「繰り返し行動」から生まれる音とは?ヘラルボニー新プロジェクトやADHD当事者の葉っぱ切り絵展、ディスレクシア支援セミナーなど冬に体験したいイベントをお届け!
ライター:発達ナビニュース
12月のニュースコラムでは、知的障害の「繰り返し行動」に着目したヘラルボニー新プロジェクト、ADHD当事者リトさんの葉っぱ切り絵展、ディスレクシアについてのオンラインセミナーなどおすすめの話題をピックアップしました。
知的障害の「繰り返し行動」に焦点を当てたヘラルボニー新プロジェクト「ROUTINE RECORDS」、金沢21世紀美術館にて開催
2022年10月1日(土)〜2023年3月21日(火・祝)に、金沢21世紀美術館デザインギャラリーにて、福祉実験ユニット「ヘラルボニー」 の新プロジェクト「ROUTINE RECORDS」が開催されます。このプロジェクトは、金沢21世紀美術館デザインギャラリーを作品展示の場としてだけでなく、調査・ 研究・実験の場として開くことを目的に2017年より始動した〈lab.〉シリーズの第5弾となっています。
「ROUTINE RECORDS」は、金沢市内の特別支援学校や福祉施設、他県の福祉施設に通う知的障害のある人が習慣的に繰り返す、日常の行動(ルーティン)から生まれる音を音楽として届ける試みです。繰り返し行動(ルーティン)を行う知的障害のある人々を「ルーティナー」と呼び、その日常から生まれる様々な音について、多角的に知ることができるような構成になっています。
会場では、日常のさまざまなルーティンが生み出す「音」や「言葉」を聞くことができる視聴コーナーや、ルーティン音をもとにプロの音楽家が作成した楽曲の視聴、実際にルーティンによって生まれた音から音楽を制作できるDJ体験ブースなどが設けられており、日常の音が音楽となるプロセスを体験することができます。また、特設WEBサイトでも、ルーティンから生まれた音などの一部が公開されます。繰り返し行動が生み出す「音」という新たな視点から、多様な背景を持つ他者への理解を深める良い機会となるのではないでしょうか。
「ROUTINE RECORDS」は、金沢市内の特別支援学校や福祉施設、他県の福祉施設に通う知的障害のある人が習慣的に繰り返す、日常の行動(ルーティン)から生まれる音を音楽として届ける試みです。繰り返し行動(ルーティン)を行う知的障害のある人々を「ルーティナー」と呼び、その日常から生まれる様々な音について、多角的に知ることができるような構成になっています。
会場では、日常のさまざまなルーティンが生み出す「音」や「言葉」を聞くことができる視聴コーナーや、ルーティン音をもとにプロの音楽家が作成した楽曲の視聴、実際にルーティンによって生まれた音から音楽を制作できるDJ体験ブースなどが設けられており、日常の音が音楽となるプロセスを体験することができます。また、特設WEBサイトでも、ルーティンから生まれた音などの一部が公開されます。繰り返し行動が生み出す「音」という新たな視点から、多様な背景を持つ他者への理解を深める良い機会となるのではないでしょうか。
※クリックすると、発達ナビのサイトから、「ROUTINE RECORDS」の公式サイトに遷移します。
※クリックすると、発達ナビのサイトから、「金沢21世紀美術館」の公式サイトに遷移します。
<詳細>
【期間】:2022年10月1日(土)〜2023年3月21日(火・祝)/10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
【会場】:金沢21世紀美術館 デザインギャラリー
【料金】:無料
【休場日】:月曜日(10月10日、31日、1月2日、9日は開場)、10月11日(火)、11月1日(火)、12月29日(木)〜1月1日(日)、1月4日(水)、10日(火)
【主催】:金沢21世紀美術館
【期間】:2022年10月1日(土)〜2023年3月21日(火・祝)/10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
【会場】:金沢21世紀美術館 デザインギャラリー
【料金】:無料
【休場日】:月曜日(10月10日、31日、1月2日、9日は開場)、10月11日(火)、11月1日(火)、12月29日(木)〜1月1日(日)、1月4日(水)、10日(火)
【主催】:金沢21世紀美術館
福祉の世界に実験の精神を。「異彩」を生かし新たな収益構造の実現を目指す。4周年を迎えた「ヘラルボニー」新たな挑戦を取材――美術展「The Colours!」8月7日まで開催
「リト@葉っぱ切り絵 優しい森の仲間たち展 in YOKOHAMA」12月17日(土)~横浜赤レンガ倉庫にて開催
2022年12月17日(土)~2023年1月15日(日)に横浜赤レンガ倉庫1号館2Fスペースにて、「リト@葉っぱ切り絵 優しい森の仲間たち展 in YOKOHAMA」が開催されます。リトさんはADHD当事者でもあり、その特性の一つである「過集中」を前向きに生かすため、2020 年より独学で葉っぱ切り絵の制作を始め、現在TwitterやInstagramなどで人気を博しています。
本展は、「森の入口」から始まり、第1章「森の一日」、第2章「森の一年」、第3章「森の仲間たち」、第4章「森のパーティーにご招待」、第5章「葉っぱ切り絵ができるまで」とそれぞれのテーマごとに素敵な世界観を楽しめる構成となっています。さらに12月17日(土)~25日(日)には、第4章「森のパーティーにご招待」がクリスマスムード一色になるクリスマス限定企画も予定されています。
ADHDの診断を受けてから、発達障害の情報を発信し理解を広めたいと、試行錯誤を繰り返してきたリトさん。ADHDの特性はネガティブに受け取られてしまうこともありますが、得意を活かすことで可能性が広がることもたくさんあるでしょう。リトさんだからこそ生み出せる素敵な葉っぱ切り絵の世界をこの機会にぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。
