家では元気な小3娘が、頭痛でたびたび早退。その原因は...!?【娘の聴覚過敏対策】
ライター:ひらたともみ
現在、小学校3年生の娘イロハ。実は小学生になってから時々”ある症状”に悩まされていたのですが、ようやくひとつの結論が見出せました。
小学生になって始まった娘の頭痛
たまに頭痛を訴えるので風邪かなと思うものの発熱はなく、少し体を休めれば元気になるため、
イコール「病気」という認識がもてないまま、3年生になってしまいました。
イコール「病気」という認識がもてないまま、3年生になってしまいました。
本格的に頭痛を訴える日々に母、翻弄...!
確かに脳外科の先生がおっしゃるように、イロハの頭痛は本人にとって都合良くみえるものでした。
学校に着いたとたんに頭痛を起こし、ほぼ授業は受けずに早退。土日などの休日は、あまり頭痛を起こさなかったのです。
やはり脳外科の先生の見解通りの精神的なものなのか...。学校でなにかあるのだろうか?それともただの仮病...?
日に日に複雑に考えている時、ふと、どんな時に頭痛が起きるのか、本人に詳しく聞いてみることにしました。
学校に着いたとたんに頭痛を起こし、ほぼ授業は受けずに早退。土日などの休日は、あまり頭痛を起こさなかったのです。
やはり脳外科の先生の見解通りの精神的なものなのか...。学校でなにかあるのだろうか?それともただの仮病...?
日に日に複雑に考えている時、ふと、どんな時に頭痛が起きるのか、本人に詳しく聞いてみることにしました。
耳かもしれない...!
「耳かもしれない...!」そう思ったのは、発達ナビでもおなじみの視覚や聴覚の「感じ方」を研究されている、情報通信研究機構の長井志江(ながいゆきえ)先生のワークショップに参加した経験を思いだしたからです。
そのとき「VR知覚体験シミュレータ」でASDある人に多いという3つの感じ方を体験したのですが、中でも学食編では見るものすべてに点々が重なって見えづらいだけでなく、食べる音や会話が騒音となって頭に大きく響き、恐怖すら感じたのでした。
そのとき「VR知覚体験シミュレータ」でASDある人に多いという3つの感じ方を体験したのですが、中でも学食編では見るものすべてに点々が重なって見えづらいだけでなく、食べる音や会話が騒音となって頭に大きく響き、恐怖すら感じたのでした。
大学病院で細かい検査をした結果、聴覚過敏と診断されたイロハ。
聴覚過敏について多少知識はあったものの、これから学校でどうやって過ごしていけばいいのか。
それは次回、みなさんにシェアしたいと思います。
聴覚過敏について多少知識はあったものの、これから学校でどうやって過ごしていけばいいのか。
それは次回、みなさんにシェアしたいと思います。
【ルポ】「これはシンドイ!」自閉スペクトラム症の人の「感じ方」を学びに、VR知覚体験ワークショップに行ってみた
自閉スペクトラム症の人が「見ている世界」をVR体験!コミュニケーション障害に影響する特有の見え方とは