「食べたい!」の意欲がきっかけに?スモールステップで成長を促した3歳児のトイトレと発語の記録
ライター:かし りりあ
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かしりりあです。夫と発達がゆっくりな3きょうだい、家族5人で楽しく過ごしています。前回も三男の「おー」について書いてきました。
今回はおーが現在児童発達支援で取り組んでいることを中心に書いていきたいと思います。
監修: 藤井明子
小児科専門医
小児神経専門医
てんかん専門医
子どものこころ専門医
どんぐり発達クリニック院長
東京女子医科大学大学院修了。東京女子医科大学病院、長崎県立子ども医療福祉センターで研鑽を積み、2019年よりさくらキッズくりにっく院長に就任。2024年より、どんぐり発達クリニック院長、育心会児童発達部門統括医師に就任。お子様の個性を大切にしながら、親御さんの子育ての悩みにも寄り添う診療を行っている。 3人の子どもを育児中である。
小児神経専門医
てんかん専門医
子どものこころ専門医
どんぐり発達クリニック院長
焦らずスモールステップで!児童発達支援と連携したトイレトレーニング
三男「おー」が現在児童発達支援で取り組んでいることの1つは、「トイレトレーニング」です。
3歳半を過ぎた頃、紙パンツを脱ぐことが増えてきたおー。パンツを見ると用を足した跡がありました。これは長男「りー」の時にもあった傾向だったので児童発達支援へ相談することに。
児童発達支援施設にいる間は布パンツにチャレンジすることになりました。最初は布パンツにパッドをつけていましたが、ゴワゴワするのか感覚的に嫌なようでそれを拒否。さらにトイレに行くことを拒否し、失敗することがほとんどでした。なのでこの頃は、何枚も濡れたパンツを持ち帰る日々でした。
しかし私は長男、次男のときの経験もあったため、あまり焦ったりはしていませんでした。おーが少しでもトイレに慣れるよう、用を足さなくとも一緒にトイレへ入るようにしました。それに慣れてくれたのかトイレへ行くことへの拒絶はなくなっていきました。
しかし私は長男、次男のときの経験もあったため、あまり焦ったりはしていませんでした。おーが少しでもトイレに慣れるよう、用を足さなくとも一緒にトイレへ入るようにしました。それに慣れてくれたのかトイレへ行くことへの拒絶はなくなっていきました。
そうしているうちに日に1回、2回と成功が増えていきました。その頃には児童発達支援の先生方にもすっかり慣れてきたおー。帰りの報告でたくさん褒められて、とてもうれしそうに喜んでいた姿に私もうれしくなりました。
現在、児童発達支援の建物内では布パンツで過ごしています(お出かけの時には紙パンツで過ごしていることが多いです)。トイレに行きたいときは児童発達支援のスケジュールの「トイレ」カードを渡したり、「行きたい」「行かない」のどちらかを指さしたりと自分の意思を人へ伝える練習もしているようです。
一方、自宅では遊びに夢中で失敗することもありますが、自分からすすんでトイレに行っています。まだまだ紙パンツ卒業とはなりませんが、おーの成長をこれからも支えていきたいと思います。
現在、児童発達支援の建物内では布パンツで過ごしています(お出かけの時には紙パンツで過ごしていることが多いです)。トイレに行きたいときは児童発達支援のスケジュールの「トイレ」カードを渡したり、「行きたい」「行かない」のどちらかを指さしたりと自分の意思を人へ伝える練習もしているようです。
一方、自宅では遊びに夢中で失敗することもありますが、自分からすすんでトイレに行っています。まだまだ紙パンツ卒業とはなりませんが、おーの成長をこれからも支えていきたいと思います。
「食べたい!」の意欲が発語のきっかけに!手遊び歌から広がる言葉の世界
もう1つが発語についてです。
2歳半から児童発達支援、3歳頃から幼稚園に通い始めたおーでしたが、幼稚園に通い始めて少し変化が出てきました。
幼稚園で歌っている手遊びが大好きになっていたのです。
2歳半から児童発達支援、3歳頃から幼稚園に通い始めたおーでしたが、幼稚園に通い始めて少し変化が出てきました。
幼稚園で歌っている手遊びが大好きになっていたのです。
園で聞いた歌を歌うと自分なりに手や指先を動かして楽しんでいるおー。模倣をするようになってから、児童発達支援で少しずつ「あ・い・う・え・お」などの五十音や名詞の復唱の練習が始まりました。
発音は不明瞭なところもありますが、復唱はそこまで時間がかかりませんでした。そこからおやつを食べるときの要求練習が始まり、その際もこちらから伝えると一音ずつですが復唱ができるようになりました。
発音は不明瞭なところもありますが、復唱はそこまで時間がかかりませんでした。そこからおやつを食べるときの要求練習が始まり、その際もこちらから伝えると一音ずつですが復唱ができるようになりました。
以前の記事でも書いていますが、おーは食べるのが大好きな子なので「おかし」や「おさら」、「コップ」などの食べものや食に関するもの、それを要求する「ください」は家で自発的に伝えてくれるようになりました。おーの食べたい欲求が言葉につながったのがなんだかおかしくもあり、うれしくもあります(ちなみに「ママ」はそれからだいぶ後に出てきました)。
最近は喃語で何か歌を歌っているようにたくさんの音を発して遊ぶことが多くあります。また、声をあげて次男を遊びに誘ったりと、たくさん成長を見せてくれるおー。これからどんな言葉が出てくるのだろう、と今後も楽しみにしています。
執筆/かしりりあ
執筆/かしりりあ
専門家コメント 藤井明子先生(小児科医)
かしりりあさんが、児童発達支援の先生方と連携しながら、おーさんのトイレトレーニングに取り組まれている様子が伝わってきました。長男さん、次男さんの経験もあり、焦ることなく、おーさんのペースに寄り添いながら進めてこられたのだと思います。言葉の発達についても、おーさんの好きなものを入り口に、少しずつ世界を広げていく姿を楽しみに見守られている様子が温かく伝わってきました。安心できる環境の中で、喃語で歌ったり、手遊び歌を楽しんだりできていることは、とても素敵な成長ですね。これからもおーさんらしいペースで、できることや楽しめることが少しずつ広がっていくことを願っています。(監修:小児科医 藤井明子先生)
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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