全員ADHDでも特性はバラバラ!50代母・21歳長男・高1次女、共通の悩み「忘れ物」問題とそれぞれの対策術
ライター:ゆたかちひろ
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大阪で暮らすアラフィフのおばちゃん、ゆたかちひろです。私自身、ADHD(注意欠如多動症)の診断を受けています。2026年現在、長男と次女はADHD(注意欠如多動症)とASD(自閉スペクトラム症)です。今回はそんな3人の共通点や違いについてのお話です!
監修: 森 しほ
ゆうメンタル・スキンクリニック理事
ゆうメンタルクリニック・ゆうスキンクリニックにて勤務。産業医として一般企業のケアも行っている(産業医のご依頼を随時受付中)。
・ゆうメンタルクリニック(上野/池袋/新宿/渋谷/秋葉原/品川/横浜/大宮/大阪/千葉/神戸三宮/京都/名古屋):https://yuik.net/
・ゆうスキンクリニック(上野/池袋/新宿/横浜):https://yubt.net/
・横浜ゆう訪問看護ステーション(不登校、引きこもり、子育て中の保護者のカウンセリング等お気軽に):https://yokohama.yuik.net/shinyoko-houkan/
ADHD(注意欠如多動症)3人の共通点
わが家は家族5人のうち、母・長男・次女がADHD(注意欠如多動症)の診断を受けていますが、同じADHDでも、まさに三者三様!特性も、困りごとには同じ部分もあれば、まったく違うところも多々あります。
3人とも同じと言えるのはまず「忘れ物」ですね。3人ともランドセルを忘れて家を出るなど、「どうやって忘れるの?」とツッコミたくなるような忘れ物をします。一応、学校へたどり着くまでにはちゃんと「なんだか今日は身体が軽いな?」と違和感を覚えたり、一緒に登校する友だちに「なんでランドセル背負ってないの?」と言われて気がつくので、「家にランドセルを忘れたまま登校した」まではやらずに済んでいます(笑)。
3人とも同じと言えるのはまず「忘れ物」ですね。3人ともランドセルを忘れて家を出るなど、「どうやって忘れるの?」とツッコミたくなるような忘れ物をします。一応、学校へたどり着くまでにはちゃんと「なんだか今日は身体が軽いな?」と違和感を覚えたり、一緒に登校する友だちに「なんでランドセル背負ってないの?」と言われて気がつくので、「家にランドセルを忘れたまま登校した」まではやらずに済んでいます(笑)。
あとは、忘れ物の頻度なのですが、忘れたことにすら気がついてないので、どのくらいの頻度で忘れ物をしているのか、正確には分からないのですが……多分、学生時代に限って言えば、忘れ物をしていない日のほうが少ないです。
忘れ物は宿題のノートや教科書、学用品の数々。ある日は筆箱だったりします。塾、学校、そろばんとそれぞれ行く場所があるなら筆箱は3個必要です。カバン間で中身を入れ替えようものなら、高確率で戻し忘れますからね!
一番危険なのは、宿題を家でやること。宿題のドリルと筆箱を出して、終わらせたらそこで満足してしまい、ランドセルに入れるのをすっかり忘れて宿題も筆箱も家に忘れます(笑)。なので、子どもたちの机には必ずペンケースを置いて、筆箱は出さずに済むようにしていました。それでもノートやドリルを忘れたりするのですが、筆箱は忘れずに済みます!
長男が中学生だった頃は、塾用のカバンに教科書を入れ、帰宅後にまた学校用のカバンに時間割通りに教科書を戻すという作業が難しい時期がありました。そのときは「教科書をもう1冊買う」という、すごい力技でなんとか解決したことも……。
このように、わが家の忘れ物対策は「複数用意する」という荒業でどうにかこうにか乗り切っています。
忘れ物は宿題のノートや教科書、学用品の数々。ある日は筆箱だったりします。塾、学校、そろばんとそれぞれ行く場所があるなら筆箱は3個必要です。カバン間で中身を入れ替えようものなら、高確率で戻し忘れますからね!
一番危険なのは、宿題を家でやること。宿題のドリルと筆箱を出して、終わらせたらそこで満足してしまい、ランドセルに入れるのをすっかり忘れて宿題も筆箱も家に忘れます(笑)。なので、子どもたちの机には必ずペンケースを置いて、筆箱は出さずに済むようにしていました。それでもノートやドリルを忘れたりするのですが、筆箱は忘れずに済みます!
