4歳からゲーム三昧!イライラ暴言・過集中の16年を経て、ASD息子が語った当時の本音に驚き【公認心理師アドバイスも】
ライター:かなしろにゃんこ。
Upload By かなしろにゃんこ。
4歳からテレビゲームをはじめたリュウ太、学校でのイライラをゲームにぶつける日々……ゲーム中は暴言が止まらないのでした。
ゲームをする時間にルールを決めなかったわが家ですが、自主的にゲームをやめられるようにルールを作ることにしました。
監修: 初川久美子
臨床心理士・公認心理師
東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち
臨床心理士・公認心理師。早稲田大学大学院人間科学研究科修了。在学中よりスクールカウンセリングを学び、臨床心理士資格取得後よりスクールカウンセラーとして勤務。児童精神科医の三木崇弘とともに「発達研修ユニットみつばち」を結成し、教員向け・保護者向け・専門家向け研修・講演講師も行っている。都内公立教育相談室にて教育相談員兼務。
東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち
テレビゲームで遊ぶときのルールを作らなかったわが家の事情
わが家は、夫がゲーム関係の記事を書く仕事をしていたため、家にはさまざまな種類のゲーム機やゲームソフトがありました。
ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥多動性)のある息子のリュウ太は4歳頃から少しずつテレビゲームをやるようになり、学童期の頃にはヘビーユーザーのようにテレビ画面にかじりつきゲームをしていたのです。主に、車でレースをするゲームやスポーツ系のものが好きでよくやっていました。
私は、ゲームが苦手で「お母さん一緒にやろうよ」と誘われてもコントローラーの操作ができなくて一緒に遊べませんでした。ですが、子育て期間中はずっと仕事が忙しく、私は家で作業をするマンガ稼業ですから、息子が仕事の邪魔をせず、大人しくテレビゲームをしてくれると助かったのです。
ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥多動性)のある息子のリュウ太は4歳頃から少しずつテレビゲームをやるようになり、学童期の頃にはヘビーユーザーのようにテレビ画面にかじりつきゲームをしていたのです。主に、車でレースをするゲームやスポーツ系のものが好きでよくやっていました。
私は、ゲームが苦手で「お母さん一緒にやろうよ」と誘われてもコントローラーの操作ができなくて一緒に遊べませんでした。ですが、子育て期間中はずっと仕事が忙しく、私は家で作業をするマンガ稼業ですから、息子が仕事の邪魔をせず、大人しくテレビゲームをしてくれると助かったのです。
そういった理由もあって「ゲームは1日2時間まで」などのルールは作りませんでした。なので、リュウ太は小学校低学年の頃から学校から帰ってくると夜ごはんまでの間、4時間くらいやっていたんです。
それでも、毎日4時間もやるとさすがに飽きるようで、ある日は「今日は工作しよう」とか「今日はブロックで遊ぼう」など自分から他の遊びに変更をしていました。
学校のイライラとゲームの暴言が止まらない
小学校3年生、4年生になるとリュウ太は学校で周りの子と衝突することが増えて、毎日イライラして帰宅するようになりました。
イライラした日は、帰宅してすぐにゲームを始めて、遊ぶ時間も増えてきました。
イライラした日は、帰宅してすぐにゲームを始めて、遊ぶ時間も増えてきました。
夜ごはんを食べ終わり、風呂に入った後もゲームをやるようになって、「宿題をやらない」「明日の学校の準備をしない」「塾の課題を嫌がる」こともありました。ゲームにどっぷりになり、私が宿題をやろうと促しても拒否するばかりです。
またゲーム中に「クソ」や「ムカつく」など荒々しい言葉を言いながら、ときにはゲーム機を乱暴に扱ったりしていました。「イライラするならゲームをやらなければいいのに?」と息子に伝えましたが、「お母さんは黙って仕事していて!」と逆に私が怒られる始末です。
日々のイライラをゲームで発散させているのかな?と思いましたが、同じ空間にいて、イライラした言葉を聞くのはしんどいものでした。
またゲーム中に「クソ」や「ムカつく」など荒々しい言葉を言いながら、ときにはゲーム機を乱暴に扱ったりしていました。「イライラするならゲームをやらなければいいのに?」と息子に伝えましたが、「お母さんは黙って仕事していて!」と逆に私が怒られる始末です。
日々のイライラをゲームで発散させているのかな?と思いましたが、同じ空間にいて、イライラした言葉を聞くのはしんどいものでした。
ルールがなかったわが家で導入した「強制終了」ルール
高学年になるとリュウ太はますますゲームにのめり込みました。これまでルールがなかったわが家でしたが、さすがに……と思い注意してもなかなかやめてくれません。
そこで、ゲームをやめられないときは電気のブレーカーを落とすことにしました。
そこで、ゲームをやめられないときは電気のブレーカーを落とすことにしました。
強制終了は、いい作戦だと思っていました。
突然ブレーカーを落とすと息子が反撃して大きなケンカになったので、「あと5分で電気停めます」と警告して、ゲームを自主的に終了させるというきまりにしました。そんなルールにリュウ太は「そのルールやめてくんないかな。心臓に悪い!」と反抗して怒りをぶつけてきましたが、こうでもしないとやめられず、困っていました。
突然ブレーカーを落とすと息子が反撃して大きなケンカになったので、「あと5分で電気停めます」と警告して、ゲームを自主的に終了させるというきまりにしました。そんなルールにリュウ太は「そのルールやめてくんないかな。心臓に悪い!」と反抗して怒りをぶつけてきましたが、こうでもしないとやめられず、困っていました。