寝かしつけに毎日2時間…母のメンタルは限界。2歳で昼寝をやめたわが家の結果【小児科医アドバイスも】
ライター:まるたおかめ
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産まれたその日からねんねが苦手だった息子のおまめ。寝かしつけにかかる時間は平均2時間。そんな日々に限界を迎えた私が覚悟を決めて……「アレ」をやめることを決意!
監修: 新美妙美
信州大学医学部子どものこころの発達医学教室 特任助教
2003年信州大学医学部卒業。小児科医師として、小児神経、発達分野を中心に県内の病院で勤務。2010年信州大学精神科・子どものこころ診療部で研修。以降は発達障害、心身症、不登校支援の診療を大学病院及び一般病院専門外来で行っている。グループSST、ペアレントトレーニング、視覚支援を学ぶ保護者向けグループ講座を主催し、特に発達障害・不登校の親支援に力を入れている。
多様な子育てを応援するアプリ「のびのびトイロ」の制作スタッフ。
新生児の頃から寝るのが苦手な子でした
生後2日目から母子同室で寝かしつけをしていましたが、息子のおまめは本当に寝ない子でした。入院中からあまりの寝てくれなさに心が折れて、何度泣いたことか……(笑)。退院してからも寝てくれるようになることはなくて、とにかく寝ない、抱っこじゃないと泣く、布団に置いたら起きて泣く、の地獄の三拍子が揃っている赤ちゃんでした。
育児歴11年ですが、間違いなくこの時期が一番しんどかったです。
毎日昼も夜も寝かそうと頑張るけど、息子は全然寝てくれなくて、私が寝不足になっていく日々が続きました。
毎日昼も夜も寝かそうと頑張るけど、息子は全然寝てくれなくて、私が寝不足になっていく日々が続きました。
2歳を迎えて覚悟を決める
1歳を過ぎると朝寝はしなくなりましたが、昼寝はずっと頑張ってました。
毎日お昼の12時に寝かしつけを始めて、寝るのが14時なんていうのもザラでした。どんなに午前中遊んでも、児童館に行っても、公園に行っても全く効果がない!月齢が進んで泣くことはなくなりましたが、とにかく寝ない!もはや眠そうじゃないまである!!
毎日お昼の12時に寝かしつけを始めて、寝るのが14時なんていうのもザラでした。どんなに午前中遊んでも、児童館に行っても、公園に行っても全く効果がない!月齢が進んで泣くことはなくなりましたが、とにかく寝ない!もはや眠そうじゃないまである!!
それでもお昼寝はしなくてはいけないものだと思い込んで、部屋を真っ暗にして布団を敷いてトントンしたり抱っこしたり……ほぼ毎日そんな日々を送っていました。
でもついに2歳を過ぎて、私に限界が……
でもついに2歳を過ぎて、私に限界が……
果たしてこの時間に意味はあるのか……?
眠たくないのに無理に寝かしつける必要はあるのか……!?こんなに苦しい寝かしつけをしたあと、30分そこらで起きてくる息子に心がポキっと折れてしまいました。
そして……
眠たくないのに無理に寝かしつける必要はあるのか……!?こんなに苦しい寝かしつけをしたあと、30分そこらで起きてくる息子に心がポキっと折れてしまいました。
そして……
昼寝をやめることにしました!!!もう限界を突破してましたね(笑)。正直寝ない息子にずっとイライラしていたし、メンタルにもかなりきていました。
やめると決めてから数日はしんどい時間が長かったけれど……
やめると決めてから数日はしんどい時間が長かったけれど……
最初は17時という一番寝てほしくない時間に、気づいたらソファで寝落ちしていたり、夜ご飯を食べながら寝ちゃったりもしていましたが、慣れてくると18時には寝室で自然と就寝してくれるようになりました。
これでイッキに楽になったように思います。
お昼寝って3歳とか4歳とか、保育園に通っている子は年長さんまでやっているイメージがあったので、勝手に絶対に必要なものだと思い込んでいましたが、手放してみると案外大したことなかったというか……毎日のしんどい時間がひとつなくなると、こんなに気持ちが違うんだなぁと驚きましたね。
お昼寝がなくなったおかげで、夜は早く寝てくれるので、勇気を出してお昼寝やめてみてよかったなと思います。
ちなみに2人目の娘が生まれた時、ねんねに対してかなり警戒していて(笑)もう寝なくて当たり前だろ!くらいの気持ちで挑みましたが、娘はめちゃくちゃ寝る子で拍子抜けでした……寝かしつけに抱っこも要らず、布団に寝かすだけで自分でスッと寝入る姿を見て、「こんな赤ちゃん、本当にいるんだ……!」と感動してました。
それと同時にこんなに個人差があるなんて……とも……!!
