「落ちるところまで落ちてみる」!留年の危機までとことん勉強しない、私と弟の実験

ライター:凸庵(とつあん)
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先日弟から、自分もADHDという診断を受けたという連絡を受けました。思い当たるエピソードはたくさんあったので特に驚きはなかったのですが、学生時代に私も弟も同じようなことをやっていたなとふと思い出しました。

それは、親には「なぜそんなことを!?」とあきれられる「とことん勉強しない」というチャレンジでした…。

中学校まではほぼ自習ゼロ。高専でも通用する?

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私には最近ADHDと診断された3歳年の離れた弟がいます。弟は、「やる気スイッチ」がどこにあるのかまったく分からないタイプで、周りの人が何を言っても自分がやりたいことだけをやり続ける子どもでした。中学3年生になっても真面目に勉強しないので、両親は相当心配していたようで、私もよく相談されていました。

私も弟も小・中学校では授業を真面目に受けるくらいでそれほど力を入れて勉強していたわけではありませんでした。さすがに受験直前には家でも勉強していましたが、そのとき以外は家で勉強した記憶がありません。

同じ地元の高専(工業高等専門学校)に進学したのですが、そのとき二人とも「中学校までのやり方で、高専でもやっていけるのかな?」と考えたのです…。

当時の私は入学した年代は違うのに同じことを考えるなんて面白いなあと思っていましたが、両親はかなりヒヤヒヤしていたようで、お願いだからやめてくれなんて言われていました。

そうだ!入学1年目は自習なしで過ごしてみよう!

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というわけで、ふたりとも入学してすぐの1年目を、自習することなく、ほぼ授業を受けるだけでどこまでやれるのか試してみることにしました。

いま考えても無謀な挑戦です。でも当時はそうしないと自分で勉強する必要性を体感できないと思ってやっていました。おそらく弟も似たようなことを考えたのではないかと思います。

それでは、それぞれどういう結果になったのでしょう。

自習なしチャレンジ!私の場合

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私の学科は情報系で、私自身それを勉強するために学校に入りました。そのおかげもあってか、専門教科の情報系の教科は授業と関係なく勉強していました。それ以外の教科は基本的に授業を受けるだけで、試験前も特に勉強などしていませんでした。

高専なのでロボコンをやる部活もあったのですが、みんなで同じことをしなければいけないことから部活自体があまり好きではなかったので、特に部活には所属しませんでした。その時間を使ってプログラミングの勉強をしたいと思っていましたし、実際にやっていました。

チャレンジの結果順位は…クラスで下から2番目!留年の危機に

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その結果は…クラスで下から2番目。赤点の教科もいくつかあって危うく留年してしまうところでした…。

学校から届いた結果を見せながら両親に「自習しないでどこまでいけるか試してみた結果なんだ」と話したところ、母親には「お願いだからやめてくれ!」と悲愴な顔で懇願されてしまい、父親には「そんな馬鹿なことをやってないでちゃんと勉強しろ」とあきれられました。その年の冬休みは申し訳なさでいっぱいだったのでとても家に居づらかったことをいまでも覚えています。

自分自身もっとやれると思っていたのですが、いままで通りのやり方ではまったく通用しないことが分かったので、翌年から試験勉強をしっかりやるようにしていきました。このころ周りの友人と一緒に授業をさぼったりしていることもあったのですが、それもやめなきゃ"自分はこの先ダメになる"と考えていました。

その後ちゃんと勉強するように…卒業するころには、クラス上位の順位に

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結局卒業するまでずっと1時間目の遅刻の常習犯ではありましたが、真面目に勉強するようにしたところ、徐々に順位が上がっていき、卒業するころにはクラスで一桁の順位に入っていました。

1年目に無茶をやって危機感をもって生活していたことや、「過去問を仕入れてくる代わりに勉強を手伝ってほしい!」とお願いしてくる友人をもてたことが大きな要因だったのだと思っています。自分も勉強しておかないと友人の点数が上がらないので、自分一人でやるよりも本気で勉強することができていたからです。

いつもは気の向くままにプログラミングの勉強をして、試験が近づいてくると試験対策の勉強をする。そんな生活を続けていたらいつの間にか順位が上がっていき、最終的には自分なりに満足できる成果を挙げることができました。
次ページ「自習なしチャレンジ!弟の場合」

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