わが子にはほめるところがない!?見方を変えたら、あんなこともこんなこともほめられる!ADHDとASDのある小1息子への5つのほめ方

ライター:ウチノコ
わが子にはほめるところがない!?見方を変えたら、あんなこともこんなこともほめられる!ADHDとASDのある小1息子への5つのほめ方のタイトル画像

こんにちは、ADHDと自閉スペクトラム症の診断を持つむっくんの母ウチノコです。
子どもをほめてあげましょう!ってよく聞きますが、むっくんは一般的に思い浮かぶ「ほめるタイミング」が滅多に訪れないタイプ。つい叱ることが多くなってしまいます。だけど叱ってばかりもかわいそうで、今は生活の中にプラスの声掛けをねじ込む努力中です。そんな我が家の様子をお伝えします。

ほめるタイミングを発掘する

いつほめるのか?と言うと、一般的には何かを達成したときが多いのではないでしょうか。約束を守ったとか、お手伝いをしたとか、何かを頑張ってやり遂げたとか。だけど多動衝動かつ、こだわり屋なむっくんには、そうそうそんなタイミングは訪れません。そこで我が家ではほめるタイミングを攻めの姿勢で探します。希少動物の撮影隊気分で、暮らしの中で奇跡の一瞬を狙うのです。
むっくんをほめるタイミングを探しているお母さん
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うっかりや偶然に着目する

自宅で冷房や暖房をつけているとき、このようなやりとりはありませんか?
ドアをしめてとむっくんに注意するお母さん
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これ、閉めていないときに声をかけてしまいがちですが、「閉めて」と注意を繰り返しても進展はありません。そこで、我が家ではうっかり閉めてしまった。そんなつもりはないが、偶然ドアが閉まった。そんなときにすかさず声掛けをするよう努めています。
意識的に息子に声をかける母親
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むっくんがドアを閉めてくれる、もしくは偶然閉まるなんて滅多にないことです。そこを見逃さずほめるのです。2年半ほどこのような声掛けを繰り返したところ、ついに!
むっくんが誇らしげにドアを閉めたことを報告する様子
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私がほめ忘れても自画自賛できるようになりまして。時々、ドアを閉めてくれるようになりました。時々でも、ドアに意識が向くというのは成長したということ。
他にも偶然の好ましい行動を見逃さず、「今できていたね!」とむっくんに言葉で伝えることを心がけています。そしてあわよくばその行動が増えたらいいなぁと下心満載でむっくんを見つめています。
偶然を見つける様子
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行動をポジティブに捉え、言葉として伝える

物事はプラスとマイナス、考え方次第でどちらにでも捉えられるものです。そこでむっくんの行動をできるだけポジティブに捉えるよう意識しています。
例えばお茶碗に2口残ったご飯に対しては…
プラスの声かけとマイナスの声かけのちがい
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ほめるとは少し違うかもしれませんが、むっくんの行動をそのまま言葉にしながら、私のポジティブな感情を伝えます。少し強引だな、もはや屁理屈だなと自分で笑ってしまうこともありますが、それでもむっくんは認めてもらえたと受け取るようで、ご機嫌になるものです。するとほかの場面でも好ましい行動が増えてくるので「ほめパワー」ってすごいなぁと感じています。

強引にほめてみた事例集

朝ごはんの支度中のこんなとき・・・

むっくんがお母さんに話しかけている様子
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むっくんを強引にほめている様子
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恒例の兄弟げんかでは・・・

兄弟げんかを母親が見つめている様子
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兄弟げんかのなかにもポジティブな要素を見つけほめる様子
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あるあるなこんなときは・・・

むっくんが宿題をやりたくないと言っている様子
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宿題をやらなきゃいけないという意識をもっていることをほめる様子
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宿題にとりかかるむっくんの様子
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ほめようと思えばいつでもほめられるもの。強引なほめ方でも、ほめのハードルがとーーっても低くても良いのじゃないかと私は思っています。プラスの声かけをした後は親子がお互い満たされるように感じることがあり、ほめるって結構いいなと思ったりするのです。

ほめるか否かは大人次第

子どもと暮らしていると、つい好ましい行動をスルーしてしまい、好ましくない行動に注目してしまいがちです。だけど怒られる、注意されることは、子どもにとって不愉快でしょう。不愉快になればますます不適切な行動も増えて来るもの。

一方ほめられる、認められることは心地よく、時間はかかりますが、確実に適切な行動が増えてきます

ネガティブな声掛けをすることで始まる負のサイクルに進むのか。ポジティブな声掛けをすることで始まる正のサイクルに進むのか。大人の声掛けの仕方が子どもの行動を左右します。
お母さんが悩んでいる様子
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子どもが大人を怒らせているのではなく、大人が自ら怒ることもしくはほめることを選んでいるのです。

子どもに変化を望むとき、まずは大人側が変化する必要があると私は思うようにしています。特に問題行動は注目しやすい上に、終えたタイミングは必ずプラスの声掛けができる貴重なほめチャンス!今日一日怒ってばかりだった!そんな日は貴重なチャンスを見逃したのかもしれません。
次ページ「自分もほめる」

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