本展は、「森の入口」から始まり、第1章「森の一日」、第2章「森の一年」、第3章「森の仲間たち」、第4章「森のパーティーにご招待」、第5章「葉っぱ切り絵ができるまで」とそれぞれのテーマごとに素敵な世界観を楽しめる構成となっています。さらに12月17日(土)~25日(日)には、第4章「森のパーティーにご招待」がクリスマスムード一色になるクリスマス限定企画も予定されています。
ADHDの診断を受けてから、発達障害の情報を発信し理解を広めたいと、試行錯誤を繰り返してきたリトさん。ADHDの特性はネガティブに受け取られてしまうこともありますが、得意を活かすことで可能性が広がることもたくさんあるでしょう。リトさんだからこそ生み出せる素敵な葉っぱ切り絵の世界をこの機会にぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。
※クリックすると、発達ナビのサイトから、「リト@葉っぱ切り絵 優しい森の仲間たち展 in YOKOHAMA」の公式サイトに遷移します。
<詳細>
【会場】: 横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース
【会期】: 2022年12月17日(土)~2023年1月15日(日)
【時間】:
12月25日(日)まで: 10:30~20:00(最終入場19:30)
12月26日(月)から: 10:30~18:00(最終入場17:30)
【料金】:
前売券:大人(中学生以上)1,200円/子ども500円
当日券:大人(中学生以上)1,500円/子ども800円
※2歳未満の乳幼児は無料。
※障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料。
【主催】: ドリームスタジオ
【共催】: 横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団]
【協力】: 講談社
【会場】: 横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース
【会期】: 2022年12月17日(土)~2023年1月15日(日)
【時間】:
12月25日(日)まで: 10:30~20:00(最終入場19:30)
12月26日(月)から: 10:30~18:00(最終入場17:30)
【料金】:
前売券:大人(中学生以上)1,200円/子ども500円
当日券:大人(中学生以上)1,500円/子ども800円
※2歳未満の乳幼児は無料。
※障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料。
【主催】: ドリームスタジオ
【共催】: 横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団]
【協力】: 講談社
※クリックすると、発達ナビのサイトから、eplusの「リト@葉っぱ切り絵 優しい森の仲間たち展 in YOKOHAMA」チケット購入ページに遷移します。
リト@葉っぱ切り絵さん、ADHDの診断が転機に。「臨機応変」ができずに退職を繰り返した日々と、過集中を活かして唯一無二のアーティストになるまで
金子書房主催のオンラインセミナー「発達性ディスレクシアのアセスメントと支援」1月29日(日)に開催
発達性ディスレクシアは、学習障害/限局性学習症の中で、文字を読むことに困難があるタイプを指します。ディスレクシアは、文字を音と結びつける「音韻処理」や、文字の形を認識したり語句のまとまりを認識し意味と結びつける「視覚的な処理」などに必要な脳の部位に何らかの機能障害や偏りがあると考えられています。
今回は、ディスレクシアの音韻的側面に焦点を当て、アセスメントで行うべき音韻意識課題、子どもの実態に合わせた支援、配慮すべき子どもの心理面などを通して、発達性ディスレクシアがある子どもの理解と支援について学べるセミナーになっています。講師は、北里大学教授であり言語聴覚士である石坂郁代先生です。ディスレクシアについて、ディスレクシアの支援について理解を深める良い機会になるのではないでしょうか。
今回は、ディスレクシアの音韻的側面に焦点を当て、アセスメントで行うべき音韻意識課題、子どもの実態に合わせた支援、配慮すべき子どもの心理面などを通して、発達性ディスレクシアがある子どもの理解と支援について学べるセミナーになっています。講師は、北里大学教授であり言語聴覚士である石坂郁代先生です。ディスレクシアについて、ディスレクシアの支援について理解を深める良い機会になるのではないでしょうか。
<詳細>
【日時】:2023年1月29日 (日)14:00~16:00
【場所】:オンライン
【講師】:石坂郁代先生
(北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科言語聴覚療法学専攻教授/言語聴覚士)
【料金】:リアルタイム視聴のみ 3,000円/リアルタイム視聴+録画視聴(配信期限あり) 4,000円
【主催】:金子書房
【日時】:2023年1月29日 (日)14:00~16:00
【場所】:オンライン
【講師】:石坂郁代先生
(北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科言語聴覚療法学専攻教授/言語聴覚士)
【料金】:リアルタイム視聴のみ 3,000円/リアルタイム視聴+録画視聴(配信期限あり) 4,000円
【主催】:金子書房
※クリックすると、発達ナビのサイトから、peatixの「発達性ディスレクシアのアセスメントと支援」チケット購入ページに遷移します。