支度が遅い小1娘。休み時間を思うように過ごせず凹む様子を見て、先生に手助けをお願いすると

ライター:SAKURA
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広汎性発達障害の娘は、小学4年生。
本を読むことが大好きで、小学校入学当初から、よく図書室に通っています。
しかし、1年生のころは、空き時間に図書室に行くということが苦手で、
行きそびれることが多々ありました。

本を読むことが苦手だった娘が、読書大好きに。

広汎性発達障害の娘は、小学生になったばかりのころ、本を読むのがとても苦手でした。
音読の宿題をやりたがらない小1のときのあーさん。
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音読が苦手な娘に嬉しい変化!続けてよかった親子の習慣とは

音読の宿題には時間がかかり、最後までなかなか読めない状態でした。しかし、寝る前の読み聞かせを続けた結果、本を読むことが大好きになりました。

本を読むことが楽しいと感じるようになった娘は、学校の図書室から本を頻繁に借りてくるようになり、1年生のときに、多読賞を取ることができました。
読み書き苦手な娘、読書で賞ゲット!ご褒美効果で、さらなる進化が!?のタイトル画像

読み書き苦手な娘、読書で賞ゲット!ご褒美効果で、さらなる進化が!?

小学4年生になった今では暇さえあれば本を読み、私たちも読まないような文字だらけの本も、ささっと読んでしまいます。
小4になったあーさんは、文字が多い本も読むようになった。
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図書室に行くタイミングが合わない。

娘にとって、大好きな本を借りられる図書室での時間は、癒しになっています。しかし、実は「図書室に通う」ということも、最初からスムーズだったわけではありませんでした。

学校の図書館に行っていいのは、休み時間や放課後だけ。クラスのみんなは空き時間に、さっと行って、さっと戻ってくる・・・という借り方をしていました。

しかし、いろいろな支度にみんなより時間がかかってしまう娘は、空き時間をみんなと同じ分だけ確保することができません。
小1のあーさんの休み時間の様子。支度を終えて図書室に行こうとするとチャイムが鳴ってしまう。
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前授業の片づけを終えて、「さあ、図書室へ行こう!」と思ったら、チャイムが鳴ってしまったり...
図書室に行こうと思っていたのに行けず、泣くあーさん。
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図書室に入った瞬間、同級生が出てきて、「もうチャイム鳴るから、戻った方がいいよ」と声をかけられたり...
図書室に行く時間がせっかく確保できているときも、ボーっとして時間を過ごしてしまい、時間を無駄にしてしまったり...

帰る前に唯一行けるチャンスの放課後も、ホームルームが長引いてしまうとスクールバスの発車時間が迫り、泣く泣く諦めないといけない...という状況もあったそうです。
帰宅後、あーさんは図書室に行けなかったことを母に報告する。
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帰宅した娘が凹んでいるときは、だいだい、図書室に行けなかったことが原因でした。

担任の先生に、声かけをお願いしてみると・・・

明日こそ...明日こそ...と思ってもなかなかタイミングが合わず、凹んでいく娘。

私は、なんとか図書室に上手に行けるようにしてあげたいと思いました。
連絡帳にあーさんの様子を書き、先生に対応をお願いする母。
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そこで私は担任の先生に事情を説明して、娘に図書室に行くタイミングを声かけしてもらえるように、お願いしてみることにしました。

先生は快諾してくれ、図書室に行ける時間に娘がボーっとしているのを見かけたら、「今、図書室行けるよ」と声をかけてくれるようになりました。
図書室に行ける時間に、先生が声をかけてくれるように。その後あーさんは「図書室に行ってもいいですか」と自ら確認ができるようになった。
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先生が声かけしてくれるようになってから、娘は毎日図書室に行けるようになりました

そして、だんだんと自分で図書室に行けるタイミングがわかるようになり、先生からの「図書室行ってもいいよ」の声かけが、娘からの「図書室に行ってもいいですか?」という確認に変わっていきました。
次ページ「確認は、安心!」

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