自閉症のこだわり炸裂で遅刻寸前…朝のピンチ、次男があっさり解決!
ライター:シュウママ
わが家の長男は特別支援学校にバスで通っているので、毎朝私がバス停まで送っていきます。ところが最近、長男のあるこだわりから、バス停に着く時間が発車時刻ギリギリになってしまっていました。どうしたものかと夫婦で頭を悩ませているとき、意外にも次男が解決法を見つけてくれたのです。
長男は朝の子ども番組が大好き!でも困ったことが…
自閉症の長男は朝が苦手です。
イライラしてごはんをわざとこぼしたりするのでほとほと困り果てていたのですが、最近そんな長男に変化が現れはじめました。
朝食中にたまたま観たNHKの朝の子ども向け番組がきっかけでした。長男は8時から始まるこの番組を楽しみにして毎朝すっきりと目覚めるようになったのです。
イライラしてごはんをわざとこぼしたりするのでほとほと困り果てていたのですが、最近そんな長男に変化が現れはじめました。
朝食中にたまたま観たNHKの朝の子ども向け番組がきっかけでした。長男は8時から始まるこの番組を楽しみにして毎朝すっきりと目覚めるようになったのです。
歌をうたったりクイズをしたり…長男はご機嫌です。ごはんもパクパク食べています。
なあんだ、こんな簡単な解決方法があったのかと安堵しました。そうこうするうち番組は終わりに近づきました。見るとテレビに表示された時間は8時20分!早めにバス停に着くためにはもう家を出発しないといけません。私は長男に声をかけました。
なあんだ、こんな簡単な解決方法があったのかと安堵しました。そうこうするうち番組は終わりに近づきました。見るとテレビに表示された時間は8時20分!早めにバス停に着くためにはもう家を出発しないといけません。私は長男に声をかけました。
「テレビを消すよ」そういうと長男はパニックを起こしました
番組は8時25分まで。まだ途中なのですが、私はテレビの電源を切ろうとしました。
その瞬間、長男は私からリモコンを奪い取って怒りはじめました。「ダメだよ。もうお家出る時間です」毅然と言ってみたのですが長男は「イヤ~」と泣き始め、てこでも動こうとしません。
その瞬間、長男は私からリモコンを奪い取って怒りはじめました。「ダメだよ。もうお家出る時間です」毅然と言ってみたのですが長男は「イヤ~」と泣き始め、てこでも動こうとしません。
結局テレビ画面の下に「終」という文字を確認した瞬間「おわり!」と自ら叫んですくっと立ち上がり、通学リュックを背負って玄関へと駆け出して行きました。
そのまま私は、大急ぎで自転車をこいでバス停に向かったのですが着いた時間は発車時刻ちょうど。バスも同時に到着したので長男を自転車から降ろしたりするのに手間取って待たせてしまうことになってしまいました。
そのまま私は、大急ぎで自転車をこいでバス停に向かったのですが着いた時間は発車時刻ちょうど。バスも同時に到着したので長男を自転車から降ろしたりするのに手間取って待たせてしまうことになってしまいました。
夫婦の会話を聞いていた次男が提案してくれたのは
その後も長男は「終」という文字を確認しないと動こうとしない日々が続きました。学校からの通達では、予定時間の5分前にはバス停に着いているようにと指示されています。バスの後続の車にも迷惑がかかってしまうからです。
このままではいつか遅刻する・・どうしたものかー私は夫に相談しました。すると夫から出た答えは「子ども番組を見せなきゃいいんじゃない?」でした。…まあそれができれば苦労はないんですがね。
長男は朝、番組があることを知っているので、別のチャンネルに合わせるあるいは電源をオフにしてしまうと大きなパニックを起こすことは明白なのです。
大人同士うーんうーんと唸っているとき双子の次男が「ちょっといいかな」と会話に割って入ってきました。
このままではいつか遅刻する・・どうしたものかー私は夫に相談しました。すると夫から出た答えは「子ども番組を見せなきゃいいんじゃない?」でした。…まあそれができれば苦労はないんですがね。
長男は朝、番組があることを知っているので、別のチャンネルに合わせるあるいは電源をオフにしてしまうと大きなパニックを起こすことは明白なのです。
大人同士うーんうーんと唸っているとき双子の次男が「ちょっといいかな」と会話に割って入ってきました。
「5分早く家を出ればいいだけだよね。なら、あらかじめ、今日の分をビデオに録画しておくんだよ。そして明日になったらさ~」
そっ…そうかそうだよね。言われてみてなるほど!と思いました。
夫の顔を見るとちょっと顔が赤らめながら「俺もそう言おうと思っていたんだよ!」と気づいていたけどあえて言わなかったんだよ、という大人の威厳をちらつかせようと必死になっていました。ちょっと恥ずかしい…。
夫の顔を見るとちょっと顔が赤らめながら「俺もそう言おうと思っていたんだよ!」と気づいていたけどあえて言わなかったんだよ、という大人の威厳をちらつかせようと必死になっていました。ちょっと恥ずかしい…。