支度が遅い小1娘。休み時間を思うように過ごせず凹む様子を見て、先生に手助けをお願いすると
ライター:SAKURA
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広汎性発達障害の娘は、小学4年生。
本を読むことが大好きで、小学校入学当初から、よく図書室に通っています。
しかし、1年生のころは、空き時間に図書室に行くということが苦手で、
行きそびれることが多々ありました。
監修: 井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
ABA(応用行動分析学)をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉スペクトラム症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
本を読むことが苦手だった娘が、読書大好きに。
広汎性発達障害の娘は、小学生になったばかりのころ、本を読むのがとても苦手でした。
音読が苦手な娘に嬉しい変化!続けてよかった親子の習慣とは
音読の宿題には時間がかかり、最後までなかなか読めない状態でした。しかし、寝る前の読み聞かせを続けた結果、本を読むことが大好きになりました。
本を読むことが楽しいと感じるようになった娘は、学校の図書室から本を頻繁に借りてくるようになり、1年生のときに、多読賞を取ることができました。
本を読むことが楽しいと感じるようになった娘は、学校の図書室から本を頻繁に借りてくるようになり、1年生のときに、多読賞を取ることができました。
読み書き苦手な娘、読書で賞ゲット!ご褒美効果で、さらなる進化が!?
小学4年生になった今では暇さえあれば本を読み、私たちも読まないような文字だらけの本も、ささっと読んでしまいます。
図書室に行くタイミングが合わない。
娘にとって、大好きな本を借りられる図書室での時間は、癒しになっています。しかし、実は「図書室に通う」ということも、最初からスムーズだったわけではありませんでした。
学校の図書館に行っていいのは、休み時間や放課後だけ。クラスのみんなは空き時間に、さっと行って、さっと戻ってくる・・・という借り方をしていました。
しかし、いろいろな支度にみんなより時間がかかってしまう娘は、空き時間をみんなと同じ分だけ確保することができません。
学校の図書館に行っていいのは、休み時間や放課後だけ。クラスのみんなは空き時間に、さっと行って、さっと戻ってくる・・・という借り方をしていました。
しかし、いろいろな支度にみんなより時間がかかってしまう娘は、空き時間をみんなと同じ分だけ確保することができません。
前授業の片づけを終えて、「さあ、図書室へ行こう!」と思ったら、チャイムが鳴ってしまったり...
図書室に入った瞬間、同級生が出てきて、「もうチャイム鳴るから、戻った方がいいよ」と声をかけられたり...
図書室に行く時間がせっかく確保できているときも、ボーっとして時間を過ごしてしまい、時間を無駄にしてしまったり...
帰る前に唯一行けるチャンスの放課後も、ホームルームが長引いてしまうとスクールバスの発車時間が迫り、泣く泣く諦めないといけない...という状況もあったそうです。
図書室に行く時間がせっかく確保できているときも、ボーっとして時間を過ごしてしまい、時間を無駄にしてしまったり...
帰る前に唯一行けるチャンスの放課後も、ホームルームが長引いてしまうとスクールバスの発車時間が迫り、泣く泣く諦めないといけない...という状況もあったそうです。
帰宅した娘が凹んでいるときは、だいだい、図書室に行けなかったことが原因でした。
担任の先生に、声かけをお願いしてみると・・・
明日こそ...明日こそ...と思ってもなかなかタイミングが合わず、凹んでいく娘。
私は、なんとか図書室に上手に行けるようにしてあげたいと思いました。
私は、なんとか図書室に上手に行けるようにしてあげたいと思いました。
そこで私は担任の先生に事情を説明して、娘に図書室に行くタイミングを声かけしてもらえるように、お願いしてみることにしました。
先生は快諾してくれ、図書室に行ける時間に娘がボーっとしているのを見かけたら、「今、図書室行けるよ」と声をかけてくれるようになりました。
先生は快諾してくれ、図書室に行ける時間に娘がボーっとしているのを見かけたら、「今、図書室行けるよ」と声をかけてくれるようになりました。
先生が声かけしてくれるようになってから、娘は毎日図書室に行けるようになりました。
そして、だんだんと自分で図書室に行けるタイミングがわかるようになり、先生からの「図書室行ってもいいよ」の声かけが、娘からの「図書室に行ってもいいですか?」という確認に変わっていきました。
そして、だんだんと自分で図書室に行けるタイミングがわかるようになり、先生からの「図書室行ってもいいよ」の声かけが、娘からの「図書室に行ってもいいですか?」という確認に変わっていきました。
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確認は、安心!
娘が2年生に進級し、新しい担任の先生になってからも、娘の確認は続きました。
事情を知らない2年生の担任の先生に、私は、「娘にとっての確認は安心につながるので、聞かれたら『いいよ』と答えてやってください」とお願いしました。
それから少しずつ娘の、確認回数は減って行き、3年生になるころには、完全に自分のタイミングを見つけられるようになりました。
4年生になった今は、自分の判断で図書館へ行ったり、状況に応じて先生に確認したり、特別支援学級のご褒美タイムで「図書室に行きたい」と希望したりできるようになりました。
それから少しずつ娘の、確認回数は減って行き、3年生になるころには、完全に自分のタイミングを見つけられるようになりました。
4年生になった今は、自分の判断で図書館へ行ったり、状況に応じて先生に確認したり、特別支援学級のご褒美タイムで「図書室に行きたい」と希望したりできるようになりました。
学校でのことは、フォローがしにくい。
学校での図書館に行くタイミングは、さすがに家の中でフォローすることができません。その日によって状況も違うので、「〇時間目の後に行ったら?」といったアドバイスがしにくい...
最初は、先生にも、手を煩わせてしまって、申し訳ないかなーと思っていましたが、ずっとそのままではありませんでした。声かけは、娘からの確認に変わり、今では自己判断ができるようになりました。
最初は少し先生にお手伝いをしてもらい、一緒に成長の過程をつくってもらうのも大事なことだなと感じました。
最初は、先生にも、手を煩わせてしまって、申し訳ないかなーと思っていましたが、ずっとそのままではありませんでした。声かけは、娘からの確認に変わり、今では自己判断ができるようになりました。
最初は少し先生にお手伝いをしてもらい、一緒に成長の過程をつくってもらうのも大事なことだなと感じました。
専門家コメント(公認心理師 井上雅彦先生)
ほかのことに気をとられてしまい、楽しみにしていた図書室に行く時間を逃してしまったことは、本人にとってとても悔しい体験だったと思います。その後、先生のちょっとした声かけによって行動できるようになり、さらに自発的に報告や要求までできるようになったことは、とても素晴らしいと思います。
先生に要望を伝えることには、親として遠慮してしまう部分もあると思います。ただ、今回のようにうまくいったことを先生と一緒に共有し、喜び合えると、次からの支援もよりスムーズになっていくのではないかと思います。(監修:公認心理師 井上雅彦先生)
先生に要望を伝えることには、親として遠慮してしまう部分もあると思います。ただ、今回のようにうまくいったことを先生と一緒に共有し、喜び合えると、次からの支援もよりスムーズになっていくのではないかと思います。(監修:公認心理師 井上雅彦先生)
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