「なんで特別支援学級なの?」娘の友達からの質問、どう答える?――伝えたかった親の想いとは

ライター:SAKURA
「なんで特別支援学級なの?」娘の友達からの質問、どう答える?――伝えたかった親の想いとはのタイトル画像

広汎性発達障害の娘は小学3年生。特別支援学級に在籍しています。言葉が苦手な娘…ある日、家に遊びに来た普通学級の友達に、ドキッとする質問をされました。

親として考えさせられた、娘の友達からの質問

広汎性発達障害の娘は、小学3年生。現在、特別支援学級に在籍し、国語と算数以外の時間を交流学級で同じ3年生のみんなと過ごしています。

娘は幸い、友だちにも恵まれていて、家に遊びに来てくれる子もいます。
友達が家に遊びに来ることになった娘
Upload By SAKURA
クラスの友達が遊びに来てくれた時の話です。
「なんで特別支援学級なの?」と聞かれドキッとする母親
Upload By SAKURA
私は正直、ドキッとしました。何と説明すればいいか迷ったのです。

それは、娘の前で聞かれたからではありません。その質問に対する答えと説明が、この子(友達)が成長していく上での価値観に繋がる言葉になるかもしれない…。私の言葉で、偏見を持つようになってほしくない…そう思ったからです。

一瞬迷って、私が出した答えは…

私は一瞬(数秒)だけ迷って、「私があーさんに説明したように言おう!」と決め、話を始めました。
苦手なことがあるみんなと同じように、娘は言葉が苦手なんだと説明する母親
Upload By SAKURA

「なんで苦手になっちゃったの?」難しいその質問の答えは…

なんで言葉が苦手になったのか聞かれる母親
Upload By SAKURA
この質問…一番悩みました。脳の問題…という言葉は、使い方を間違っては大変なので、出すべきではないと思いました。しかし、それを言わずにどうやって、小学3年生にわかるように伝えればいいか…。

おそらく医学的な原因というより、「いつ、どういうきっかけで」ということを伝えればいいかなと考えて…。
「生まれる前から、こういう子で生まれると決まっていたのかも」言葉が苦手になった理由を説明する母親
Upload By SAKURA
娘の友達が全部理解できたかはわかりませんが、今回ちゃんと説明できたことは良かったと思っています。親である私たちが娘を認めているということを、少しでも感じてくれたら…大きな意味があった気がします。
次ページ「言葉が苦手なことは決して恥ではない」

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。