4歳の発達グレー娘に友達ができた!と喜んだのも束の間、怒りスイッチ発動で母はヒヤヒヤ。気持ちの切り替え法と友達親子への感謝

ライター:とまぱん
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こんにちは、とまぱんです。4歳の娘は発達グレーゾーンです。今回は娘とお友達とのかかわりをお話していこうと思います。こだわりが強く我慢が苦手な娘。友達と遊ぶ中、娘はちょっとしたことですぐ怒ってしまいます。そんな苦悩と娘が癇癪を起こしてしまったときの私なりの切り替え方法を紹介します。

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監修: 井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
ABA(応用行動分析学)をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉スペクトラム症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。

同い年の子にあまり興味のない娘。そんな娘にもお友達ができて

幼稚園に入園し、娘は先生にべったりの様子でした。お友達が遊ぼう、と寄ってきてくれてもあまり興味を示してないよう。娘は昔から子どもよりも大人に安心感があるようでした。そんな娘にも唯一「もんちゃん」というお友達ができました。お互いの家を行き来したり公園で遊んだり。その光景を私もうれしく眺めていました。
お友達と公園で遊ぶとまちゃん
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ここで怒るの?娘の謎の怒りスイッチ

娘にお友達ができて喜んだのも束の間。娘は毎回もんちゃんとケンカばかり。そんなに怒らなくてもいいのに、という場面で娘がすぐに怒ってしまいます。おもちゃの取り合いはほかのお子さんでもよくある話ですが、娘はおもちゃの取り合い以外にも独特なところで怒ったりするのです。
例えばもんちゃんのおうちにお邪魔したときのこと。もんちゃんが私たちを招き入れようと玄関の門を開けてくれました。
自分で門を開けられなかったことに怒り始めるとまちゃん
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うちはマンションなため娘は門が珍しかったのでしょう。自分で門を開けてみたかった娘は怒り始めました。もんちゃんが親切に開けてくれたにも関わらず娘はたちまち不機嫌に。もんちゃんはなんで怒るの?と不思議に思ったことでしょう。
お友達の気持ちを代弁し、とまちゃんの気持ちの切り替えをしようとする母
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そう声をかけても機嫌が直らない娘。「じゃあ帰りはとまちゃんが開けようね」と、もんちゃんのお母さんも声をかけてくれましたが、娘は気持ちの切り替えがすぐにできませんでした。

娘は4歳になった今でもエレベーターのボタンを絶対に自分で押したがります。今回の門もそうですが、娘は4歳ごろのお子さんにはもう興味がないであろうものにまだ強い興味と執着心があるのです。家の鍵の開け閉め、電気のスイッチなどもそうです。

一人ぼっちにされたと思いまた癇癪に...

あるとき、もんちゃんと娘が滑り台で遊んでいて、もんちゃんがふと滑り台を離れてシャボン玉で遊び始めました。娘は取り残されたことで不安になったのでしょう。もんちゃんが怒って行ってしまったと勘違いしたのかもしれません。そこからまた癇癪が始まってしまいました。
お友達がシャボン玉で遊び始めて、癇癪を起こすとまちゃん
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「もんちゃんはシャボン玉で遊びたくなっただけだよ。とまちゃんも一緒にシャボン玉やる?」と、私がどんなに言っても娘の耳には入ってない様子。なんでうちの子はちょっとしたことですぐ怒ってしまうんだろうと疲れてしまいました。
次ページ「やっぱりこれ。娘の気持ちを切り替える必須アイテム」

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