YouTuberデビューで思わぬ変化が!発達凸凹きょうだい、配信で得られた3つの成長【後編】
ライター:スガカズ
わが家の発達凸凹の長男(13歳)と次男(10歳)は、半年ほど前からパパの管理の元YouTube配信をしています。
せっかくなら楽しんで続けたいので、大好きなゲーム配信で、主にライブや編集動画を投稿しています。
私は「子どもたちが余計なひとことを話すのでは」と心配で仕方がありませんでしたが…配信をはじめてから子どもに驚きの変化が見られたのです。
配信するための条件をきちんと決めたこと
わが家の発達凸凹の長男と次男は、半年ほど前からパパの管理の元YouTube配信をしています。 私は「子どもたちが余計なひとことを話すのでは」と心配で仕方がありませんでした。
そこで、前回のコラムでお話したように、発達凸凹の息子たちがYouTube配信を始める前に「配信するためのルール」をきちんと決めることにしました。
そこで、前回のコラムでお話したように、発達凸凹の息子たちがYouTube配信を始める前に「配信するためのルール」をきちんと決めることにしました。
発達凸凹きょうだい、念願のyoutuberデビュー!トラブルは起きない?保護者ができるコト
親子で決めたルール
・親が必ず配信を管理、同伴
・ゲームの前は必ず勉強(習い事もがんばる)
・配信、ゲームに使う時間を守る
・言葉遣いや個人情報に気をつける
・親子で継続する
保護者として「やらなければいけないこと」がおざなりにならないようにしてほしかったからです。
・親が必ず配信を管理、同伴
・ゲームの前は必ず勉強(習い事もがんばる)
・配信、ゲームに使う時間を守る
・言葉遣いや個人情報に気をつける
・親子で継続する
保護者として「やらなければいけないこと」がおざなりにならないようにしてほしかったからです。
いよいよ配信スタート!最初は心配していたけれど…
ADHDとLDのある小4次男はゲームとYouTubeが何より大好き。
そんな彼は配信を始めてから帰宅してすぐ宿題に取り掛かったり、習い事にもすんなり行くようになりました。
もともと小2のころから、「将来YouTuberになりたい!」と強く思っていたため、配信できることが本当にうれしかったようです。
今まであんなに苦手なこと(主に勉強)に対して気持ちがのらなかったのに…あんなに私が苦労して行動を促していたのに…。
「本当にこの子はうちの子なの?」と思うほどの変化に、私は非常に驚きました。
一方、ADHDとASDのある中一長男はというと、YouTube配信は少し気になっていた程度だったので、分かりやすい行動の変化はありませんでした。
ですが、YouTube配信を続けるうちに、長男・次男にやらせて良かったと思える機会ががたくさんありました。
そんな彼は配信を始めてから帰宅してすぐ宿題に取り掛かったり、習い事にもすんなり行くようになりました。
もともと小2のころから、「将来YouTuberになりたい!」と強く思っていたため、配信できることが本当にうれしかったようです。
今まであんなに苦手なこと(主に勉強)に対して気持ちがのらなかったのに…あんなに私が苦労して行動を促していたのに…。
「本当にこの子はうちの子なの?」と思うほどの変化に、私は非常に驚きました。
一方、ADHDとASDのある中一長男はというと、YouTube配信は少し気になっていた程度だったので、分かりやすい行動の変化はありませんでした。
ですが、YouTube配信を続けるうちに、長男・次男にやらせて良かったと思える機会ががたくさんありました。
SNS(YouTube)で得られた3つのこと
【その1】チャット機能が人と話すきっかけに
最初のうちは視聴者がいなかったので親子でなにげないトークをしていましたが、続けていくうちに初めての人や常連さんも来るようになりました。
気に入ったらチャンネル登録してくれるので、継続していくうちにライブ配信のチャット上で常連同士の会話が繰り広げられます。配信者(パパと子どもたち)は、ゲームをしながらチャットの内容を確認し、視聴者と会話することが多いです。
管理者のパパが率先して話しているのですが、その様子を見て「知らない人と話すことの難しさ」と「わざわざ見に来てくれることへのうれしさ」を感じ、「これからも見に来てほしいから頑張って喋りたい」という意欲につながっていました。
気に入ったらチャンネル登録してくれるので、継続していくうちにライブ配信のチャット上で常連同士の会話が繰り広げられます。配信者(パパと子どもたち)は、ゲームをしながらチャットの内容を確認し、視聴者と会話することが多いです。
管理者のパパが率先して話しているのですが、その様子を見て「知らない人と話すことの難しさ」と「わざわざ見に来てくれることへのうれしさ」を感じ、「これからも見に来てほしいから頑張って喋りたい」という意欲につながっていました。
【その2】自分の行動や発言を過去の動画で振り返る
投稿された動画を確認すると、自分自身の話し方や場の雰囲気を振り返れたり、そのとき取った行動の理由を私に説明する機会が増えます。
うまく喋れなかったとしても、保護者が管理しているためパパがフォローしてくれますし、本人も「人が嫌な気持ちになる発言はしない」というルールを意識するため、初めての人との会話をするにはちょうど良い環境でした。
うまく喋れなかったとしても、保護者が管理しているためパパがフォローしてくれますし、本人も「人が嫌な気持ちになる発言はしない」というルールを意識するため、初めての人との会話をするにはちょうど良い環境でした。
【その3】SNSのマナーや対処方法を学ぶ
YouTubeに限らず、SNSでは時々、「会ったことがない相手にいじわるをする人」に遭遇することもあります。
そういった場面は子どもたちは直接経験しませんでしたが、パパが経験したときの様子を後日動画を見せて説明し、対処方法を教えることもできました。
子どもたちは、「こんな人もいるんだ」と理解できます。
この先子ども1人でSNSを利用する前に指導できたことは良かったのだろうと思います。
そういった場面は子どもたちは直接経験しませんでしたが、パパが経験したときの様子を後日動画を見せて説明し、対処方法を教えることもできました。
子どもたちは、「こんな人もいるんだ」と理解できます。
この先子ども1人でSNSを利用する前に指導できたことは良かったのだろうと思います。