厳しくも息子を包み込んでくれた1年生のママの存在

その後、1年生と息子はさらに仲良くなり、息子が学童をやめるまでよく一緒に遊んでいたようです。子どもの気持ちに寄り添いながらも、言うべきことはきちんと言い叱ってくれたママの存在は、息子にとって貴重なものになっていると思います。

1年生のママは、私よりずっと若くきれいな人でした。きっと10年は私のほうが長く生きていただろうに、彼女は私よりずっと精神的に大人でした。以前の私は、息子の友人たちに対してうまく叱ることができず、トラブルに直面しても、あいまいに「大丈夫だよ」と言ってしまう場面もあったように思います。でもそのために、子どもたちは学ぶ機会を失っていたかもしれません。

息子にとっても大切な言葉をくれた1年生のママは、私にも大切なことを教えてくれました。いまでもふとしたときに思い出される出来事です。
イラスト/taeko
エピソード参考/あっきー

(監修:三木先生より)
とても理解のある優しいお母さんで良かったです。こうやって、いろんな大人がいろんな子どもの未来を案じて真剣に向き合ってくれることはとても大切なことです。しっかり振り返りもできて、またお子さんの成長につながると良いですね。
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