3月21日世界ダウン症の日イベント情報、グッドデザイン賞企画展、ZEN大学の初文化祭、音でみるレシピなどニュースをお届け!

ライター:発達ナビニュース
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今月のニュースでは、「はじめの一歩から ひろがるデザイン展 - グッドデザイン賞2024フォーカス・イシュー -」、ZEN大学「磁石祭ZERO」、味の素「音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE」、3月21日世界ダウン症の日啓発イベントをご紹介します。

目次

『はじめの一歩から ひろがるデザイン展 - グッドデザイン賞2024フォーカス・イシュー -』開催中

「はじめの一歩から ひろがるデザイン展 - グッドデザイン賞2024フォーカス・イシュー -」
「はじめの一歩から ひろがるデザイン展 - グッドデザイン賞2024フォーカス・イシュー -」
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東京ミッドタウン・デザインハブで、第113回企画展「はじめの一歩から ひろがるデザイン展 - グッドデザイン賞2024フォーカス・イシュー -」を開催中です。

製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものに贈られ、親しまれている「グッドデザイン賞」。その活動が担っている重要な役割の一つが、これからの社会に向けた可能性や課題の発見です。「フォーカス・イシュー」は、いまデザインが向き合うべきテーマを定め、デザインの新たな可能性を考え、社会へ提言していく取り組みとして始まりました。

2024年度のフォーカス・イシューテーマは「はじめの一歩から ひろがるデザイン」。本展ではこのテーマに焦点を当て、6つの提言とそれに紐づくグッドデザイン賞受賞事例を中心に展示しています。例えば、医療的ケア児の「遊びたくても遊べない」という課題に着目し、遊具を開発した『RESILIENCE PLAYGROUND プロジェクト』、障害者と介助者の住居・介護事業所・シェア店舗が共存するインクルーシブ拠点『障害者シェアハウス+シェア店舗 「はちくりはうす」』など、デザインの力で社会的課題を解決する事例が数多く紹介されています。グッドデザインを生み出した関係者の想い、そして「はじめの一歩」への挑戦のストーリーは必見です。

【詳細】
東京ミッドタウン・デザインハブ第113回企画展
「はじめの一歩から ひろがるデザイン展 - グッドデザイン賞2024フォーカス・イシュー -」

会期:2025年5月6日(火)まで 11:00-19:00※会期中無休・入場無料
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画:公益財団法人日本デザイン振興会、designing
グラフィックデザイン:平山みな美、澤田智穂
空間デザイン:西尾健史
※クリックすると、発達ナビのWebサイトから『東京ミッドタウン・デザインハブ』のWebサイトに遷移します。

2025年4月開学のオンライン大学「ZEN大学」、初の文化祭「磁石祭ZERO」をN高グループ・N中等部と共同開催

2025年4月に開学するZEN大学の文化祭「磁石祭ZERO」
2025年4月に開学するZEN大学の文化祭「磁石祭ZERO」
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学校法人日本財団ドワンゴ学園が、2025年4月に開学するオンライン大学「ZEN大学」。その初めての文化祭「磁石祭ZERO」が、系属校であるN高等学校・S高等学校・R高等学校(2025年4月開校準備中)(以下、N高グループ)、およびN中等部と共同で開催されます。

N高グループはインターネットと通信制高校の制度を活用し、従来の高校とは異なる“インターネットの高校”として注目を集めてきました。N高グループの学園祭「磁石祭」は、今年10年目を迎えます。2025年4月に開校予定のR高とZEN大学が加わることから、「原点に立ち返る」「起点として発展する」という願いを込めて、N高グループ生徒会が新たに「磁石祭ZERO」と命名しました。

「磁石祭ZERO」はリアル会場とオンライン会場のハイブリッド開催となり、リアル会場は2025年4月26日(土)、27日(日)の2日間、千葉県・幕張メッセで行われる「ニコニコ超会議2025」内で、オンライン会場は4月18日(金)~4月27日(日)の期間、特設サイト内でそれぞれ実施されます。ZEN大学、R高等学校の誕生で、インターネットとリアルによる学びの場はますます身近なものになっていくことでしょう。進学を検討されている方はぜひこの機会に参加して、学校の雰囲気を体感してみてはいかがでしょうか?

【詳細】
「磁石祭ZERO」

日時:オンライン会場:2025年4月18日(金)~4月27日(日)
   リアル会場:2025年4月26日(土)、4月27日(日)

会場:オンライン会場:特設サイト(予定)
   リアル会場:「ニコニコ超会議2025」内 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1 幕張メッセ
※クリックすると、発達ナビのWebサイトからPR TIMESのWebサイト内『学校法人日本財団ドワンゴ学園』プレスリリースに遷移します。

音で料理を楽しむコツを紹介!味の素『音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE』公開中

味の素株式会社「音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE」
味の素株式会社「音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE」
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味の素株式会社は、障害の有無にかかわらず、誰もが料理を楽しめる新しいレシピWebサイト「音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE」を公開中です。味の素株式会社のWebサイト「AJINOMOTO PARK」には、もともと12,000件を超えるレシピが公開されていました。しかし、既存のレシピの中には写真や動画など、視覚からの情報に頼っている点が多くありました。そこで、視覚障害者の方々にとって本当にやさしいレシピサイトの開発を開始。視覚障害者の方々に料理に関するヒアリングを行い、課題を洗い出していきました。

このプロジェクトに協力したのは、真っ暗闇のエンターテイメント、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を提供している一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ。また、ダイアログ・イン・ザ・ダークのアテンド役を務める、料理好きな全盲のみきさんに料理する様子を実際に見せてもらうなど、丁寧なリサーチを進めていったそうです。

その結果、新しいレシピサイトに反映されたポイントは主に3つ。1つ目は、スマートフォンやPCの「音声読み上げ機能」に最適化されたUI/UX設計です。視覚障害のある人はWebサイトの音声読み上げ機能を日頃からよく利用しますが、音声読み上げの妨げになる画像や映像をカットしました。さらに、読み間違いが発生する漢字や記号は正しく読み上げられるように変換しました。2つ目は、「きつね色になったら」「透き通る色になったら」など視覚に依存した表現を、目が見えなくても理解できる表現に変換したことです。盛り付け方法を紹介したレシピもあり、写真を見なくても料理のおいしさが伝わる工夫が施されています。

3つ目は、みきさんの声と共に音の変化を紹介する「サウンドコラム」。見た目ではなく、音で料理のポイントを教えてくれます。みきさんの音を表現する言葉や、食材を焼いたり揚げたりする音を聞いているだけで、おいしそうな味やにおいまで感じられるよう。目が見える人にとっても、従来の写真や文字情報だけのレシピより、おいしく仕上げるポイントが理解しやすいのではないでしょうか。第1弾は10点の公開ですが、今後も拡大していく予定とのことです。

「音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE」は、2025年3月末までに100レシピが公開される予定です。利用された方の声を反映しながら改善していくとのことですので、これからの進化が楽しみですね!
※クリックすると、発達ナビのWebサイトから味の素株式会社の『音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE』Webサイトに遷移します。
次ページ「3月21日は世界ダウン症の日!啓発ポスターや注目のイベントも」

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