発達が気になるきょうだいのランドセル選び。ポイントは「軽さ・使いやすさ」、入学後の困りを乗り切るコツも

ライター:ゆきみ
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私には2人の息子がいます。興味があることには一直線、興味がないことには見向きもしない性格のASD(自閉スペクトラム症)の長男ケン。発語が遅く、3歳頃に「話したいスイッチ」がオン。言葉が出始めたら一気に出た、発達障害グレーゾーンの次男のユウ。今回は2人のランドセルに関するお話を書かせていただきます。

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監修: 初川久美子
臨床心理士・公認心理師
東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち
臨床心理士・公認心理師。早稲田大学大学院人間科学研究科修了。在学中よりスクールカウンセリングを学び、臨床心理士資格取得後よりスクールカウンセラーとして勤務。児童精神科医の三木崇弘とともに「発達研修ユニットみつばち」を結成し、教員向け・保護者向け・専門家向け研修・講演講師も行っている。都内公立教育相談室にて教育相談員兼務。

ランドセルに興味なし 決めてもらったのは……

現在、小学5年生の長男ケンは、3歳のときにASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けました。特別支援学級の情緒クラスに在籍しています。構音障害があり、とてもマイペースな男の子です。発達障害グレーゾーンの次男ユウは、小学3年生。通常学級に在籍しています。小さい頃から不安がとても強く、極度の負けず嫌いで、恐竜が大好きな男の子です。

友人からの噂で、ランドセル探しは年長の春から始まっていると聞いた私。まだ子どもたちの就学先が決まっていない段階でしたが、ランドセルを探し始めました。
ランドセル探しを開始
ランドセル探しを開始
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「みんなと一緒のほうが浮かないかな」という気持ちもあり、なんとなく一般的な革製のランドセルがたくさん売っていて種類も豊富な大手ショッピングセンターへ。

ケンに「何色のランドセルがいい?」と聞くと、「黒」と即決。ユウの場合は「ボクはケンと一緒の色がいい」と答えました。2人ともランドセルにほとんど興味を示していなかったので、仕様は親が確認し、候補を絞ってから、子どもたちに相談して決めてもらうことにしました。

2つの必須条件 候補を絞って長男に提案

私が特に気にしたのは「軽さ」と「使いやすさ」です
私が特に気にしたのは「軽さ」と「使いやすさ」です
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ランドセルは高い買い物なので、気軽に買い替えはできません。じっくり考えたいと思い、私だけで何度もお店に通ったり、カタログを読んだり、インターネットで検索したりしながら探しました。

私が特に気にしたのは「軽さ」と「使いやすさ」です。ケンは力が弱く、当時は学校までの距離も遠かったため、少しでも身体への負担を減らせるよう、できるだけ軽いランドセルを探しました。また、手先が不器用なので、ふたの金属部分を軽く押すだけでロックがかかるタイプを選びました。

この2つを必須条件にして、子どもたちの望む「黒色のランドセル」で容量など、ほかの要素とのバランスも考えました。そして最終的に3つほどの候補に絞りました。わが家の場合、2人ともランドセルへのこだわりがほとんどなかったので候補をパっと見て「これでいいや」という感じ。思っていた以上に、あっさり決まりました。

実際に通ってから気づく「こうだったら……」

現在はランドセルカバーを愛用中
現在はランドセルカバーを愛用中
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実際に学校へ通い始めると、困りごとや「こうだったら便利なのに」ということも多少出てきました。

ケンの場合は、2年生から収納がたくさんできるタイプのランドセルカバーを購入して、ランドセルにつけています。体操着、上履き入れ、給食袋など、荷物が多くなる日が意外とあるからです。そんなとき、カバーの収納部分をガバっと開いて、荷物をポンポンと入れられるので、とても便利。今でも愛用しています。一度、少し壊れかけたのですが同じ物に買い替えたほど気に入っています。

ユウは荷物関係で特に困っている様子はありませんでした。ただ、実際に学校へ通い始めてから「僕の好きな恐竜のランドセルが欲しい!」と言い出したことがありました。そこで、恐竜のイラストが入ったランドセルカバーを購入。とても気に入ってくれて、こちらも今でも愛用しています。

最近はランドセルカバーの種類がとても豊富です。「色を変えたい」「好きなキャラクターにしたい」「見た目を変えたい」という希望なら、ランドセル本体を買い替えなくても、カバーを変えるだけで対応できます。収納付きなど便利な商品も種類豊富にあるので、入学後に必要に応じて工夫できると思います。わが家も今度、ランドセルにつけられる笛の収納などができる袋を購入するか悩んでいます。
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