【新連載】11ヶ月で「つかまり立ち」をしない…「個性の範囲」じゃなかった?療育開始、歩けるようになるまで
ライター:くら
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はじめまして、4歳になった長男(たまお)と、0歳の次男を持つ母の「くら」と申します。
子育てをしていると、わが子の成長のペースが周りと違う時に、「大丈夫かな?」と不安になる瞬間がありますよね。今回は、長男たまおがまだ赤ちゃんだった頃に私が経験した、運動発達に関するエピソードをお話しさせていただきます。
監修: 初川久美子
臨床心理士・公認心理師
東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち
臨床心理士・公認心理師。早稲田大学大学院人間科学研究科修了。在学中よりスクールカウンセリングを学び、臨床心理士資格取得後よりスクールカウンセラーとして勤務。児童精神科医の三木崇弘とともに「発達研修ユニットみつばち」を結成し、教員向け・保護者向け・専門家向け研修・講演講師も行っている。都内公立教育相談室にて教育相談員兼務。
東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち
わが子の成長ペースが遅い?11ヶ月健診で感じた不安
はじめまして、4歳になった長男(たまお)と、0歳の次男を持つ母の「くら」と申します。長男たまおが赤ちゃんの頃、運動発達は全体的にゆったりとしたペースで進んでいました。一般的な発達の目安より成長が少し遅いかな?と私が気になり始めたのは生後6ヶ月頃のことでした。私自身は、「発達には個人差があるから、きっとこの子の個性なんだろう」と、できるだけ前向きに考えるように努めていました。それでも、第1子ということもあり、不安からインターネット検索は良くしていた覚えがあります(笑)。
当時のたまおの様子を振り返ると、寝返りを始めたのが8ヶ月頃で、ズリバイがしっかりできるようになったのは10ヶ月を少し過ぎた頃でした。
しかし、11ヶ月になっても、たまおが一人で座ったり、つかまり立ちをしたりする気配がないことには、さすがに不安が大きくなりました。この不安を解消するため、11ヶ月健診で正直に先生に相談してみようと思ったのです。
しかし、11ヶ月になっても、たまおが一人で座ったり、つかまり立ちをしたりする気配がないことには、さすがに不安が大きくなりました。この不安を解消するため、11ヶ月健診で正直に先生に相談してみようと思ったのです。
個性の範囲じゃない?医師からの提案に戸惑い
緊張しながら健診に臨み、先生に現在の状況を伝えました。すると、先生はたまおの体の様子を丁寧に見てから、落ち着いた口調で、「11ヶ月でつかまり立ちが見られないという点については気になりますね。1歳までにつかまり立ちをしないようであれば、念のため大きな病院を紹介します」とおっしゃいました。
正直、その時は「え?」と驚き、戸惑いを覚えました。「個性」の範囲内だと信じたかったので、まさか「大きな病院」という言葉が出るとは思っていなかったからです。
正直、その時は「え?」と驚き、戸惑いを覚えました。「個性」の範囲内だと信じたかったので、まさか「大きな病院」という言葉が出るとは思っていなかったからです。
「療育」という前向きなサポートへ
その後、私たちは先生の案内に従って、専門の病院を受診しました。詳しく診察してもらった結果、たまおの成長を促すために療育(児童発達支援)を受けることを勧められ、現在も続けています。専門家による適切な働きかけのおかげで、たまおは彼自身のペースで、できなかったことができるようになり、自信をもって成長を重ねています。