娘4歳。抽選会のハズレで大癇癪、どう鎮める?逃げるように帰った自宅で…

ライター:SAKURA
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現在小学4年生の広汎性発達障害の娘、4歳のときのこと。参加したイベントで、お楽しみ抽選会がありました。真剣な眼差しで参加する娘に、「ハズレもあるよ」と声をかけてはみたものの...

4歳になると娘は、簡単な会話が成立するようになっていきました。

言葉でコミュニケーションをとることができるようになり、どんなことが嫌か、どうすればいいかなども、会話から聞き取ることができるようになり、泣いた時の対処もどんどん楽になっていきました。

しかし、癇癪自体がなくなることはありませんでした

友達と参加したイベント先でのこと。

娘4歳のある日…
私は友人に誘われ、娘と、あるイベントに参加しました。

そのイベントでは入場時に、子どもたちだけに抽選券が配られました。そして、イベントの最後に子どもたちが集められ、抽選会が行われました。
抽選会で友達が抽選に当たる様子をじっと見つめる娘あーさん。自分も絶対当たると思っているのではと母は心配する。
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娘も抽選券を握りしめ、やる気満々でお友達と一緒に、最前列を確保。

司会者がくじを引き、当たりの番号が読み上げられていきます。隣に座ったお友達は早々に当たり、商品を手にして嬉しそうにお母さんのところへかけていきました。

娘はそれを見つめていました。

「ハズレもあるよ」と伝えてみたけれど…

この抽選は、全員が当たるわけではありません。ひたすら呼ばれるのを待つ娘を見て、私に不安が募りました。

もし…もし最後まで番号が呼ばれなかったら…癇癪を起こしてしまうかもしれない
私は、慌てて娘のそばに駆け寄り、全員が当たるわけじゃないと、伝えました。
母は抽選会にはハズレもあることを伝えるが娘あーさんには聞こえていない。当たることを祈るしかないと思う母。
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しかし、娘は私の話を一切聞かず、その視線は番号を読み上げる人に集中していました。

私は、当たることを祈りつつ抽選会を見守りました。

当たらないまま終わった抽選会。娘は…

結局、娘の番号は最後まで呼ばれませんでした。

抽選会が終わったとわかった瞬間、娘は癇癪を起こし、泣き出しました。
抽選会が終わり、何も当たらなかった娘あーさんは大泣きする。周囲の冷たい視線を感じてすぐに帰宅する。
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こうなると、何と声をかけても無駄なのです。

普段大人しいだけに、周りの人は何事かと、注目一瞬で凍りつくその場の空気と、突き刺さる視線。

私は、娘を抱え、逃げるようにその場を去りました。
次ページ「帰宅後、娘の様子を見て思いついたのは…」

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