何かあったらお母さんが助ける
そこで臨床心理士の先生に指導されたとおり無理に登校班で行かせることをやめ、私が一緒に学校まで行くことにしました。
そして、「途中でお腹が痛くなったら、ちゃんとお母さんが助ける。だから、朝トイレにこもるのをちょっとやめてみよう」と提案してみました。さらに私は息子に具体的な提案をしました。「お母さんと二人なんだから、お腹が痛くなったら一緒に学校まで走ればいい。家が近かったら一緒に家に戻ろう。その後は車で送ってあげる。そうすれば時間通りに到着できるでしょう」
もしものときはどうするのか、というところまで見通しを立てて、私は息子と一緒に学校まで行きました。最初は「不安。不安。お腹痛くなるかも」と言っていた息子でしたが、そのたびに私は「大丈夫。お母さんが助ける」と言い続けました。
その結果、息子はいつの間にかお喋りに夢中になっていました。校門まで送ったところで、「よし!大丈夫だったね!」と声をかけると、「あ、ほんとだ。大丈夫だった」と本人も驚いていました。これまで登校中はずっと腹痛のことしか考えていられなかったのでしょう。
この一件をきっかけに、私は改めてどんなことでも「成功体験」「自信をつけること」という目的を忘れてしまってはいけないのだな、と肝に銘じたのでした。
そして、「途中でお腹が痛くなったら、ちゃんとお母さんが助ける。だから、朝トイレにこもるのをちょっとやめてみよう」と提案してみました。さらに私は息子に具体的な提案をしました。「お母さんと二人なんだから、お腹が痛くなったら一緒に学校まで走ればいい。家が近かったら一緒に家に戻ろう。その後は車で送ってあげる。そうすれば時間通りに到着できるでしょう」
もしものときはどうするのか、というところまで見通しを立てて、私は息子と一緒に学校まで行きました。最初は「不安。不安。お腹痛くなるかも」と言っていた息子でしたが、そのたびに私は「大丈夫。お母さんが助ける」と言い続けました。
その結果、息子はいつの間にかお喋りに夢中になっていました。校門まで送ったところで、「よし!大丈夫だったね!」と声をかけると、「あ、ほんとだ。大丈夫だった」と本人も驚いていました。これまで登校中はずっと腹痛のことしか考えていられなかったのでしょう。
この一件をきっかけに、私は改めてどんなことでも「成功体験」「自信をつけること」という目的を忘れてしまってはいけないのだな、と肝に銘じたのでした。
パニック障害と必死に向き合った私に一筋の光が。回復のために一番大切なことを教えてくれたのは…
×がついた問題は見たくもない!完璧主義の足枷を外すために母が示した3つのステップ
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