会話ができるようになってきた娘、「痛い」と教えてくれるように
そんな娘も、4歳…5歳…と少しずつ会話が出来るようになり、少しずつ体調が悪い時には伝えられるようになっていきました。
しかし、抽象的な表現が苦手な娘は、「どんなふうに痛いのか」と聞かれると、一瞬で固まってしまっていました。それでも、昔に比べたら私の負担は減っていたので、当時はこれでいいと思っていました。
小学生になった頃、歯医者さんの問診で
そして、7歳になった頃…娘は歯茎が腫れ、私に痛みを訴えてきました。そこで歯科に行くことにしました。
歯科医に症状を聞かれ、私が説明しようとすると…
娘は、私が話し出す前に、一生懸命歯科の先生に症状を伝え始めたのです。それは、小学2年生にしては幼い口調でしたが、自分なりの言い方で、持てる語彙を駆使して説明していました。歯科の先生はその説明をゆっくり聞いてくれ、娘を褒めてくれました。
私はその姿を見て、驚きました。
私はその姿を見て、驚きました。
思いがけない娘の成長に気づいた
私が思っていた以上に、自分で伝えようとする力を身につけていた娘。その成長をとても嬉しく感じました。
会話やコミュニケーションは、私たち家族だけで全て教えることはできません。学校や習い事…私たちの知らないところでいろんな人と関わってきた娘は、私たちの知らない間に、私たちの知らない成長をしていました。1年後は?2年後は?…そう考えると、さらに娘の成長が楽しみになりました。
会話やコミュニケーションは、私たち家族だけで全て教えることはできません。学校や習い事…私たちの知らないところでいろんな人と関わってきた娘は、私たちの知らない間に、私たちの知らない成長をしていました。1年後は?2年後は?…そう考えると、さらに娘の成長が楽しみになりました。
「この後、熱が出る…!」自閉症の長男にだけ働く母の「体調センサー」がとらえた異変
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