年長の1年間で見違えるほど成長した長男

年長の1年間で見違えるほどの成長を遂げた長男
年長の1年間で見違えるほどの成長を遂げた長男
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年長の終わり頃になると、支援中に嫌がる場面はほとんどなくなっていきました。むしろ、普段保育園では拒否する集団遊びやダンスにも楽しそうに参加し、周りの子たちをサポートする姿まで見られるようになりました。こちらの施設でたくさんの成功体験を積ませてもらったことで、自信をもって過ごせているように感じました。通った期間は年長の1年間だけでしたが、この1年で長男はものすごい成長を見せてくれました!

結果として、どちらの発達支援施設での経験も長男の成長に繋がったと実感することができて、通ってよかったと心から思っています。
執筆/プクティ
(監修:室伏先生より)
プクティさん、発達支援施設でのご指導の様子や、長男さんのご様子について共有してくださり、ありがとうございました。これらの施設での経験が、長男さんの成長に繋がったとのことで、本当に良かったですね。

1か所目の施設では、お子さんが自信を持って学びに向き合えるよう、お子さんのペースに合わせた取り組みをされていたのですね。課題の難しさにつらくなってしまった場面もあったかもしれませんが、小学校での学習を中心とした生活の準備・練習ができたことは、きっと大きな意味を持つ経験になったのだと思います。

2か所目の施設は、日常生活における自立支援や集団生活に必要なスキルの獲得が重要視されていたのですね。これは小学校生活のみならず、今後の長い人生においてとても重要な能力です。ご家庭でいろいろ教えようとしても、お子さんはご家族には甘えたくなってしまって最大限の力が発揮できないこともあります。また、生活の中でできることが増えると、ご家庭でも園でもさまざまな機会に成功体験が積み重なり、自信に繋がります。成長の兆しをいち早くキャッチして、ご家庭でもポジティブなフィードバックをしてあげたいですね。
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https://h-navi.jp/column/article/35030281
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
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