小児科医が教える、頑張らずに”かわす”イヤイヤ期対策~ハーブの活用法~

2019/06/11 更新
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「魔のイヤイヤ期」と呼ばれる1歳半~3歳頃。ちびっこギャングに振り回されるママやパパにとっては頭の痛い時期ですよね。小児科専門医の橋口玲子先生に教わるのは、そんなイヤイヤ期のストレスをかわして、この時期の子どもの面白さを見逃さないように、心の余裕をもつための技。今すぐ実践できるハーブやアロマを活用した対処法を中心に、お伝えします。

発達ナビ編集部
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毎日の暮らしに取り入れたい、ハーブの効能や活用法についての連載がスタート

「ストレスが溜まった時に、リラックスできる方法ってないかな」
「毎日が忙しくて疲労がたまり、私含めて体調を崩しがちで」
そんな読者さんの悩みに、少しでも役立つことができればと、今回、1年を通してタイアップ連載を行うのは、ハーブ・生薬を活用した未病(疲れやストレス、冷えなど)ケアの啓発に取り組んでいる「養命酒製造」です。

「養命酒製造」は、14種類もの薬用ハーブを漬け込んだ「薬用養命酒」を400年以上にわたり造り続けているハーブのプロ。そんな「養命酒製造」の方々と、ハーブの効能や活用法を少し知って、簡単に気持ちよく暮らしに役立てられる方法を全4回でお届けします。

第1回は、ストレスをかわしてイヤイヤ期の育児を楽しむためのハーブ活用法を教わります。
お話を伺うのは、神奈川県にある緑蔭診療所の橋口玲子先生。養命酒製造の未病ケア記事の監修もされています。
教えてくれたのは、橋口玲子先生
神奈川県にある緑蔭診療所で現代医学と漢方を併用した診療を行っている。循環器専門医、小児科専門医、認定内科医、医学博士。高血圧、脂質異常症、糖尿病、アレルギー性疾患、およびメンタル不調などの診療のほか、ハーブ療法やアロマセラピーを用いたセルフケアの講演、執筆活動も行っている。『医師が教えるアロマ&ハーブセラピー』(マイナビ)、『専門医が教える体にやさしいハーブ生活』(幻冬舎)などの著書、監修書がある。

参考:養命酒製造株式会社 楽しむ・学ぶ

出典:https://www.yomeishu.co.jp/health/

イヤイヤ期の育児に煮詰まってしまわないために、気分転換の技を持とう

「魔のイヤイヤ期」と呼ばれる1歳半~3歳頃。ちびっこギャングに振り回されるママやパパにとっては頭の痛い時期ですよね。

橋口先生:まじめで一生懸命なママやパパほど悩んだり、怒ってばかりの自分が嫌になる。みんなもっと頑張っている、もっとちゃんとやっていると思い込んで自分を追いつめがちです。でも実はみんな大変で疲れている。煮詰まらないためには「頑張る」のではなく、気分転換で「かわす」ことです。

まだ言葉が不自由な年齢には、五感に働きかけるのが一番。香りをかげば「イヤイヤしたい気分」から抜け出せる可能性が高いので、試してみて。
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診療中、子どもが落ち着かないときに、室内にふわっとハーブの香りを漂わせると気持ちが切り替わって落ち着く、ということがあります。 ※顔に向けてスプレーしないこと。
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よい香りは一瞬で脳に作用し、リフレッシュやリラックス反応を引き出す

かわす技の一つとして、アロマやハーブが活用できるそうです。その理由は「脳に直接作用するから」。どのような仕組みなのでしょうか。

香りの情報は、感情や記憶を司る大脳辺縁系と呼ばれる部分にダイレクトに、一瞬で伝わります(下図参照)。香りの情報はさらに視床下部に伝わり、自律神経系、ホルモン系、免疫系にも影響を与えます。
香り分子のキャッチから情報伝達までは、ほんの一瞬。何かの香りを嗅いでほっとしたり、思い出がよみがえったりするのは、このメカニズムによるものだそうです。
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出典:「医師が教える病気になりにくい体のつくり方 未病セルフケアブック(養命酒製造株式会社)」
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橋口先生:ダイレクトに脳へ作用する香りの効果は、子どもはもちろん、ママやパパへのリラックスやリフレッシュ効果も期待できます。

