利用者40%が発達障害児の無学年式教材「すらら」保護者から絶大な支持を得ている「すららコーチ」も登場!【まなびフェスタレポート】
ライター:発達ナビ編集部
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すららネット
LITALICO発達ナビにより、3月7日に開催された「オンラインまなびフェスタ2021」。その中で『すらら』様にお話いただいた、教材のこだわりや発達障害のお子さんへの接し方について、セミナーの内容をレポートします。
発達障害や不登校のお子さんに支持される『すらら』が、「オンラインまなびフェスタ2021」に登場!
LITALICO発達ナビにより、3月7日に開催された「オンラインまなびフェスタ2021」。発達が気になるお子さまを育てる保護者のみなさまのためのこの特別なイベントは、事前参加登録者数が4200名を超える大盛況の内に幕を閉じました。
発達が気になるお子さまを応援する13社の協賛企業が集まった「オンラインまなびフェスタ」のセミナーには、以前発達ナビの記事でもご紹介したすららさまにもご登壇いただきました。
発達ナビでもご紹介させていただき、たくさんの方にご活用いただいているのが無学年方式のe-ラーニング教材『すらら』です。
発達が気になるお子さまを応援する13社の協賛企業が集まった「オンラインまなびフェスタ」のセミナーには、以前発達ナビの記事でもご紹介したすららさまにもご登壇いただきました。
発達ナビでもご紹介させていただき、たくさんの方にご活用いただいているのが無学年方式のe-ラーニング教材『すらら』です。
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発達ナビユーザーに聞いてみた。学年に左右されない『無学年式教材』の良さとは?
『すらら』は小学校1年生から高校3年生までが対象で、国語・算数・理科・社会・英語の5教科に対応しています。全国2,500校の学習塾、学校が採用、全国で約44万人が利用中(2021年10月時点)と、たくさんの先生や親子から支持を集め、発達障害や不登校のお子さんが自分のペースで楽しく学びを継続しています。
オリジナルキャラクターを使った分かりやすい「レクチャー」→豊富な問題数の「ドリル」→理解度に合わせて自動調整される「テスト」という流れで学ぶことができるオンライン学習教材です。
セミナーでは、『すらら』の子どもの発達支援室室長である佐々木さんより、前半は教材のこだわりについてのお話、後半は「すららコーチ」との対談が展開されました。
そのお話の中には、発達障害や不登校のお子さんの保護者のみなさまにとって気づきとなる内容がたくさんありましたので、ご紹介させていただきます。
そのお話の中には、発達障害や不登校のお子さんの保護者のみなさまにとって気づきとなる内容がたくさんありましたので、ご紹介させていただきます。
利用者40%が発達障害児童という『すらら』は、なぜ家庭学習サービスで選ばれているのか?
全体を通して佐々木さんのお話からは、なぜ発達障害や不登校のお子さんと『すらら』の相性が良いのか、その理由を垣間見ることができました。
「『すらら』では、オンライン学習を2008年から実践する老舗で、全国の学習塾と学校が採用するなど勉強のプロが認める学習教材として広がっていきました」と、佐々木さん。発達障害のお子さんと相性が良い理由について、6つのポイントを教えてくれました。
「6つのポイントがあるからこそ、勉強への意欲が湧き、ミスが少なくなり、勉強が継続し、しっかりとした基礎学力が身についていきます」と、佐々木さんは話します。教育の現場でプロに導入されることからはじまった『すらら』は、今では家庭学習としてもたくさんのお子さんが活用し、特に発達障害や不登校のお子さんにとっての心強いパートナーとして、勉強を支え続けています。
特にポイントの6つ目にあげられた「すららコーチ」は、他の学習塾や教材サービス等の多くと異なり保護者の方のサポートをする存在という特徴があります。「それでは早速、保護者の方を導くアドバイザーとして、お子さんの学習を支えてくれる存在である『すららコーチ』にお話を聞いてみましょう」と、佐々木さんは多賀谷先生を呼び込みました。
次の章では、発達障害の生徒53名、不登校の生徒61名という実績を持つ多賀谷先生が教えてくれた、勉強への寄り添いのポイントをご紹介いたします。
