認めることが、家族一人ひとりへの理解を深めることに

アスペルガーの娘と同じような特性・思考回路を持った私は、その特徴を身をもって理解しているため、娘に伝えたいことがたくさんあります。しかし、ADHDの息子は私とはまったく異なるタイプの人間なので、息子のことを理解できるているかどうか時折不安になっていました。

しかし今回のことをきっかけに、せっかく息子とそっくりの夫がいるのだから、夫の行動パターンから息子を理解する手掛かりを得なければもったいないと思うようになりました。

発達障害のある子どもたちは、私たちには想像できないような感覚過敏を抱えていたり、恐怖や不安を感じていたりします。何気ない日常を送っているように見えても、実はたくさんのストレスを受けながら、がんばっているのです

私が心の中で夫を責めていたように、「もっときちんとしなさい」「もっと努力しなさい」とついついお子さまを責めてしまう方もいらっしゃるかも知れません。そんな時には、一度「もうすでにたくさんがんばっているんだ」という前提でお子さんを見てみませんか?

少し視点を変えてみると、「今日もよくがんばったね」「もっと楽になれるようにどうサポートすればいいかな?」という肯定的な声掛けをするきっかけになるかもしれません。
自分の「理想」を押し付けてしまうアスペルガーの娘とお話したことのタイトル画像

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