多動と癇癪で外食なんてムリ!あきらめず続けた練習の成果が実を結んで…!
ライター:ぽんぽん
ほんの1~2年前までは、長男を連れての外食は本当に大変でした。じっとしていない上に食べ物にも店内でできる遊びにも興味なかったからです。夫が一緒じゃないと無理、食事はかっ込む…子連れでも楽しそうにお茶している人がうらやましくてたまりませんでした。
そんなとき、どうしても私一人で子連れ旅をする必要ができて、外食練習を開始することに…
ゆっくり外食するなんて夢のまた夢。”メニューは即決、一気にかっ込む”のがいつもの光景だった
長男連れの日は外食はなるべく避けていたものの、帰宅が遅れて仕方なく外食となってしまうことがありました。でも、外食では15分と座っていられません。長男自身、あまり食に興味がなく、好きな食べ物を食べ終わると速攻で帰ろうとします。
絵本もダメ、お絵描きもダメ、手遊びもダメ…店内でできる遊びで注意を引いても長続きしません。
外食ではメニューをゆっくり選ぶ暇もなく即決で注文し、食事が出てくるまでの間なんとか注意を引いて席にとどめておき、食事が来たら一気にかっ込む。
わが家の場合、毎回そんな感じでした。
外食を楽しむなんて夢のまた夢。
平日の午前中に私と子どもだけで買い物に行き、長男のわがままで買い物が伸び伸びになって、お昼ごはんの時間になったとしても
絵本もダメ、お絵描きもダメ、手遊びもダメ…店内でできる遊びで注意を引いても長続きしません。
外食ではメニューをゆっくり選ぶ暇もなく即決で注文し、食事が出てくるまでの間なんとか注意を引いて席にとどめておき、食事が来たら一気にかっ込む。
わが家の場合、毎回そんな感じでした。
外食を楽しむなんて夢のまた夢。
平日の午前中に私と子どもだけで買い物に行き、長男のわがままで買い物が伸び伸びになって、お昼ごはんの時間になったとしても
お腹を空かせて機嫌が悪くなっていてもお店で食事なんて無理。機嫌が悪いときは、席で癇癪を起こし面倒なことになるからです。
お弁当を買って家で食べたり、家まで我慢できないときは、ほかの人の迷惑にならないようにと車の中で食べることもありました。
お弁当を買って家で食べたり、家まで我慢できないときは、ほかの人の迷惑にならないようにと車の中で食べることもありました。
子ども連れでも、友人とゆっくりお茶しながらお話できている人たちを見るとうらやましくて仕方ありませんでした。
私は友人に誘われても、子どもを夫に預けてじゃないと食事に行くことができなかったからです。
私は友人に誘われても、子どもを夫に預けてじゃないと食事に行くことができなかったからです。
緊急事態発生!夫ナシで子連れの旅の必要が。外食練習を開始
そんなとき、大切な用事のために、私一人で3才になったばかりの長男と、1才になったばかりの次男を連れて飛行機で移動することになったのです。
長時間の移動となると、外食は必須です。飛行機で行くので、車の中で食事することもできません。
これはどこかで食事をとる練習をしなければ…と思い、外食の練習をし始めました。
長時間の移動となると、外食は必須です。飛行機で行くので、車の中で食事することもできません。
これはどこかで食事をとる練習をしなければ…と思い、外食の練習をし始めました。
必ず食いつくフライドポテトを武器に、どれだけ座っていられるのか、私一人で対応できるかをフードコートで試しました。
機嫌が悪くなったらすぐにでも席を後にできるフードコートは、子連れ外食に慣れていない私の強い味方です。
結果。機嫌が悪くなることも、他に興味が移ることもなく最後までポテトを食べきった長男。
ポテトだけで食事終了となったものの、栄養云々よりも全員がお腹を満たせればそれでいいことにしました。
機嫌が悪くなったらすぐにでも席を後にできるフードコートは、子連れ外食に慣れていない私の強い味方です。
結果。機嫌が悪くなることも、他に興味が移ることもなく最後までポテトを食べきった長男。
ポテトだけで食事終了となったものの、栄養云々よりも全員がお腹を満たせればそれでいいことにしました。
席に座らせておくためには好物の置いてあるお店へ入ること。
フライドポテトで大人しく座る長男を見てそう気づいたので、次は大好きなラーメンがメニューにあるファミレスに入りました。
レストランはフードコートのようにひらけていないので、機嫌が悪くなったら会計を経て外に出ないといけない分ハードルが上がるのですが、ドリンクバーがあるので、立ち歩いている人が多く、子どもも多いのでフードコートの次に入りやすかったからです。
フライドポテトで大人しく座る長男を見てそう気づいたので、次は大好きなラーメンがメニューにあるファミレスに入りました。
レストランはフードコートのようにひらけていないので、機嫌が悪くなったら会計を経て外に出ないといけない分ハードルが上がるのですが、ドリンクバーがあるので、立ち歩いている人が多く、子どもも多いのでフードコートの次に入りやすかったからです。
スムーズにはいかない外食練習。でも、少しずつ…
徐々に外で食べることに慣れていったはずなのですが
もっと遊びたい・ご飯を食べたい気分じゃない・本当に食べたいのはこれじゃない・あまりお腹が空いていない・眠い・など不機嫌になる要素が1つでもあると最後まで座っていられず、
癇癪が始まって、店に入ったもののすぐに出ることになったり、数口しか食べられずにお店を後にすることもありました。
癇癪が始まって、店に入ったもののすぐに出ることになったり、数口しか食べられずにお店を後にすることもありました。
それでも何度も外食を続けていくうちに、確実に座っていられる時間が長くなってきました。
4才になった現在では、自分が食べ終わってからも座っていられることが多くなりました。
それはきっと、療育や幼稚園で「座ることに慣れた」「まわりを見る習慣がついた」ことの影響もあると思います。
それはきっと、療育や幼稚園で「座ることに慣れた」「まわりを見る習慣がついた」ことの影響もあると思います。
2才〜3才頃は全く食いつかなかったシールブックやお絵描き帳も、幼稚園などで工作をする時間が増えたためか自然とやりたがるようになり、時間かせぎができるようになりました。