感覚過敏で洋服は着心地重視だったADHD息子が、ついにオシャレに目覚めた!?息子が「かっこいい」と思われたい相手とは…

2020/08/27 更新
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ADHDと広汎性発達障害がある息子リュウ太は肌の感覚過敏があって、幼少期から中学卒業頃までは服の素材によっては痒みが出たり、肌と服がこすれる感覚を気にしたり、オシャレを楽しむよりも洋服は着心地が優先!という考え方が定着。そんな息子(22歳)が今年になってはじめて、「こういう服が欲しい」とファッションに目覚めたのでした、その理由というのは…!?

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着慣れた服がいちばん!新しい洋服には興味ナシ

人と関わることが好きなリュウ太の休日の過ごし方。疲れていても人から誘われると遊びに行くが、ファッションは着心地重視で見た目はあまり気にしない。
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ADHDと広汎性発達障害がある息子リュウ太は現在22歳。昨年、車の整備士の資格を取得して車の販売店に就職しました。整備士として働いています。

休みの前日や休日は、疲れていても誘われると友だちと遊びに行くなどして過ごし、人と関わることがわりと好きな性格です。

女の子とも気軽に会ったりドライブをするのですが、息子は女の子と会うのにテキトーな服ばかり着ていきます。

以前デートに毛玉だらけの服をチョイスしようとしたコラムを書きましたが、ファッションに関しては数年経った成人後でも成長がないままでした。
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伸びない素材や毛糸の服は嫌、プリントがされているものは汗で肌につくから無地がいいなど、服選びのこだわりポイントを挙げるリュウ太。
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肌の感覚過敏があって、幼少期から中学卒業頃までは服の素材によっては痒みが出たり、肌と服がこすれる感覚を気にしたり、ストレッチ素材でないものは体の動きが阻害されるようで着ていてツラくなったり、色物の服では素材とインクによって汗をかいた際に化学変化で体臭が臭くなることを気にしていたり...と問題がいろいろありました。

そのため、着るものでパフォーマンスを下げたくないという気持ちが大きく、結局は着慣れた服を着ることが一番落ち着くことから、新しい洋服への興味も、流行りのものに惹かれることもなかったのでした。
母が服を勧めるが、素材がムリ、デザインが好きじゃないなどと言って嫌がるリュウ太。
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17歳くらいから母が買ってきた服で「カッコイイんじゃね」と気に入ったデザインの物は着ていましたが、ゆったり感がないものや綿以外の素材のものだとイヤがって絶対に着ませんでした。

ところがそんな息子が今年になってはじめて、「こういう服が欲しい」と主張したのです。

そんな息子が突然オシャレに目覚めた!?「80年代風の服が欲しい!」

欲しい服があると言い出したリュウ太。母はファッションに興味を持つのは成長だと感じ、一緒に選びに行く。
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80年代風のロゴデザインがあるTシャツや夏用の短い丈のパンツなどがほしいとのこと――そこで、一緒に買いに行くことになりました。

成人したんだから一人で買いにいけば?とも思うのですが、上下をどう合わせていいのかなど分からないことがあるし、店員に聞きにくいというので母が合わせてあげることにしました。

母は、女の子と出かけるのにオシャレしたいんだな…ふふふ大人になったわね♡と思って心の中でニヤニヤしていたのです。

ファッションに興味を持ったことは成長なので、母の意見をグイグイ押し付けるのではなく、欲しいシャツに合わせてパンツや履物をいくつか候補に挙げて自分で選ばせることにしようと思いました。

タグや襟首などの素材が肌にソフトな物を選ばせるようにアドバイスしながら選ばせ、お気に入りの物が手に入りました。

早速新しい服で出かける息子。「もしかして、デート?」と尋ねると...

買った服を早速着て出かけるリュウ太。母が「デートに行くの?」と尋ねると「女子と出掛けるときはこんな格好しないよ。車のイベントだよ」と答える。
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早速出かけるときに着ていたので、「女の子に会いに行くの?」と聞いたら...

「違うよ、80年代旧車のイベントに行くんだ!参加する人はみんなオシャレだからオレも服を合わせたんだよ。女の子と出かけるときは普通のTシャツにGパンでよくね?」と。

いやいや逆だろ!女子と会うときこそオシャレしろよ!とツッコミました。

どうも「いいね♡」と思われる対象が同じ趣味の少し大人の人らしいのです。承認されたい相手が憧れの人というのはわからなくもないです。

他人の目を気にせずに自由に振舞ってきた子でしたが、やっと社会の目や見た目に気を配るようになったのでした。

次回は女の子と出かけるときに息子が気を付けている3つのことをお話したいと思います。
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