保護者の方の重荷を一緒に背負う。それが「すららコーチ」の本気の寄り添い
――佐々木さん(以下略):まずは先生が担当された生徒の中で、Kさんついてお聞かせください。6年間『すらら』をご活用いただいた自閉症スペクトラムで不登校だったお子さんです。自宅で『すらら』で勉強することで学校の出席扱いとなったはじめての生徒で、その後高校に見事合格し、高校のテストでも満点をとっていたという誇らしいお子さんです。
多賀谷先生(以下略):とてもよく覚えています。彼には強いこだわりがあり、毎日同じ時間に『すらら』にログインして大晦日やお正月も勉強する生徒でした。保護者の方とお話をする中でも、本人が主体となって勉強し理解できるようになっていることが『すらら』の特長で、集中力を引き出してくれているとおっしゃっていただいていました。進学した高校でもトップクラスの成績だったので、中学校から積み上げた理解が本物だったんだなと感じて嬉しかったですね。
多賀谷先生(以下略):とてもよく覚えています。彼には強いこだわりがあり、毎日同じ時間に『すらら』にログインして大晦日やお正月も勉強する生徒でした。保護者の方とお話をする中でも、本人が主体となって勉強し理解できるようになっていることが『すらら』の特長で、集中力を引き出してくれているとおっしゃっていただいていました。進学した高校でもトップクラスの成績だったので、中学校から積み上げた理解が本物だったんだなと感じて嬉しかったですね。
――私としても今でも強い印象に残っています。他にも現在進行形で、印象的な生徒さんがいれば教えてください。
今年になって担当した生徒なのですが、自閉症スペクトラムで不登校のお子さんがいます。保護者の方が普段のお子さんとのコミュニケーションに悩んで焦っていたので、当面の目標を高校デビューという先に設定することで余裕を持たせ、その上で特性を理解した接し方をお伝えしました。すると、次のようなメールをいただいたんです。
「アドバイスをいただいてから、怒る回数が激変し、余裕を持って見守れるようになりました。本人を信頼して支援するという、少しのスタンスの違いでこれだけ変わるのかと驚いてしまって」と、そこには書かれていました。たった1ヶ月という少しの時間で保護者の方も成長されたのですねと伝えると、そのメールを何度も読み返して励みにしていると言ってくださって。そんなやりとりを通して、私自身もコーチとして成長させていただいています。
――多賀谷先生の言葉は語録にできるほど温かいものが多くて、その一例として私からもHSCという繊細すぎることが原因で不登校となったお子さんの保護者の方に向けたメールもご紹介させていただきます。
今年になって担当した生徒なのですが、自閉症スペクトラムで不登校のお子さんがいます。保護者の方が普段のお子さんとのコミュニケーションに悩んで焦っていたので、当面の目標を高校デビューという先に設定することで余裕を持たせ、その上で特性を理解した接し方をお伝えしました。すると、次のようなメールをいただいたんです。
「アドバイスをいただいてから、怒る回数が激変し、余裕を持って見守れるようになりました。本人を信頼して支援するという、少しのスタンスの違いでこれだけ変わるのかと驚いてしまって」と、そこには書かれていました。たった1ヶ月という少しの時間で保護者の方も成長されたのですねと伝えると、そのメールを何度も読み返して励みにしていると言ってくださって。そんなやりとりを通して、私自身もコーチとして成長させていただいています。
――多賀谷先生の言葉は語録にできるほど温かいものが多くて、その一例として私からもHSCという繊細すぎることが原因で不登校となったお子さんの保護者の方に向けたメールもご紹介させていただきます。
――上の画像にあるように、不登校にしてしまった自分の育て方が悪いんじゃないかと自分を追い込んでいた保護者の方に対して、お子さまの素敵な側面に目を向けられるような言葉を投げかけていました。それに対して保護者の方も心のつかえが取れて軽くなったと返信されていたのを見て、私も涙ぐんでしまったことがありました。
――そして今では目標が無遅刻無欠席ですと元気に学校に通われていて、生徒会の副会長にも立候補するまでに変われた背景には、やはり保護者の方を導いた多賀谷先生の存在が大きかったのだと感じています。
