自閉症ヒルマ、未提出の宿題がどっさり。「欠かさずやっていたのに…!?」再び発覚した連絡帳の落とし穴

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小5の1学期がこんなに忙しいとは思いませんでした。委員会活動に運動会、林間学校や職業体験など学校行事が盛りだくさんなのです。ASD(自閉症スペクトラム)のある息子は毎回不安を口にしつつも、予想以上に楽しく参加することができました。そして1学期最後の大イベント「個別面談」では、こんなことがあったのです…。

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個別面談で知らされた事実

夏休み前の個人面談にて、担任から「ヒルマさん、宿題の量が多すぎるようですか?」と聞かれる母
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小学校の個別面談で、宿題について先生から聞かれました。
宿題を頑張っているヒルマを思い出しながら、「いえ、毎日積極的に取り組んでます!」と担任に伝える母。
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うちでは宿題が終わったら、ゲームをしても良いことになっています。

なので早く遊びたいヒルマは、学校から帰るとすぐ宿題にとりかかるのです。

毎日、積極的に取り組んでいることを先生に伝えると、
担任から、「ヒルマさん、提出していない宿題が結構ありまして…」「夏休み前までが提出期限なのですが…」と言われて、驚く母
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提出していない宿題が山ほどあって驚きました。

でもね、わたしは主張したい。連絡帳に書いてある宿題は、わたしがチェックしているので、見落としはないはず!と。

それなのに未提出リストには、わたしの知らない課題がいくつも載っていたのです。

息子が連絡帳を書かない理由

「宿題や持ち物は、毎日、黒板に書いているのですが、ヒルマさんが書き写しているかは確認していなくて…」との担任の言葉に、「毎日?」と驚く母。
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じつはヒルマ、5年生になってから、連絡帳に記入してくるのが週2~3回になっていました。

高学年になると連絡事項が少ないのかと思っていたら、全然ちがいました。

先生から話を聞いてわかったこと

4年生までは連絡帳を書く時間があったけれど、今は各自で時間を見つけて書くのだそうです。

それはもう絶望的にヒルマが苦手とする分野です。

「時間のある時にあげてください」と先生から言われた植物の水やりは、時間のある時がいつか分からず、3年間鉢植えの土を枯らしてきました。

今後は先生が声をかけてくれることになったので、とりあえずひと安心です。

夏休みまであと4日

さて、たまった宿題の提出期限まであとわずか。計画を立ててクリアしていけば、何とか間に合いそうです。
「今日の宿題はドリルなんだね、ちゃんと連絡帳に書けてるね」とヒルマに母が声をかけると、「…あ!!」と何かを思い出すヒルマ
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帰宅後、すぐに連絡帳を確認しました。今日はちゃんと書いてある!とホッとしたのも束の間、
「ドリル、学校に忘れて来た…」と落ち込むヒルマ
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宿題を学校に忘れてくるという痛恨のミス。

さすが「自称忘れ物のプロ」であるわたしの子です。こうして宿題がたまっていくのですね。

子どもの宿題に奮闘する

朝、眠い中ヒルマが宿題をするのを応援し、日中は宿題を簡単に進められる工夫を調べ、夜も眠がるヒルマを励まし宿題に取り組むところを見守り、と、終日がんばる母。
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その後の数日を息子の宿題(当日の宿題もあるので大量)に費やして、
終業式の朝、宿題をやり終えたヒルマを横目に、疲れ切った様子の母。
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ギリギリで提出期限に間に合いました!
わたしたち、がんばりました!

なのにその余韻もさめないうちに、
帰宅後、どっさり宿題を持って帰ってきたヒルマに「次は夏休みの宿題だよ…ヒルマがんばりな」と声をかけると、「はーい!●●くんちに遊びに行ってきまーす」と元気に返事をするヒルマ。
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夏休みの宿題をどっさり持ち帰りました。
もう、イヤだよぉ…。

子どもの宿題なのに

子どもの宿題に、なぜ親のわたしがこんなにプレッシャーを感じるのでしょう。

のん気に出かけて行くヒルマの背中を見送りながら、小学生の頃毎日のように平気で忘れ物をし続けたわたしのようだと思いました。
忘れ物の回数では常にトップだった母の小学生時代。
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あの頃よく叱責されたものだけど、母もこんな気持ちだったのでしょう。

親がいくら怒っても子どもは簡単には変わらないってこと、身をもって気づけたのだから、わたしの忘れ物癖もムダではなかったと思うのです。

このコラムを書いた人の著書

うちの子は育てにくい子~発達障害の息子と私が学んだ大切なこと~
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