大切だと感じた引っ越し後の情報収集
そして4月。ついに引っ越しをしました。新しい環境の中で出会っていく方たち……学校の先生、長男と同じ特別支援学級に通う親御さん、相談支援事業所の方、見学に行った放課後等デイサービスの方たちとのお話しの中で、聞けそうな時は病院の情報も聞くようにしました。
お話しに出てきたいくつかの病院をメモ。そしてインターネットを使って調べてみました。すると指定の日時に電話をかけ、つながると新規患者として受付していただけるという病院が2ヶ所ありました。
お話しに出てきたいくつかの病院をメモ。そしてインターネットを使って調べてみました。すると指定の日時に電話をかけ、つながると新規患者として受付していただけるという病院が2ヶ所ありました。
指定の時刻に電話をかけまくった結果、B病院はつながらずダメでしたが、C病院にはなんとか電話がつながり新規患者枠をゲット!現在、長男けんとはその新たに予約をとったC病院に通院しています(電話受付で1人分しか予約できなかったので、次男ゆうきは最初に予約をとったA病院に通院しています)。
今回の引っ越し先でのかかりつけ医探し、自分だけで全部抱え込んで調べていたら、途中で心が折れてしまっていたかもしれません。新しい病院が見つかるまでの間だけでもオンライン受診ができたらどんなに楽なんだろう……とも思いましたが、たくさんの方のご協力をいただきながら無事見つけることができ、本当によかったです。
今回の引っ越し先でのかかりつけ医探し、自分だけで全部抱え込んで調べていたら、途中で心が折れてしまっていたかもしれません。新しい病院が見つかるまでの間だけでもオンライン受診ができたらどんなに楽なんだろう……とも思いましたが、たくさんの方のご協力をいただきながら無事見つけることができ、本当によかったです。
執筆/ゆきみ
(監修:新美先生より)
引っ越し先でのかかりつけ医探しについて、詳細に記してくださりありがとうございます。読んでいて、わずか1ヶ月という限られた準備期間の中で、膨大な荷物や手続きに追われながら、2人のお子さんの医療継続を最優先に動かれた大変さがよく伝わってきました。特に内服薬がある場合、かかりつけ医が薬が途切れるまでに見つかるのかは切実な問題で、ハラハラしながら読みました。
私自身も転居を控えたご家庭から相談を受けることがありますが、児童精神科や発達障害診療の外来は地域によって体制が大きく異なり、「ここに聞けば一発で解決」という窓口がないのが実情だと感じています。地域によって、総合病院の小児科だったり、クリニックだったり、療育センターだったり、(児童)精神科だったりと多岐にわたっていて、初診の予約方法や待機期間もまちまちです。時には予約が取れるのが半年〜1年先ということもあります。そんなこんなの中で、通院が途絶えてしまったという話も聞くことがあります。
そうしたなかで、ゆきみさんがインターネット検索、役所への相談、学校や放課後等デイサービスでの口コミ収集など、多方面に手を伸ばし、複数の候補を探し当てた行動力は本当に素晴らしいと思います。
情報が全国一律にまとまっていないのは残念ですが、比較的役立つのは「〇〇県 発達障がい総合支援センター」と検索する方法です。そこに電話すると地域の相談窓口や医療機関へのつなぎ方を教えてもらえることが多いです。さらに現地での口コミと組み合わせることで、より安心できる医療先を見つけやすくなります。予約が取れた後も、相性や通いやすさの問題は残りますが、新しい出会いの中で信頼できる医療者に巡り会えることを願っています。
引っ越し先でのかかりつけ医探しについて、詳細に記してくださりありがとうございます。読んでいて、わずか1ヶ月という限られた準備期間の中で、膨大な荷物や手続きに追われながら、2人のお子さんの医療継続を最優先に動かれた大変さがよく伝わってきました。特に内服薬がある場合、かかりつけ医が薬が途切れるまでに見つかるのかは切実な問題で、ハラハラしながら読みました。
私自身も転居を控えたご家庭から相談を受けることがありますが、児童精神科や発達障害診療の外来は地域によって体制が大きく異なり、「ここに聞けば一発で解決」という窓口がないのが実情だと感じています。地域によって、総合病院の小児科だったり、クリニックだったり、療育センターだったり、(児童)精神科だったりと多岐にわたっていて、初診の予約方法や待機期間もまちまちです。時には予約が取れるのが半年〜1年先ということもあります。そんなこんなの中で、通院が途絶えてしまったという話も聞くことがあります。
そうしたなかで、ゆきみさんがインターネット検索、役所への相談、学校や放課後等デイサービスでの口コミ収集など、多方面に手を伸ばし、複数の候補を探し当てた行動力は本当に素晴らしいと思います。
情報が全国一律にまとまっていないのは残念ですが、比較的役立つのは「〇〇県 発達障がい総合支援センター」と検索する方法です。そこに電話すると地域の相談窓口や医療機関へのつなぎ方を教えてもらえることが多いです。さらに現地での口コミと組み合わせることで、より安心できる医療先を見つけやすくなります。予約が取れた後も、相性や通いやすさの問題は残りますが、新しい出会いの中で信頼できる医療者に巡り会えることを願っています。

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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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