パニックになったとき……安心できる環境で

今回のことを通じて、通っている放課後等デイサービスの支援員の方たちが、けんととしっかり向き合ってくださっていることが伝わってきました。パニックになったときも、その場をやり過ごすのではなく、けんとの話をじっくり聞いて、気持ちに寄り添いながら対応してくださっているようでした。
手厚く支えてくださっています
手厚く支えてくださっています
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「けんと君にこのようなことがあって、パニックになってしまいました。じっくり話を聞いてから、話し合いをしました。今は納得してくれて、落ち着きました」そんな報告を、日頃からいただいています。個別サポート加算がついたことで、以前よりも手厚い人員配置が可能となり、じっくりと向き合っていただけているのかなと思っています。

これからも、支えてくださる周りの方々と私もしっかり向き合いながら、けんとが安心して、安全に過ごせる環境の中で、少しずつ成長していってほしいと願っています。
執筆/ゆきみ

監修者コメント 藤井明子先生(小児科医)

けんとさんの様子から個別サポートが提案されたときには、戸惑いやショックもあったのではないかと感じました。それでも、結果としてけんとさんに合った手厚い支援につながり、安心して過ごせる時間が増えていったことは、とても大切な一歩だったのではないでしょうか。子どもは家庭だけで育つのではなく、学校や放課後等デイサービス、療育先など、さまざまな大人や場所に支えられながら育っていきます。そうした安心・安全な環境が重なり合うことで、お子さんが少しずつ新しい環境に慣れていく姿が浮かび、温かい気持ちになりました。今回の経験は、多くのご家庭にとっても大きな気づきにつながるものだと感じました。(監修:小児科医 藤井明子先生)
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https://h-navi.jp/column/article/35031003
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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