お子さんを一緒に支えるチームの仲間になりたい

LITALICO高等学院 学院長 毛利優介
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――今の時代をどのように捉えていますか?また、毛利さんご自身が目指すものは何ですか?

毛利学院長: 今の時代は、「VUCAの時代(※)」と言われています。変化が目まぐるしく不透明で曖昧で複雑だからこそ、自分の軸を持つことが重要になってきています。「社会に合わない」から社会から離れるのではなく、個性を起点に自分らしい人生を歩んでいける教育をLITALICO高等学院で目指します。これは、障害の有無にかかわらず、すべての人にとってすごく重要だと思います。

(※)VUCA(ブーカ):Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった言葉

そして、教員である両親の姿から子どもたちを大切に見守る仕事の尊さを感じてきたからこそ、少しでも教育業界全体の未来や教育に携わる人たちの幸せに貢献していきたいと考えています。そんな私がうれしいなあと感じる瞬間は、私の関わりで子どもたちがクスっと笑ってくれた時なんです(笑)。「子ども扱いせずに話をしてくれるんだ」「こんな大人もいるんだ」そんなちょっとした喜びを、子どもたちに届けたいんですよね。

――さいごに、保護者の方や進路について考えている中学生の皆さんにメッセージをお願いします。

毛利学院長: 保護者の皆さんにお伝えしたいのは、「私たちは、お子さんを一緒に支えるチームの仲間になりたい」ということです。そのために、個別面談でもお子さまのことをたくさん教えてほしいですし、お子さんに対する願いもお聞かせください。もちろん願いどおりになるかは分かりませんが、とても大切な想いとして受け止めたいと思います。

そして、中学生の皆さんへ。LITALICO高等学院は、「あなたの学校」でありたいと考えています。無理に何かを強いるようなことはありません。あなたの個性やペースを大事にしながら、あなたのチャレンジを応援します。「まだ、やりたいことが見つからない」と不安に思うかもしれませんが、心配はいりません。将来につながるきっかけを一緒につくっていきましょう。そして何より、一緒に楽しみましょう!

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LITALICO高等学院では、個別相談会を開催中です。カリキュラムや学校生活、学費など、なんでもお気軽にご相談いただけます。

通信制高校サポート校「LITALICO高等学院」渋谷スクール

開校:2025年4月
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目19−21 井門神宮前六丁目ビル 3F
提携校:鹿島山北高等学校・鹿島学園高等学校(申請中)

「LITALICO高等学院」Q&A

Q.「LITALICO高等学院」を卒業すると、高等学校卒業の認定はもらえますか?
A. 提携する通信制高校の所定の単位を取得することなどで、高等学校卒業の認定となります。LITALICO高等学院では単位取得と高等学校卒業の認定のサポートを実施します。

Q. 通信制高校と通信制高校サポート校の違いは何ですか?
A. 通信制高校とは、全日制高校と同じように卒業に必要な単位を修得して、高等学校卒業資格を取得する学校のことです。通信制高校サポート校とは、通信制高校を卒業するための学習サポートや日常支援を行う学びの場です。LITALICO高等学院(通信制高校サポート校)では、提携する通信制高校のご案内や、卒業までの日常サポートを実施します。
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
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