テストでうっかり、珍解答連発...でも「見直し」はやめた!ADHD息子が見つけた自分流の対策とは!?

ライター:かなしろにゃんこ。
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ADHDと広汎性発達障害がある息子リュウ太は、ドリルやテスト用紙の問題を読んで解いていくことが苦手です。算数の文章問題に怒り爆発だったり、問題の意味を読み間違えたり答えを書き間違えたり、テストにはたくさんの壁がありました。

『問題を読んで解く』はADHD息子にとっては大変なことだった

リンゴを中途半端な値段や個数で購入したり、割り切れない人数で分けたりする算数の問題に対して怒るリュウ太くん。
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ADHDと広汎性発達障害がある息子リュウ太はドリルやテスト用紙の問題を読んで解いていくことが苦手でした。

長い文章問題は本当に苦手で...「なんで中途半端な値段のリンゴを中途半端な数買ってきて割り切れない人数で割ろうとするんだよ~プンプン=3」

問題の意図なんてもはやどうでもよく、「こんな面倒くさいこと計算させるなんて!」と怒りがわいてくるらしいのです。

こんな息子ですから小学校のときは、テストやドリルの中の文章問題はほとんど手つかずでした。

どんどんズレていく...解答欄のワナ

テストの問題を解く際、わからない問題を飛ばして進めたら解答欄がずれ、以降の問題が全部バツになったリュウ太くん。
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中学生になると少しは冷静に問題に向かえるようになったものの、解き進めるにあたってニガテなことはまだまだたくさんありました。

例えば、できない問題を飛ばして解答していく方法が苦手飛ばした問題の解答欄に次の問題の解答を書き込んでしまい、1問ずつ答えがズレてしまうなんてことがしょっちゅうでした。トホホ…。

上から順番に答えを埋めていく方法でないと自分は書き間違えると悟ったのが中1のときだったと息子は言います。

余計な情報は隠す!特性に気づいた息子なりの工夫

テストの際、解く問題だけに集中できるように、他の問題をペンケースなどで隠す工夫をした。
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また、問題がたくさん書いてあるプリントは情報量が多く気が散ってしまうので、1問解答が終わるごとに終わった問題の上に筆箱などを置いて問題を隠し、今取り掛かっている問題だけに集中できるよう工夫していたそうです。

少しずつ自分のニガテに気づき、対処方法を身につけていったようでした。

問題の解き進め方だけではなく、書かれている問題を正確に理解したり、よく確認しながら解答することも苦手で、時間がかかったりうっかりミスをしたり…。今となっては笑えるような珍解答も多数ありました。
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