人の思いを伝えていきたいと思っています。


―では今後どういった情報発信をしていきたいとお考えですか。

お母さんたちのかゆいところに手が届くような、そんな情報発信をしていきたいですね。不安を煽るのではなく、見通しが立ち安心出来るような情報を発信していきたいです。

専門家の先生がよくおっしゃるのは、「大変な時期はあるから悩めばいい、最終的にはなんとかなるから」ということなんですね。行政や先輩ママ、専門家の先生などのお話をもとに、具体的な情報を発信していくつもりです。


―トビラコというサービス名にはどういった意味が込められているのですか。

「扉を開ける子供」というイメージを込めています。音の響きがいいこともありますし、自分で扉を開けて新しい世界に行ける子になれるように、という願いを込めていますね。

―今後はどういった展開をしていく予定ですか。

商品に関しては、まだ点数が少ないので開発を進めていきたいです。今年もいくつか新商品の発売を企画しています。そして、今後は商品販売だけでなく、読み物ページの充実や、少人数で集まってあたたかい気持ちになれるような、そんなイベントの開催もしていきたいですね。

またトビラコの活動だけでなく、書籍の編集・構成も行っています。1月18日発売の書籍『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』では、筑波大学附属大塚特別支援学校の安部先生に本を書いて頂きました。

「できない」は道具を使うことで解決する、というコンセプトの元、支援グッズをカタログ形式で紹介しています。トビラコの商品や、またトビラコ以外の商品も多数掲載しています。

支援グッズに携わっていると、道具が役立ったことから逆に困り感の存在に気づかされることもあります。例えば龍角散の商品で「らくらく服薬ゼリー」という商品があるのですが、味覚過敏があってお薬を飲むのが苦手なお子さんはこの服薬ゼリーでお薬が飲みやすくなるんですね。そのお話を龍角散の方にしたところ、初めて聞いたとのことでした。

道具を知ってもらうことで、いろんな人に困り感に気付いてもらう、社会に対してアピールするチャンスになると思っています。

発達障害の子は見た目で分からない分、理解されづらい部分も大きく苦しんでいるかと思います。支援グッズを作り、多くの人に知ってもらうことで、その子たちの困り感を解消していきたい、そして理解を広げることに繋がっていけばいいなと考えています。

少しでも困り感が軽減されれば…店主平野さんの想い

いかがでしたでしょうか。ひとつひとつのアイテムにストーリーがあり、慈しむように愛されてうまれたトビラコの商品の数々。生活の中で使え家庭に溶け込むおしゃれなデザインの療育グッズの中から、お子さんの困り感を軽減しお気に入りになるものがあれば何よりです。その他サイトには先輩ママのコラムなども掲載されていますので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

この記事でインタビューした人が編集した本

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