――そんな先生に、改めて発達障害のお子さんを担当するときに大切にしていることをお聞かせいただきたいと思います。
はい。接し方はその子の個性や環境によって全く違ってくるので、特性を理解した上での学習計画を立てることや、学習が遅れている場合には無理がないところから始めること、自立学習ができるように保護者の方と協力して支えていくことが大切だと考えています。そのために、保護者の方としっかりと信頼関係を築くことが何よりも必要です。
もちろん最初は家庭学習がスムーズにいかないお子さんも多いのですが、それはなぜそういう行動を起こすのか、どんな気持ちなのかを理解する、欠かせない段階なのだと思っています。そして勉強が上手くいかない経験から自尊心が低下していることも多いので、保護者の励ましが不可欠です。集中力が続く学習計画を立てたり、クールダウンの方法を学んだりすることで、他のシーンでも活用できて成長するきっかけになると前向きに捉えてください。
はい。接し方はその子の個性や環境によって全く違ってくるので、特性を理解した上での学習計画を立てることや、学習が遅れている場合には無理がないところから始めること、自立学習ができるように保護者の方と協力して支えていくことが大切だと考えています。そのために、保護者の方としっかりと信頼関係を築くことが何よりも必要です。
もちろん最初は家庭学習がスムーズにいかないお子さんも多いのですが、それはなぜそういう行動を起こすのか、どんな気持ちなのかを理解する、欠かせない段階なのだと思っています。そして勉強が上手くいかない経験から自尊心が低下していることも多いので、保護者の励ましが不可欠です。集中力が続く学習計画を立てたり、クールダウンの方法を学んだりすることで、他のシーンでも活用できて成長するきっかけになると前向きに捉えてください。
――多賀谷先生は保護者との向き合い方についてもスペシャリストだと感じているのですが、実際にはどのようなアドバイスをしているのかを教えてください。
「すららコーチ」は保護者を支えるアドバイザーです。発達障害のお子さんを育ててきた保護者の方は苦労されてきた方も多いと思うので、そこに共感をしながら生徒を身近に感じて理解するようにしています。そうすることで上手くいかないときにも適切なアドバイスができるようになり、心を軽くしてあげるとお子さんへの接し方が変わり、お子さんの学習意欲が高まるという相乗効果につながります。
ですから保護者の方の重荷を一緒に背負って、軽くしてあげるようなアドバイスを心がけています。
――重荷を一緒に背負うということはなかなか言いにくいこと。それを先生から言っていただけるのは本当に心強いことだと感じています。
「すららコーチ」は保護者を支えるアドバイザーです。発達障害のお子さんを育ててきた保護者の方は苦労されてきた方も多いと思うので、そこに共感をしながら生徒を身近に感じて理解するようにしています。そうすることで上手くいかないときにも適切なアドバイスができるようになり、心を軽くしてあげるとお子さんへの接し方が変わり、お子さんの学習意欲が高まるという相乗効果につながります。
ですから保護者の方の重荷を一緒に背負って、軽くしてあげるようなアドバイスを心がけています。
――重荷を一緒に背負うということはなかなか言いにくいこと。それを先生から言っていただけるのは本当に心強いことだと感じています。
ーー最後に、発達障害のお子さんの勉強に悩む保護者の方へのアドバイスをお願いします。
私が見てきた発達障害の子どもたちは、みんな純粋で正直で、心優しくて素晴らしい感性を持っています。その長所を認めてあげて伸ばしてほしいです。幼く見えるかもしれませんが心は他の子どもたちと同じように育っています。今は学校のカリキュラムについていけなくても、年齢が上がるにつれて学習能力が上がるお子さんもたくさん見てきました。
お子さんが将来就きたい仕事を見つけたときに可能性を閉ざさないように、家庭学習は欠かせないものだと感じています。そして発達障害のお子さんに必要なのは、勉強が楽しいものだと感じられる環境と保護者の励ましですので、ぜひ前向きに家庭学習を楽しんでいただけたらと思います。
私が見てきた発達障害の子どもたちは、みんな純粋で正直で、心優しくて素晴らしい感性を持っています。その長所を認めてあげて伸ばしてほしいです。幼く見えるかもしれませんが心は他の子どもたちと同じように育っています。今は学校のカリキュラムについていけなくても、年齢が上がるにつれて学習能力が上がるお子さんもたくさん見てきました。
