偏食むっくん、苦手な食べものは「知り合う時間」が重要…!?母子で取り組む3つのコト
ライター:ウチノコ
むっくんは4歳頃まで偏食が強く食の細い子でした。今では保育園のおかげで食べられるものも増え、心配も苦労も減りましたが相変わらず拒否する食べ物は多め…。どうして食べないんだろう?と苦手な食べ物についてデータを取っていくと、ある「理由」が見えてきたのです。
食の経験値が足りない!?
むっくんが食べない大きな理由、それは「慣れない食べ物だから」です。
つまり、食卓に上る回数の少ないものほど口にしないのです。子どもが好きそうな果物でさえ、旬にしか目にできない、さくらんぼ、ブルーベリー、スイカ、メロン、プラム、桃、ブドウ(品種による)なんかは拒否。野菜ならトウモロコシ、枝豆。めったに買わない高級食材なんてもってのほかです!
つまり、食卓に上る回数の少ないものほど口にしないのです。子どもが好きそうな果物でさえ、旬にしか目にできない、さくらんぼ、ブルーベリー、スイカ、メロン、プラム、桃、ブドウ(品種による)なんかは拒否。野菜ならトウモロコシ、枝豆。めったに買わない高級食材なんてもってのほかです!
慣れないものは危険なもの
食べたことがないのだから、ただの食わず嫌い。なのですが、よくよく考えてみると私も思い当たるフシが…。慣れない店に行くと、よくわからないカッコイイ名前の料理よりも、味が想像できる見知った料理を頼んでしまうことはありませんか?これって慣れないものを拒否して慣れたものを食べたがるむっくんと同じ原理なのかも。
そもそも人間が狩猟生活をしていた頃を想像してみると、見慣れない木の実や動物をわざわざ食べるだろうか?慣れないものを食すなんて、命にかかわる行為かもしれない。と考えることもできます。子どもは体が小さい分、良くないものを食べれば命にかかわります。「慣れないものは食べない」という行いは、生き物の本能からくる行動で、警戒心を持つほうが当たり前なのかもしれません。
慣れた食べ物へと昇格を狙え!
そうは言っても色々食べてほしいのが親心。「慣れなきゃ食べない」の対策は簡単!
「慣れない食べ物」から「慣れた食べ物」への昇格を狙うのです。
「慣れない食べ物」から「慣れた食べ物」への昇格を狙うのです。
旬のものを食卓に
見る回数を増やすため、旬の食材は少々高くても、「今しか出回らない!」と奮発して意識して買うようにしています。食材は好きに触らせ、図鑑や絵本で学習、食べなくても食卓に並べ、家族は普通に食べます。すると毎年少しずつ食べられるものが増えていくから面白い。
一昨年、昨年、祖父の畑に実ったスイカをノルマのように家族で食べていたら、むっくんも種を取れば食べられるようになりました。しかし、冬の間に再びスイカは「慣れない食べ物」に降格されたようで、今は拒否・・・。だけど今年もスイカを出し続ければ、食べるようになるはずです。今年6歳のむっくんにとって、スイカと過ごす夏はまだ6回目。6回目のデートじゃ、相手を知るには時間が足りないでしょ!
一昨年、昨年、祖父の畑に実ったスイカをノルマのように家族で食べていたら、むっくんも種を取れば食べられるようになりました。しかし、冬の間に再びスイカは「慣れない食べ物」に降格されたようで、今は拒否・・・。だけど今年もスイカを出し続ければ、食べるようになるはずです。今年6歳のむっくんにとって、スイカと過ごす夏はまだ6回目。6回目のデートじゃ、相手を知るには時間が足りないでしょ!
食材を育てて収穫体験
収穫体験でも食べられるものが増えました。「口に入れた感じが嫌!」と吐くほど苦手だった枝豆は収穫してから食べられるように。目の前にある食材がどのように育ち、実り、今ここにあるのかを知ることも「慣れない食べ物」からの昇格につながるようです。
料理を楽しんでみる
一緒に料理をするのも効果的でした。苦手だったポテトサラダは、作ったことで大好物に変わりました。自分で切って、混ぜて、味付けると原材料を全て把握できるからか、「慣れない食べ物」から昇格されるようなのです。