「この程度で行っていい?」小2で場面緘黙と診断された娘と悩みながらも児童精神科へ。そこでかけられた言葉とは

ライター:まりまり
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現在小学4年生の次女。
小学2年生のときに場面緘黙と診断されています。
診断を受けたのは児童精神科クリニックでした。
初めて行った児童精神科について、わが家の場合をお伝えしたいと思います。

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監修: 井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
ABA(応用行動分析学)をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉スペクトラム症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。

ほんとうに児童精神科に行っていいのか?

次女が小2のときに児童精神科に行くとは決めたものの、ずっと心に引っかかっていたのが「この程度で病院に行ってもいいのだろうか」ということでした。
スクールカウンセラーの先生には「学校に来ることもできて、勉強も問題なくできている。支援センターに行くほどではない」ということを言われていたので、ましてや病院なんて…という気持ちがありました。
この程度で児童精神科に行っていいのかと悩む
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それでも、次女自身が困っていて話したいと思っている、私自身も一人で支援していく限界を感じていたのでなんとか行動に移すことができました。

予約を取る

たまたま通える範囲に児童精神科クリニックがあったのでそちらに予約を取ることに。なかなかつながらない電話に諦めそうになりながらも何とかつながり、「娘に場面緘黙があるかもしれない」と事情を話しました。
厳しい現実を目の当たりに
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そこではこんな感じで言われました。

病院へ行けばすべてが解決するわけじゃない、と分かってはいても、現実を見せられた感じで、なんとなく落ち込みつつも、なんとか予約を取ることができました。

次女ちゃんに話す

場面緘黙についてはあらかじめ話していましたが、病院に行くことについてはまた改めて話をすることにしました。

知り合いのお子さんで、児童精神科への通院に関して「自分は病気じゃない」「病院へ行かない」と拒否しているという話も聞いたりしていたので、次女の通院にあたり、どう感じるのか心配はありました。
娘に受診してほしいと伝える
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次女の最初の反応はかなり拒否的でした。

ただ、次女自身も話したいという気持ちがあること、私もずっと一緒にいること、ママ自身もほかに協力してくれる人がいるとうれしいな~心強いな~という感じで説明。とりあえず行ってみて、嫌だったらやめてもいいことを伝えました。

次女はしぶしぶ了承してくれる…という感じで、なんとか行けることになりました!
次ページ「ついに病院へ。先生の言葉。 」

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