怒るべき?「友達からゲームソフトをもらった」と小4ADHD息子に打ち明けられて
ライター:スガカズ
発達凸凹の次男はゲームが大好きです。ゲームが生きがいといっても過言ではないほど、次男にとってなくてはならない存在です。
しかし、ゲームが好き過ぎるために、小4の2学期に次男から衝撃的な事実を打ち明けられました。
次男が言うには、仲の良いお友達からあるゲームソフトをもらったらしいのです…。
「お母さんにだけ内緒の話があるんだ」秘密を打ち明けた次男…その内容に驚愕
通常学級に在籍しているADHDの次男。小4の2学期のある日に、次男は私に「お母さんにだけ内緒の話があるんだ」と、言いました。「正直に話すから…怒らない?」という意味深な言葉に、「これは何かあるぞ」と不安になりました。内容がまだ分からないので、絶対に怒らないとは約束できません…。
私は次男に「正直に話してくれることが大事だから、怒らないようにがんばるよ」と伝えました。
すると、次男は仲の良いEくんからゲームソフトをもらったと話しました。
もらったゲームソフトは数ヶ月前から次男が「欲しい」と言っていた物ですが、「欲しいなら自分のお小遣いで買おうね」と私は伝えていました。それに対して次男は「頑張って貯金する!」と意気込んでいたのですが、なかなかうまくいかず…。
私は次男に「正直に話してくれることが大事だから、怒らないようにがんばるよ」と伝えました。
すると、次男は仲の良いEくんからゲームソフトをもらったと話しました。
もらったゲームソフトは数ヶ月前から次男が「欲しい」と言っていた物ですが、「欲しいなら自分のお小遣いで買おうね」と私は伝えていました。それに対して次男は「頑張って貯金する!」と意気込んでいたのですが、なかなかうまくいかず…。
「頑張って貯金をする」と意気込んだものの、目標の前にADHDの特性が邪魔をして…
大きな目標を前に、「やる気を維持しづらい」「興味の対象が次々に変わる」「我慢することに対してエネルギーが必要」などの特性が邪魔をします。
そんな中、仲良しのEくんに「ほしいゲームソフトが買えないからプレイできない」と話したそうです。Eくんは、そのゲームソフトをお小遣いで買ったものの、あまり遊ばなかったそうで、「もう必要ないからあげる」と次男に言ったのだそうです。
そんな中、仲良しのEくんに「ほしいゲームソフトが買えないからプレイできない」と話したそうです。Eくんは、そのゲームソフトをお小遣いで買ったものの、あまり遊ばなかったそうで、「もう必要ないからあげる」と次男に言ったのだそうです。
正直に打ち明けた次男にどう対応すれば良い?
私は親としてどういう対応をすれば正解なのか、非常に悩みました。Eくんに、もらったゲームソフトを返すのは当たり前ですが、次男にはどう言えば良いのだろう?
高価なソフトを安易にもらったことに対して叱ると、せっかく正直に私に打ち明けたのに本人にとっての失敗体験になってしまいます。
ゲームソフトをEくんに返しただけで終わらせることもまた、失敗体験になりそうです。次男の性格を考えると「言うんじゃなかった」と後悔する可能性が高いです。
また、正直に言ってくれたからといってご褒美のように買い与えてしまうのも良くないと思いました。
高価なソフトを安易にもらったことに対して叱ると、せっかく正直に私に打ち明けたのに本人にとっての失敗体験になってしまいます。
ゲームソフトをEくんに返しただけで終わらせることもまた、失敗体験になりそうです。次男の性格を考えると「言うんじゃなかった」と後悔する可能性が高いです。
また、正直に言ってくれたからといってご褒美のように買い与えてしまうのも良くないと思いました。
正解だとはハッキリ言えないですが、「正直に言ってくれて助かったけど、ゲームソフトはすぐに返そう。人から物をもらったり交換をしたりしてはいけないよ。今回だけ特別にお母さんが買うけど次からは自分のお小遣いで買おう」と言いました。
その後無事にEくんにゲームソフトを返し、お母さまにも謝罪しました。一安心…とはいきません。同じことを繰り返さないように、対応する必要があります。
その後無事にEくんにゲームソフトを返し、お母さまにも謝罪しました。一安心…とはいきません。同じことを繰り返さないように、対応する必要があります。