【発達凸凹キッズあるある】意を決して受けた「3歳児健診」で大暴れ!診察不可の意見書を手に、役所に駆け込んで…
ライター:発達ナビ【編集部Eye】
Upload By 発達ナビ【編集部Eye】
発達が気になるお子さんとの毎日は、楽しいこと、うれしいこと、そしてちょっと大変なこと…いろんな出来事があり、ママパパの心も膨らんだり、ときにはしぼんでしまったりすることもあるのではないでしょうか。編集部は、2019年3月に開催した「子育てフェスタ2019」の会場で、「発達凸凹キッズあるある募集」と題し、エピソードの募集をさせていただきました。そこで集まったエピソードを発達ナビの連載ライター陣によってコミックエッセイ化。
今回は「受給者証申請のための通院」にまつわるエピソードをご紹介します。
子育てフェスタで募集した「子育てあるある」エピソード
発達が気になるお子さんとの毎日は、楽しいこと、うれしいこと、そしてちょっと大変なこと…いろんな出来事があり、ママパパの心も膨らんだり、ときにはしぼんでしまったりすることもあるのではないでしょうか。
それぞれのご家庭でのエピソードを集めたら、きっと「わが家と同じ!」「懐かしいなぁ」「なんだか自分のことみたいにうれしい」と共感いっぱいで読んでいただけるのではないか…?
そこで編集部は、2019年3月に開催した「子育てフェスタ2019」の会場で、「発達凸凹キッズあるある募集」と題し、エピソードの募集をさせていただきました。そこで集まったエピソードからいくつかを厳選し発達ナビの連載ライター陣によってコミックエッセイ化したものを、2回に分けてご紹介します。
それぞれのご家庭でのエピソードを集めたら、きっと「わが家と同じ!」「懐かしいなぁ」「なんだか自分のことみたいにうれしい」と共感いっぱいで読んでいただけるのではないか…?
そこで編集部は、2019年3月に開催した「子育てフェスタ2019」の会場で、「発達凸凹キッズあるある募集」と題し、エピソードの募集をさせていただきました。そこで集まったエピソードからいくつかを厳選し発達ナビの連載ライター陣によってコミックエッセイ化したものを、2回に分けてご紹介します。
発達が気になる子の「学齢期の悩みへのヒント」がいっぱいの一日に!子育てフェスタ2019開催
3歳児健診がこわい…先延ばしにしていた日々
発達が気になる息子は、ASD(自閉症スペクトラム)とADHD(注意欠如・多動症)の傾向があります。そんな3歳の息子のことです。
3歳児健診のお知らせが届いたけれど、私は「行きたくない」という気持ちでいっぱいでした。息子の発達に気になるところがあり、健診に行けば必ず指摘をされるだろう、と分かっていたからです。息子には何らかのフラグが立ってしまう。そうしたらきっと行政機関にも連携されてしまうだろう。それがどうしても受け入れられず「健診で出される課題もクリアできるようになってから受けたい」と思っていたのです。
そんな思いを抱きながらネットで情報を探し、発達ナビのサイトでもたくさんのコラムを読みました。民間療育施設の体験にも行ってみました。1回のセッションで驚くほど変化が見られたこともあって、私の中で少しずつ、「発達障害」に対しての心理的ハードルが低くなり、療育の必要性も感じるようになっていったのです。
3歳児健診のお知らせが届いたけれど、私は「行きたくない」という気持ちでいっぱいでした。息子の発達に気になるところがあり、健診に行けば必ず指摘をされるだろう、と分かっていたからです。息子には何らかのフラグが立ってしまう。そうしたらきっと行政機関にも連携されてしまうだろう。それがどうしても受け入れられず「健診で出される課題もクリアできるようになってから受けたい」と思っていたのです。
そんな思いを抱きながらネットで情報を探し、発達ナビのサイトでもたくさんのコラムを読みました。民間療育施設の体験にも行ってみました。1回のセッションで驚くほど変化が見られたこともあって、私の中で少しずつ、「発達障害」に対しての心理的ハードルが低くなり、療育の必要性も感じるようになっていったのです。
療育できる施設に通うには、受給者証が必要だと知る
療育の必要性を感じ始めた私は、どうしたら受けられるのかを調べました。すると、療育をしてくれる施設(児童発達支援事業所)へ通うには、通所受給者証が必要だと分かったのです。そしてこの受給者証をとるためには、お医者さまの意見書が必要だとも知りました。
「子どもの発達を指摘されるのがイヤ」という気持ちから、「療育を受けさせてやりたい」という気持ちに変化してきた私は、ようやく、ずっと先延ばしにしていた3歳児健診を受けに行く決意ができたのです。
「子どもの発達を指摘されるのがイヤ」という気持ちから、「療育を受けさせてやりたい」という気持ちに変化してきた私は、ようやく、ずっと先延ばしにしていた3歳児健診を受けに行く決意ができたのです。
発達支援施設を探してみませんか?
