発達障害むっくんが別人のように落ち着いた⁉変化をもたらした支援員さんのアドバイスとは?保育所等訪問支援【最終話】
ライター:ウチノコ
こんにちは、ADHDと自閉スペクトラム症の診断を持つ小学2年生、むっくんの母ウチノコです。4回にわたった保育所等訪問支援のお話も今回で終わりです。保育所等訪問支援で学べた知識は、先生方の力となり、むっくん以外の子どもたちの毎日も今も支えています。
前回のお話はこちら
やりたくないではなく、できない!?先生も親も目からうろこの癇癪対応とは?保育所等訪問支援【第3話】
3回目の保育所等訪問支援
3回目の保育所等訪問支援はむっくんが年中の夏から冬にかけて月に1度、半年間継続で受けました。目的は小学校生活を見据えての支援を模索することです。これまでの保育所等訪問支援では、むっくんが困っている場面を思うように見てもらえなかったことから、このときは行事の練習、制作活動、運動遊び、集団でのレクリエーション、給食の様子など、むっくんの苦手な活動を積極的に取り入れ見てもらいました。
小学校生活へ向けて、たくさん貰ったアドバイス
3歳、4歳で受けたときは園内の環境調整についての指摘が多かったのですが、年中では本人の自立や、成長を促す取り組み、また特性とどう折り合いをつけるかという視点でのアドバイスをたくさんいただきました。
たくさんありすぎて紹介しきれずもどかしいのですが、その中でも「むっくんは人の役に立つことが大好きで、人が喜ぶ姿がトークン(ご褒美)になります。タダだからラッキーね!だからたくさん関わって、助かったよ、ありがとうをいっぱい伝えてあげてね」というアドバイスは、むっくんは人との関りが苦手な子だけどそれでもこの子は人が好きなのだなぁと思えてとても嬉しかったです。