授業中は廊下でゴロン!世の中ルールが通用しないADHD息子は、「期待しない育児」で攻略!?
ライター:かなしろにゃんこ。
小学生時代の息子リュウ太は、授業中にフラフラ~と抜け出しては、廊下でゴロン。ADHDと広汎性発達障害がある息子の自由奔放ぶりが、母は恥ずかしくてツラかった(涙)
自由すぎて、自由星からやってきたのでは?と思うほど。発達障害がある子の育児は一筋縄ではいきません。なにがこだわり?なにができない?育ててみないとわからないことばかり。できること・できないことのギャップの大きさも、理解を難しくさせていました。
そんな私が行きついたのが、イイ意味で「期待しない育児」でした。
こんな丁寧な育児なんてできない!専門書を読んではブルっていた、息子の小学生時代
息子リュウ太が発達障害の診断を受けたのは小学校4年生のときでした。
その頃の私は、発達障害とはなんなのか?どうやって向き合っていいのか?知識不足もあり、息子への接し方が分からず苦しかったのでした。
ADHDの特性はなんとなくわかったものの、広汎性発達障害(息子の場合、自閉症スペクトラムの特性)がイマイチ謎で。独特の自分ルールや、え?そんな風にとらえちゃう?という変わった解釈をする傾向にあるところなど、理解できないことばかり(泣)
専門書を読んでは不安になるばかりの毎日。本に書いてある「困り感がある子にはこうしてあげましょう」の言葉に、「こんな丁寧な育児ができるかな?」「すごい手がかかるんだ大変そう」とブルってしまい怖気ずくばかりでした。
その頃の私は、発達障害とはなんなのか?どうやって向き合っていいのか?知識不足もあり、息子への接し方が分からず苦しかったのでした。
ADHDの特性はなんとなくわかったものの、広汎性発達障害(息子の場合、自閉症スペクトラムの特性)がイマイチ謎で。独特の自分ルールや、え?そんな風にとらえちゃう?という変わった解釈をする傾向にあるところなど、理解できないことばかり(泣)
専門書を読んでは不安になるばかりの毎日。本に書いてある「困り感がある子にはこうしてあげましょう」の言葉に、「こんな丁寧な育児ができるかな?」「すごい手がかかるんだ大変そう」とブルってしまい怖気ずくばかりでした。
「授業中は廊下で寝ながら過ごしている」担任の言葉に気分はズドーン
発達障害がある子を育てるときって…
■障害理解しなくちゃいけない
■怒りすぎず、のびのび育てなくちゃいけない
■周りの人の目に脅えなきゃいけない
と、心をすり減らす毎日なのです。
なかでも私が困っていたのが、「息子が授業中に廊下で寝そべる」ことでした。理解したいけどできない、のびのびホメる育児をしたいのに怒りたくなる、周りの目が気になるの三重苦です。
先生から、「教室にいたくない時は廊下で寝ながら過ごしてますよ。廊下から黒板を眺めることもありますよ」と聞かされる度に、気分はズドーン。
恥ずかしいし、いたたまれなくなって、「そんなことをしたら周りから変な目で見られるよ!」「廊下で寝るのはやめて!」と息子にお願いしても、「廊下の床が好きなんだよね、周りのことは気にしない」と言うばかり…。
■障害理解しなくちゃいけない
■怒りすぎず、のびのび育てなくちゃいけない
■周りの人の目に脅えなきゃいけない
と、心をすり減らす毎日なのです。
なかでも私が困っていたのが、「息子が授業中に廊下で寝そべる」ことでした。理解したいけどできない、のびのびホメる育児をしたいのに怒りたくなる、周りの目が気になるの三重苦です。
先生から、「教室にいたくない時は廊下で寝ながら過ごしてますよ。廊下から黒板を眺めることもありますよ」と聞かされる度に、気分はズドーン。
恥ずかしいし、いたたまれなくなって、「そんなことをしたら周りから変な目で見られるよ!」「廊下で寝るのはやめて!」と息子にお願いしても、「廊下の床が好きなんだよね、周りのことは気にしない」と言うばかり…。
世間のルールを基準に考えてたら、スレ違うばかり
とにかく息子は、集団生活のルールから外れたことに注意を受けても「僕の行動があなたの人生を大きく変えるほどの何か悪いことをしましたか?」的な受け答えをして反省もしません。
息子に言わせれば「やりたいことをやりたいときにやりたいし、やりたくないことをさせられると気分が落ち込む」んだそうです。先人が勝手に考えたルールなんかクソくらえな自由な子です。恥ずかしいとか、空気を読むとかは息子の辞書にはありません。
世間のルールや常識を知っていて当然だと思っているから、話のすれ違いが起こったり、息子が逆ギレしてしまったりする。どれもこれも、息子が世間のルールの意味や必要性を分かっていなかったことで発生するのだとようやく気づきました。
たくさん迷ったり考えたりした中で行きついた答えは、「この子は不思議な子、自由な星から来た宇宙人」だと思っておこう、ということでした。世間のルールも何も知らない自由星人なんだから私も丁寧に教える必要があるんだということ。診断を受けてしばらくたち、私も肝が据わってきました。
息子に言わせれば「やりたいことをやりたいときにやりたいし、やりたくないことをさせられると気分が落ち込む」んだそうです。先人が勝手に考えたルールなんかクソくらえな自由な子です。恥ずかしいとか、空気を読むとかは息子の辞書にはありません。
世間のルールや常識を知っていて当然だと思っているから、話のすれ違いが起こったり、息子が逆ギレしてしまったりする。どれもこれも、息子が世間のルールの意味や必要性を分かっていなかったことで発生するのだとようやく気づきました。
たくさん迷ったり考えたりした中で行きついた答えは、「この子は不思議な子、自由な星から来た宇宙人」だと思っておこう、ということでした。世間のルールも何も知らない自由星人なんだから私も丁寧に教える必要があるんだということ。診断を受けてしばらくたち、私も肝が据わってきました。