珍解答を連発!?それでも『見直しはしない主義』

好きな色を書く英語のテストで、イタリア語で解答を書いてしまい、先生に「これ何語?」と聞かれる。
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中2のときの英語のテストで「好きな色を英語で書きなさい」という問題がありました。リュウ太には大好きな車の色があってスペルをちゃんと覚えていたので得意になって書いたら、テストを返してもらう際に先生から「お前、これ何語?」とツッコまれたそうです。

自信満々で書いたものは、なんとイタリア語だったのでした…チーン☆ (ちなみにお気に入りのイタリア車のカラー名「チャチャチャ・アズール」を思い出し、「アズール(水色)」のスペルを書いたそうです)

もちろん解答は×でした。“英語の”テストですから、そりゃ×ですわ~。先生も「は?」ってなったと思います。

冷静に考えてから書けば正解できたはずの問題ですが、そこはADHDの息子ですから、衝動的に頭に浮かんだ外国語の色のスペルをなんの疑いもなく書き、珍解答になってしまったわけです。
「バチカン」と書こうとして「バチコン」と書いた答案を母に見せるリュウ太くん。
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社会科の問題でも『バチカン』と解答する問題で、「これはわかるぞ!」と得意になり勢い余って書いた答えが『バチコン』でした。

先生からは「おもしろかったけれど×にしました」と言われて、息子も自分の解答に爆笑。

自分ではきちんと書いたつもりなのに、書き間違ってしまうことに本人もはてな????なんだそうです。

こういった珍解答は、学校でよく言われている”見直し”をすれば気がつきそうですが…見直しをして書き直したら間違えた!なんてこともあり、自分がする見直しを信用できない!という不安もあったんだとか。
テストの見直しはしない!と宣言するリュウ太くんと苦笑いする母。
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特性上細かい確認がヘタで、見直しをして間違いを発見できる確率ももともと高くないことが自分でわかっているので、不安になるくらいなら見直しはしないほうが良い!という結論になったようでした。

テストの点がその人間の良し悪しを決めるわけじゃない!と本人は開き直ってますし、気にしていないみたいなので、私も「気をつけなさい!」とガミガミ言うより20歳で学校を卒業するまであたたかく見守ることにしたのでした。

ん?『本人に任せて放っておいた』が正しいかな!?

息子にテストにまつわるこれらの困りごとを聞いていたら、問題を読み解いて答えることって、ADHDの特性があると大変だったんだ!とわかりました。

自分の苦手を把握して、自分で工夫しながら乗り越えていたんだということもわかって、改めて、頑張ってきたのだと頼もしくなったのでした。

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