2歳、発達障害娘が外出中に大爆発!どこか痛いのかと心配するも、その理由は…パニック回避のために夫婦で決めたルールとは?

ライター:SAKURA
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現在小学4年生の娘は、広汎性発達障害です。
小さいころは、言葉でコミュニケーションをとることが難しかったため、ひとたび癇癪を起したら、手がつけられませんでした。
そんな過去の、癇癪エピソードを振り返ってみたいと思います。

娘の癇癪、今でも記憶に残っていて...

言葉が出るのが遅かった娘は、2語文が出たのは3歳前…。
それでも会話はほとんど成立せず、会話でのコミュニケーションが取れるようになったのは4歳ぐらいでした。

2歳半の頃は、まだ単語も2、3語しか出ず、コミュニケーションもほとんど取れない状態でした。

娘の癇癪がもっとも酷かったのは、2歳半~4歳のときでした。
その中でも、記憶に強く残っているお話をしたいと思います。

2歳、言葉がほとんど出なかった時の癇癪。

娘が2歳のときのことです。私たちはお昼ご飯を食べようと、うどん屋さんに行きました。

お昼時だったこともあって、お店はとても混んでいて、行列が外まで続いている状態でした。

長く待つことになると思った私たちは、うどん屋さんに入ることは諦めて、近くにある定食屋さんに移動することにしました。
うどん屋が混んでいたため定食屋に行こうとしたところ、娘がパニックになり、両親は動揺する。
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その時、突然娘が大きな声で泣きわめき、暴れだしたのです。

私たちは娘がいきなり泣き出した理由がわからず、どこか痛いのかと心配になりました。

下におろすと、娘はうどん屋さんに向かって走りだしました。
うどん屋に向かって走り出そうとする娘と止める父。その後定食屋まで連れて行くと落ち着いて店に入って行く。
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違うお店でご飯を食べることを説明しても娘には伝わらず、うどん屋さんのドアに手をかけて、放そうとしません。

結局無理やり抱きかかえて、定食屋さんの方へ歩いていくことにしました。

定食屋さんに着くと、娘は急に大人しくなり、黙って店の中に入っていきました。

癇癪の原因は…

娘の癇癪の原因を夫婦で話し合い、突然店を変えたからではないかと考えつく。
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私たちはそこで初めて、娘は「せっかく来たお店から離れたために、ご飯が食べられないと思って泣いていた」のだと気がつきました。
うどん屋には入れずに急に別のところへ連れて行かれそうになったときの娘の気持ちを想像する。
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私たちは当時、発達障害の子が突然の予定変更を苦手とすることや、そのことでパニックを起こすことも知りませんでした。

当時の娘は、言葉でコミュニケーションをとることができなかったので、どうしたのか話してくれず、突然癇癪を起こしたことで夫婦そろってただただ動揺し、困り果てたのを覚えています。
癇癪を起こす娘の様子。
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次ページ「一度、娘が認識した予定は変えない。」

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