2歳でお昼寝を卒業して、ねんねに関しては軌道に乗ってきたなと思っていましたが、実は発語がほとんどありませんでした。そんな中、3歳の誕生日目前、市から大きい封筒が届きます。そうです、アレです。
その「アレ」に打ちのめされた話はまた別のコラムで。
これでイッキに楽になったように思います。
お昼寝って3歳とか4歳とか、保育園に通っている子は年長さんまでやっているイメージがあったので、勝手に絶対に必要なものだと思い込んでいましたが、手放してみると案外大したことなかったというか……毎日のしんどい時間がひとつなくなると、こんなに気持ちが違うんだなぁと驚きましたね。
お昼寝がなくなったおかげで、夜は早く寝てくれるので、勇気を出してお昼寝やめてみてよかったなと思います。
ちなみに2人目の娘が生まれた時、ねんねに対してかなり警戒していて(笑)もう寝なくて当たり前だろ!くらいの気持ちで挑みましたが、娘はめちゃくちゃ寝る子で拍子抜けでした……寝かしつけに抱っこも要らず、布団に寝かすだけで自分でスッと寝入る姿を見て、「こんな赤ちゃん、本当にいるんだ……!」と感動してました。
それと同時にこんなに個人差があるなんて……とも……!!
2歳でお昼寝を卒業して、ねんねに関しては軌道に乗ってきたなと思っていましたが、実は発語がほとんどありませんでした。そんな中、3歳の誕生日目前、市から大きい封筒が届きます。そうです、アレです。
その「アレ」に打ちのめされた話はまた別のコラムで。
専門家コメント 新美妙美先生(小児科医)
「寝かしつけ」に長い時間と大きな労力をかけてこられた日々について、率直に聞かせてくださりありがとうございます。生後間もない頃からなかなか眠らず、毎日寝かしつけを頑張るうちに保護者の方の睡眠まで削られていくというのは、本当に消耗することです。育児の中でも睡眠の問題は、毎日繰り返されるだけに、保護者の疲労が蓄積しやすいところでもあります。
睡眠の取り方にはかなり個人差があり、夜の寝つきに時間がかかる子、夜中に何度も起きる子、早朝に目覚める子、そして比較的早い時期から昼寝を必要としなくなる子など、本当にさまざまです。「この年齢なら昼寝をするもの」「早寝早起きが健康的」と思っていても、すべてのお子さんがその通りになるわけではありません。今回のように、昼寝をやめてみたところ、最初は夕方に寝落ちしてしまう時期を経ながら、次第に18時頃には自然に眠れるようになり、家族にとっても大きく負担が減ったというのは、とても興味深い経過です。 その子に必要な睡眠が確保できていて、早く寝ることで夕飯が食べられなかったり、早く目覚めすぎてしまって困るといった支障がないのであれば、「昼寝をさせること」にこだわらないのも一つの方法ですね。
一方で、昼寝をしないお子さんにとって次に問題になりやすいのが、保育園などでの一律のお昼寝時間です。横になって休むだけで済む子もいれば、眠くないのに長時間静かにしていること自体が大きな苦痛になる子もいます。お昼寝のない園を選ぶか、または入園してみてお昼寝時の苦痛が大きそうなら、昼寝をしない過ごし方について相談してみてもいいかもしれません(園の事情もあり、必ずしも対応してもらえるとは限らないかもしれませんが……)。
そして、夜の寝つきの悪さが続く場合には、生活上の工夫だけで抱え込まず、医療機関に相談することも大切です。小さなお子さんでも、状況によっては漢方薬などを検討することがありますし、成長してからも睡眠の問題が続く場合には治療の選択肢があります。何より、子どもが眠れないことはもちろん、眠れない子を毎晩寝かしつける保護者も本当に大変です。お子さんの睡眠だけでなく、保護者自身が休める方法も含めて、周囲と一緒に考えていけるとよいと思います。(監修:小児科医 新美妙美先生)
睡眠の取り方にはかなり個人差があり、夜の寝つきに時間がかかる子、夜中に何度も起きる子、早朝に目覚める子、そして比較的早い時期から昼寝を必要としなくなる子など、本当にさまざまです。「この年齢なら昼寝をするもの」「早寝早起きが健康的」と思っていても、すべてのお子さんがその通りになるわけではありません。今回のように、昼寝をやめてみたところ、最初は夕方に寝落ちしてしまう時期を経ながら、次第に18時頃には自然に眠れるようになり、家族にとっても大きく負担が減ったというのは、とても興味深い経過です。 その子に必要な睡眠が確保できていて、早く寝ることで夕飯が食べられなかったり、早く目覚めすぎてしまって困るといった支障がないのであれば、「昼寝をさせること」にこだわらないのも一つの方法ですね。
一方で、昼寝をしないお子さんにとって次に問題になりやすいのが、保育園などでの一律のお昼寝時間です。横になって休むだけで済む子もいれば、眠くないのに長時間静かにしていること自体が大きな苦痛になる子もいます。お昼寝のない園を選ぶか、または入園してみてお昼寝時の苦痛が大きそうなら、昼寝をしない過ごし方について相談してみてもいいかもしれません(園の事情もあり、必ずしも対応してもらえるとは限らないかもしれませんが……)。
そして、夜の寝つきの悪さが続く場合には、生活上の工夫だけで抱え込まず、医療機関に相談することも大切です。小さなお子さんでも、状況によっては漢方薬などを検討することがありますし、成長してからも睡眠の問題が続く場合には治療の選択肢があります。何より、子どもが眠れないことはもちろん、眠れない子を毎晩寝かしつける保護者も本当に大変です。お子さんの睡眠だけでなく、保護者自身が休める方法も含めて、周囲と一緒に考えていけるとよいと思います。(監修:小児科医 新美妙美先生)
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。