【体験談】預かり保育も学童もわが子に合わない!?特性のある子を育てながらキャリアを諦めない工夫と選択

ライター:プクティ
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わが家には、特別支援学級に通っている小学3年生の長男、そして幼稚園に通っている次男がいます。ASD(自閉スペクトラム症)の傾向がある長男は、1年生の時から特別支援学級に在籍し、少しずつ学校生活に慣れてきました。私はそんな2人の子育てをしながら、隙間時間に仕事をしています。今回は、環境の変化に直面したわが家の、仕事と育児の両立の仕方をご紹介します。

監修者初川久美子のアイコン
監修: 初川久美子
臨床心理士・公認心理師
東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち
臨床心理士・公認心理師。早稲田大学大学院人間科学研究科修了。在学中よりスクールカウンセリングを学び、臨床心理士資格取得後よりスクールカウンセラーとして勤務。児童精神科医の三木崇弘とともに「発達研修ユニットみつばち」を結成し、教員向け・保護者向け・専門家向け研修・講演講師も行っている。都内公立教育相談室にて教育相談員兼務。

「在宅ワークなら両立できる」……はずだった。お迎え時間に追われるバタバタな毎日

私は長年、在宅でのデスクワークの仕事を続けています。納期さえ守れば業務の合間に用事を済ませられるため、ASD(自閉スペクトラム症)の傾向がある長男と、次男の子育て・家事を両立する上で、とても助かる働き方でした。

以前、2人が保育園に通っていた頃は17時過ぎまで預かってもらえたため、日中にまとまった仕事時間を確保して、がっつりと働けていました。
在宅のデスクワークをしている私。家事や通院などで午前中はバタバタ……
在宅のデスクワークをしている私。家事や通院などで午前中はバタバタ……
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しかし、長男が小学校の特別支援学級へ、次男が保育園から幼稚園に転園してから状況は一変しました。

長男の通う小学校では、特別支援学級の児童は原則として保護者が送り迎えをする決まりになっています。次男の幼稚園も合わせると、お迎え時間は13〜14時頃。実質、仕事ができるのは午前中のみになったのです。かといって、仕事だけしていればいいわけでもなく、家事や買い物、通院など、ほかの用事も入ってくるため、集中して仕事に取り組める時間はさらに少なくなります。気づけばあっという間にお迎えの時間になっていることも多く、お昼ごはんを食べ損ねることも多々……。バタバタな毎日を送っています。
集中できる時間が短く、思うように仕事は進まず……
集中できる時間が短く、思うように仕事は進まず……
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大誤算!?わが子に合わなかった「放課後の居場所」

実は当初、小学校では学童、幼稚園では預かり保育を利用する予定でした。長男については、放課後等デイサービスの利用も視野に入れていましたが、自宅近くに事業所がなかったり、遠くてもどこも激戦だったりという現実を知りました。また、通常学級の子たちとの関わりも増やしてほしいという願いもあり、最終的に学童の利用を決めたのです。

前年度のうちに利用申請もして、「これで今まで通り働ける」と安心していたのですが……現実は甘くありませんでした。不安が強く、新しい環境に慣れるのに時間がかかる長男は、学童を嫌がって教室に入ることすらできず、通うことを断念。次男も預かり保育の時間は教室の隅で泣き続けてしまい、それが原因で登園拒否もひどくなってしまったのです。

結局、どちらも通常の下校・降園時間に合わせて迎えに行くことに。制度としては存在していても、わが子にとっては「安心できる居場所」にならないこともある……と、身をもって知ることとなりました。

夜間作業の「マイルール」で、追い詰められない工夫を

終わらなかった仕事は、子どもたちが寝た後に
終わらなかった仕事は、子どもたちが寝た後に
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日中に終わらなかった仕事は、子どもたちを寝かしつけた後に行うのが現在のスタイルです。しかし、無理を重ねて体調を崩してしまっては元も子もありません。

そこで私は、夜の作業で「ルール」を決めています。具体的には、作業時間を1〜2時間程度にとどめること、そして次の日に響かないよう深夜12時には必ず就寝して睡眠時間を確保することです。自分の中で「今日はここまで」としっかり区切りをつけることで、なんとかパンクせずに毎日を回しています。
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