お子さんが将来就きたい仕事を見つけたときに可能性を閉ざさないように、家庭学習は欠かせないものだと感じています。そして発達障害のお子さんに必要なのは、勉強が楽しいものだと感じられる環境と保護者の励ましですので、ぜひ前向きに家庭学習を楽しんでいただけたらと思います。
セミナーの終わりには、質疑応答の時間が設けられました
「最初はなかなか上手くいかなくて、その後工夫をされて伸びていったケースを知りたい」という質問に対しては、例えばASDタイプの自主的に進めることが好きなお子さんに、保護者の方が全てを管理してしまっていたケースをあげていただきました。自主性を重んじるやり方に変えてもらうことがポイントなので、自分はどうしたいかを本人に聞き、苦手を1教科だけ入れて他は自分で進めるようにしたら伸びたことがあったということです。
また、反対に自由にやらせると上手くいかないタイプもあるので、特性を見極めて可能性をつぶさないようにする必要があります、との回答がありました。
次に、「保護者の方がお子さんの特性を把握しづらいときにどうフォローしているのか」という質問に対しては、たくさんの生徒を見てきた立場からお子さんの様子を聞いてアドバイスをするので、遠慮をせずに聞いていただきたいですし、電話の方がよければ電話でもお話を聞くこともありますと、答えていただきました。
また、反対に自由にやらせると上手くいかないタイプもあるので、特性を見極めて可能性をつぶさないようにする必要があります、との回答がありました。
次に、「保護者の方がお子さんの特性を把握しづらいときにどうフォローしているのか」という質問に対しては、たくさんの生徒を見てきた立場からお子さんの様子を聞いてアドバイスをするので、遠慮をせずに聞いていただきたいですし、電話の方がよければ電話でもお話を聞くこともありますと、答えていただきました。
また、「学習面が改善されることで、その後学校との関係性について変化が見られたケースを聞きたいです」という質問に対しては、不登校のお子さんが『すらら』で数学をがんばりはじめ、難しい問題を100点までできるように、学校の先生に聞きに行ったという事例を教えてくださいました。次にお父さんに聞いたら夕食を忘れて取り組んでくれるなど、お子さんが前向きになることで周囲にも面白い変化が起きたそうです。それから定期的に勉強の質問をするために学校に通えるようになり、自信を持つことで変わるということを感じることができたエピソードでした。
最後に、「お子さんへの効果的な声かけについて教えてください」という質問に対しては、やりなさいという命令は禁物でやる気を削いでしまうので、ほっておいてもやらないことを解決するためには、やる時間を親子で決めて紙に書いて壁に貼っておくのがおすすめとの回答がありました。そしてその下にご褒美を書いておく、それだけのことで良いんです。その2つがセットになっているとやろうかなという気持ちになってくれるので、ぜひ試してくださいと教えてくださいました。
最後に、「お子さんへの効果的な声かけについて教えてください」という質問に対しては、やりなさいという命令は禁物でやる気を削いでしまうので、ほっておいてもやらないことを解決するためには、やる時間を親子で決めて紙に書いて壁に貼っておくのがおすすめとの回答がありました。そしてその下にご褒美を書いておく、それだけのことで良いんです。その2つがセットになっているとやろうかなという気持ちになってくれるので、ぜひ試してくださいと教えてくださいました。
多賀谷先生の優しい言葉の数々に、最後まで温かな雰囲気でセミナーはあっという間に終わってしまいました。普段はなかなか伺うことができない「すららコーチ」のお話には、たくさんの参加者の方が耳を傾けていたようです。
セミナーにご参加いただけなかった方も、ぜひ『すらら』の教材を体験してみていただき、家庭学習での選択肢としてご検討いただければと思います。
発達ナビユーザーの皆さんにとって、『すらら』が家庭学習の選択肢の一つになることを願っております。
セミナーにご参加いただけなかった方も、ぜひ『すらら』の教材を体験してみていただき、家庭学習での選択肢としてご検討いただければと思います。
発達ナビユーザーの皆さんにとって、『すらら』が家庭学習の選択肢の一つになることを願っております。