歯が抜けるなんて絶対いやだ!そんな長男の成長を待ってくれた「乳歯」

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年長になった頃から周囲のお友だちの歯が生え変わりはじめました。
歯が抜けたお友だちの様子を見て「絶対にいやだ!」と自分の歯が抜けるのを怖がる長男…。しかし一年生になった今、ついにその日がやって来ました!

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歯がぬけたお友達を見て絶叫する長男

年長になった頃、周りのお友だちの歯が生え変わりはじめました。
保育園に長男を送り迎えに行くと、

「見て見て!昨日歯が抜けたの!」
「私はここがグラグラしてる!」
「僕はもう◯本も抜けたよ!」

と、文字通り「歯抜け」の口をイーっと見せてくれるお友だち。

「格好いいね」「よかったね」「痛くなかったの?」と声をかけると、どの子もとっても嬉しそうです。思い返せば私も、歯が抜けたことに対して「オトナだ」と感じて喜んでいるような子どもだったなあとしみじみ。

しかし我が家の長男は違いました。歯が抜けたお友だちの口の中を見て「怖い!」と後ずさり…。

「Aくん(長男)の歯も、グラグラしてきて抜けて、大人の歯が生えてくるんだよ」と説明すると、
「嫌だーーー!!ぜったい嫌だ!!Aくんの歯は抜けないよ!」と大絶叫。

障害特性のある長男ですが、それを抜きにしても、「歯が抜ける」ことに怖い気持ちを抱くことはまあ不思議ではないかなとは思います。そうは言ってもいつかは生え変わる歯。

体の大きい長男のことですから、いつその日がやってきてもおかしくないはずです。彼にはそのことが受け入れられるのだろうか。「嫌だ!」と叫ぶ長男を見て不安がよぎります。

そうは言っても、抜けないこの歯はこのままで大丈夫?

長男と私の不安が伝わったのか、歯は抜けるどころかグラグラする気配すらありません。

クラスでは早生まれのお友だちも次々と歯が抜けて大人の歯に生え変わっているというのに…。

身長も高く、顎も大きくなってきた長男の口の中にはアンバランスな乳歯たちが、お隣さんとは距離を保って生えています。抜けるときは大変だと一時はかまえていたものの、さすがにそろそろ生え変わらなくて大丈夫かしら?すこし心配になってきていました。

そしてやってきたXデー

そして気づけば長男も小学1年生。いよいよその日がやってきたのです!

下の前歯がグラグラし始めました。それに気づいた長男は怖がって歯を見せようともしてくれませんし、自分で触ることもしません。

しかし日に日に揺れが大きくなる乳歯、もう今にも抜けそうです。

ある日下校時のスクールバスで、運転手さんが
「Aくん、歯が抜けそうだって担任の先生が言ってたよ」と声をかけてくださいました。
そしてその日の連絡帳にも「歯が抜けそうでイライラしています」と。

たくさんの人に見守られながら、乳歯はグラグラを続けています。

そして、ついに息子の乳歯は、

そしてその日の夜、

「ママー、歯が抜けたーーー」

意外や意外、「牛乳ちょうだい」くらいの普通のテンションで教えてくれました。

私「えっ?見せて!痛かった?」
長男「いたくなかった」
私「すごいねえ!格好いいね!」
長男「A君のね、歯がぬけた。いたくなかった。」

あれだけ怖がっていた長男はとっても自信に満ち溢れた顔をしていました。

乳歯が長男の成長を待ってくれたのかも

その日は眠りにつくまでに100回くらい

「A君のね、歯がね、抜けた。いたくなかった」

と教えてくれました。
そして翌日はスクールバスの運転手さんにも歯がぬけた口を見せて喜んでもらい、担任の先生にも「いたくなかった」と嬉しそうに言っていたようです。

あれだけ怖がっていた歯の生え変わり、いざ抜けてみれば拍子抜けだったようではありますが、1年前ではなく今この時期に抜けてくれたことは彼の精神的なダメージを最小限にできたように思いました。

そんなことを考えると、もしかしたら息子の心の準備が整うまで、乳歯は抜けるのを待っていてくれたのかな?とも思ってしまいます。

子どもの乗り越える力を信じたい

親が知らないうちにどんどん心の成長を遂げていく子ども。ついつい親は先回りしがちですが、子どもの乗り越える力を信じることは大切だなと、日々感じます。

ただ、歯がぬけた翌日の連絡帳には

「実はA君、昨日は抜けそうな歯に絆創膏を貼ろうとしていたんですよ」

と書いてあったのを見て「まだまだ子どもだな」と、ゆっくり成長する子どもを心から愛おしく感じるのでした。
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