精油を何種類も準備するのは大変なので、はじめは、小さい子どものリラックスに向くスイートオレンジや、爽やかな香りのティートリーユーカリを試してみてはいかがでしょう。抗ウイルス、抗菌作用も期待できますよ。

水をはったお皿に精油を1〜2滴垂らすだけでも十分に香りますし、外出時なら脱脂綿に精油を1滴染み込ませて小瓶に入れておき、いざという時に開けて嗅がせるだけでOKです。
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※子どもが間違えて飲まないように器や置き場所に注意。
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ペアレント・トレーニングを知ると楽になる

駄々を叱りつける、できたことをほめ忘れる…そんな親自身の行動が、イヤイヤ期のストレスを助長することも…。そんなとき、ママやパパが、ちびっこギャングとの接し方を意識してコントロールすることで、この時期の子どもとも楽しく付き合うことができると橋口先生は言います。
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橋口先生:ペアレント・トレーニングはアメリカ発の考え方です。特に①と②はまとめて「1秒3秒ルール」と覚えましょう。
ちょっとしたことでも「すごいね」と、すかさずほめること。逆に友達を叩くなどの減らしたい行動は、感情的にならないよう3秒待って行動自体を注意します。

子どもは親を見習うもの。ママやパパが日頃から感謝やねぎらいを伝え合う姿を意識的に見せると、否定的な感情表現が子どもからも少なくなりますし、子育てのストレス緩和にもなります。

人生で一番風邪をひくイヤイヤ期におすすめのハーブ活用術

イヤイヤ期は「人生で一番風邪をひく時期」。看病の回数が多いのも、ママ・パパのストレスの一因です。風邪の9割はウイルス性なので、ひいてしまったら、安静・保温・水分補給・加湿をするのが基本。熱があっても遊びに行きたいのが子どもですが、自宅で静かに過ごす練習をするのも大切です。

橋口先生:ドイツでは、風邪をひくと家庭医や薬局からジャーマン・カモミールが処方されます。ジャーマン・カモミールにはウイルスを抑制する、体を温める、発汗させて熱の上昇を防ぐ、のどの痛みを和らげる、筋肉を緩める(風邪のひきはじめに気管支が刺激されて起きる痙攣性のコンコン咳を緩和)、胃粘膜の保護、気持ちをリラックスさせるなど風邪の諸症状に有効な成分がたくさん含まれています。

飲みやすい風味なので、ハーブティーにして、風邪をひいたときには1日4〜5杯、予防のためなら1日1杯飲んでみてください。
湯気の中にも成分が揮発しているので、温かいうちに飲んでくださいね。安全性が高いので、お子さんも妊婦さんも大丈夫ですよ。
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ジャーマン・カモミールの味が苦手な場合は、エルダーフラワーにも抗ウイルス、抗炎症、発汗解熱効果が期待できるそうです。どちらも牛乳で煮出してミルクティーにしても美味しく、子どもにも飲みやすい優しい風味です。
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家庭内での風邪のうつし合い防止にハーブが活躍!

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イヤイヤ期を乗り越える秘訣は、頑張るのではなく”かわす”技をもつこと。ハーブの香りの活用も、まずは、ティートリーやジャーマン・カモミールの活用術から、気になったものを1つ試してみてはどうでしょう。心強い味方にできるかもしれません。

参照:ハーブとアロマの力で風邪対策♪症状緩和と予防に役立つケア方法6選

出典:https://www.yomeishu.co.jp/health/3614/
養命酒製造のFacebookページ「ハーブのつぼ by Yomeishu」では、季節のハーブ・薬膳レシピや、未病セルフケアを週に1度お届けしています!
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次回記事は、2019年9月頃公開予定!ママパパの疲れに寄り添う記事を準備しています。お楽しみに!
※本記事内の情報は、「医師が教える病気になりにくい体のつくり方 未病セルフケアブック(養命酒製造株式会社)」と「ハーブのつぼby Yomeishu」より参照しています。
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※こちらの記事は、ハーブの品質や安全性について保証するものではなく、自己責任でのご使用をお願いいたします。
※妊娠中、授乳中の方や小さなお子さんがいらっしゃる方は特に、ハーブ購入の際には店員さんに正しい使い方を聞いて、但し書きをよく読んでからお飲みください。
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