娘のためにならない?夫の言葉で、気がついたこと。

その日の夜。子どもたちが寝た後、夫に昨日と今日の娘の様子を話しました。
娘が返事をしないことを夫に相談する。
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私は娘と朝からぶつからないように自分なりに気をつかったと思っていたのですが、夫の言葉から、結果的には娘が損してしまうと気がつきました
夫は娘の行動について、「もしかしたら言葉を返していないことに気づいていないのかも」と推測する。
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娘には、聞こえていなかった!

翌日、私は朝、家を出るときに、娘に話をしました。
娘にいってらっしゃいが聞こえているか聞いてみると、「わからない。聞こえたことない」と言う。
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なんと、娘は私の「いってらっしゃい」が、聞こえていないようでした

おそらく、娘に直接聞かなかったらわからなかったでしょう

「そうか、なるほど!わかった!」と言って、私はそのまま車に乗り込みました。車の中で、私にはある考えが浮かんでいました。

言う前に予告してみたら…

学校へ着き、いつも通り、門の前に来たとき…
「今からいってらっしゃいを言うね」と話してから、「いってらっしゃい」を言う母。娘は「いってきます」と返す。
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娘は、元気に門へ入っていきました。

私は朝の会話から、このまま私が「いってらっしゃい」と言っても、また聞こえず、『いってきます』は返ってこないかもしれない…と思いました。

もし『いってきます』が返ってこなかったとき、「今、ママ…いってきますって言ったんだけど…」と言っても、娘は『いってきます』を言わなかった自分を確認できません。
娘が「いってきます」を返しやすい声かけの仕方を考える母。
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いってらっしゃいを言う前に、「今から言うよ」と予告をした方が、意識は向くし、娘にとっては成功体験になります。

その方が翌日からのやりとりにいい影響を与えると思ったのです。
次ページ「親として、言わなければいけないこと。」

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