2人目の妊娠!その時、発達障害の子を育てる親の胸のうちは…

ライター:SAKURA
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2人の子を持つ母である私。きょうだいのうち上の子は、広汎性発達障害です。下の子を妊娠した時……口に出すことはないけれど、私の頭の中を埋め尽くしていたある不安がありました。それを凄いパワーで吹き消してくれのは大切な大切な家族の存在でした。

晴れて2人きょうだい!娘の成長を振り返ると…

私には、広汎性発達障害の6歳の娘と、7ヶ月になる息子がいます。娘が5歳の時、息子を妊娠しました。

結婚当初、「子どもは2人欲しい」と思っていた私。しかし、娘が2歳半で発育遅れを指摘され…。「しばらくは娘の療育に集中しよう」と決めました。

その後、娘が4歳の時に『広汎性発達障害』と診断されました。療育を続けておかげで、娘の問題は少しずつ落ち着いていき…。

そんな時、私の妊娠がわかりました。
オメデタは嬉しい。だけど…
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オメデタは嬉しい。だけど…

2人目の妊娠を知った時は、家族が増えることが本当に嬉しくて、浮かれていました。しかし、下の子は妊娠期特有のトラブルも結構多かったのです。

具体的には、妊娠初期に出血を繰り返して入院したり…妊娠後期に『赤ちゃんが大きい』と言われたりしました。

一児を育てる母であっても、子どもにはそれぞれ悩むものです。段々と「この子にも障害があったら…」と不安に思う日が増えてきました。
一児を育てる母であっても、子どもにはそれぞれ悩むものです。段々と「この子にも障害があったら…」と不安に思う日が増えてきました。
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成長した娘の姿は私の心を映す鏡でした

不安を感じていた時、娘を見て、私は自分に問いかけました。この子が広汎性発達障害で『ダメ』だった…?答えは『NO』です。

私は、娘が我が子で、本当に良かったと思っています。とても可愛くて…優しくて、面白くて。

もちろん、大変なこともたくさんありました。しかし、それ以上に娘に教えられたことが多いのです。
娘はきっと…私たち夫婦を選んで、ここに来てくれたと私は思っています。
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娘はきっと…私たち夫婦を選んで、ここに来てくれたと私は思っています。

だから…きっとお腹の子も、私たちを選んでくれた。

何があっても、愛おしい我が子には変わりない。不安はなかなか消えるものじゃないけれど、『生まれた子を愛する』という結論は変わらない。そう思って妊娠中過ごしてきました。
ゼロではない親の不安…。でもそれ以上に育っている想いもあります
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