お近くの施設を発達ナビで探すことができます
ようやく向かった3歳児健診…でも、大暴れで診察を受けられず
3歳児健診に行こう。そして、発達についての意見書を書いてもらおう。そう考え向かった3歳児健診。ところが…いつもとは違う私の緊張感を察知したのか、息子は逃げ回ったり、大暴れしてしまったのです。
診察ができない状態のまま
結局、診察もままならず、受診不可に…。私は、「あぁ、この子には本当に療育が必要だ」と強く思いました。そして力尽き、その場で涙してしまいました。
先生は、(大暴れしたため診察も難しかったという)そのときの状況を意見書に書いてくださいました。
先生は、(大暴れしたため診察も難しかったという)そのときの状況を意見書に書いてくださいました。
興奮してイキのいいマグロのような状態の息子を抱えるようにして病院を後にしました。そして「このままじゃダメだ」と、その足で息子を保育園に預け、お医者さまに書いていただいた意見書を手に役所に向かいました。
役所で知ったのは、行政の療育施設経由の受給者証申請だと希望者が多く半年はかかるということ。そこで、すぐに手続きが完了するセルフプラン(※)で申請することにしました。
窓口の担当者の方にも発達障害傾向のお子さんがいるということで意気投合し、丁寧にセルフプランの描き方を教えてくださったおかげで、1時間程度で手続きも終了。翌週には通所受給者証を手にすることができました。
※障害福祉サービスを利用するには、指定特定相談支援事業者・障害児相談支援事業者が作成するサービス等利用計画等が必要になります。相談支援事業者に代わり利用者や家族、支援者が「セルフプラン」を作成することもできます
役所で知ったのは、行政の療育施設経由の受給者証申請だと希望者が多く半年はかかるということ。そこで、すぐに手続きが完了するセルフプラン(※)で申請することにしました。
窓口の担当者の方にも発達障害傾向のお子さんがいるということで意気投合し、丁寧にセルフプランの描き方を教えてくださったおかげで、1時間程度で手続きも終了。翌週には通所受給者証を手にすることができました。
※障害福祉サービスを利用するには、指定特定相談支援事業者・障害児相談支援事業者が作成するサービス等利用計画等が必要になります。相談支援事業者に代わり利用者や家族、支援者が「セルフプラン」を作成することもできます
現在、療育施設に通い始めて2か月。療育の効果は少しずつ感じることができています。結局受診不可だった3歳児健診には再訪できておらず、はっきりした診断名がついたわけではありません。でも、息子に必要なことを積極的にできている今は、以前のような漠然とした不安はなくなりました。
あのマグロ事件も、私の背中を押すための息子の作戦だったのでは――そんな風にも感じています。
エピソード提供:TSさん(3歳の男の子のママ)
イラスト:ひらたともみ
あのマグロ事件も、私の背中を押すための息子の作戦だったのでは――そんな風にも感じています。
エピソード提供:TSさん(3歳の男の子のママ)
イラスト:ひらたともみ
発達支援施設を探してみませんか?
お近くの施設を発達ナビで探すことができます