長男が中学生だった頃は、塾用のカバンに教科書を入れ、帰宅後にまた学校用のカバンに時間割通りに教科書を戻すという作業が難しい時期がありました。そのときは「教科書をもう1冊買う」という、すごい力技でなんとか解決したことも……。
このように、わが家の忘れ物対策は「複数用意する」という荒業でどうにかこうにか乗り切っています。
ストレスの原因と対処法
私は自分のストレスに鈍感なタイプです。体調を崩して初めて、「アレやコレがストレスだったのかも」と後になって原因に気がつくタイプ。なので、普段からストレス発散できるように過ごそうと、好きなことを予定に入れたりして少しずつ発散し、限界まで溜め込むことを回避しています。
1人で映画館に行って過ごすのもそれが大きいと思います。スマートフォンの電源をオフにして、映画に集中して1人で過ごす時間は私にとって癒しの時間です。人によってはそれが散歩だったり、サウナだったり。気晴らしって大事ですね。
1人で映画館に行って過ごすのもそれが大きいと思います。スマートフォンの電源をオフにして、映画に集中して1人で過ごす時間は私にとって癒しの時間です。人によってはそれが散歩だったり、サウナだったり。気晴らしって大事ですね。
長男は、自分の気持ちを言葉にすることが苦手で、「何か話そうとしてもフリーズしたようになって話せない」と言います。なので、ストレスに感じることがあっても具体的に伝えられず、ストレスを取り除くことが難しいタイプです。「こうしてほしい、ああしてほしい」と思っても言えず、それ以前の「自分がどうしてほしいのかが分からない」で止まっていることも多いため、「なぜか分からないけどストレスでしんどい」という状況に陥りがちです。野球観戦でストレスを発散しようと、友だちを誘って球場に出向いて……「応援しているチームが負けた!」とストレスを溜めて帰ってくることも多いです(笑)。
逆に次女は思ったことはすべて口に出します。が、その内容が愚痴っぽくなりがちというか、誰かが得をすると「自分が損をした」と感じてしまうらしく、ついつい不満のオンパレードに。真正面から聞いていると、こちらのほうがストレスになってしまいます(笑)。
そんな次女は、カプセルトイやランダムでグッズが当たるようなくじなどをすごくほしがります。ギャンブル性の高いものはドーパミンが出やすいと言われているので、それでストレス発散になっているのかなとは思うのですが……。
ただ、これもほしいものが出ないとまたストレスになってしまったりして、無駄遣いも増えるのでよくないなぁと思うのですが、お小遣いの範囲で買い物する分には仕方ないですね。でも少し、金銭管理が難しい兆候を感じるので将来が心配です。
ストレスの溜まり方や発散方法、性格にもよると思いますが、同じADHD(注意欠如多動症)でも次女は多動や衝動が強いことが受診のきっかけだったので、どの特性が強く出ているかも大きいのかもしれませんね。
逆に次女は思ったことはすべて口に出します。が、その内容が愚痴っぽくなりがちというか、誰かが得をすると「自分が損をした」と感じてしまうらしく、ついつい不満のオンパレードに。真正面から聞いていると、こちらのほうがストレスになってしまいます(笑)。
そんな次女は、カプセルトイやランダムでグッズが当たるようなくじなどをすごくほしがります。ギャンブル性の高いものはドーパミンが出やすいと言われているので、それでストレス発散になっているのかなとは思うのですが……。
ただ、これもほしいものが出ないとまたストレスになってしまったりして、無駄遣いも増えるのでよくないなぁと思うのですが、お小遣いの範囲で買い物する分には仕方ないですね。でも少し、金銭管理が難しい兆候を感じるので将来が心配です。
ストレスの溜まり方や発散方法、性格にもよると思いますが、同じADHD(注意欠如多動症)でも次女は多動や衝動が強いことが受診のきっかけだったので、どの特性が強く出ているかも大きいのかもしれませんね。
コミュニケーションの特性も、三者一様ではない?
「共感度」は、3人とも低めだと思います。私は自分でも感じますが、人の気持ちに共感するというのがとても難しくて、若い頃は失礼な発言も多く、人を思いやるということがよく分かりませんでした。
人とのコミュニケーションを文学やエンタメから吸収して、応用することでどうにかしているのが現状です。「どうにかしないと」と思ったのも子どもが生まれてからのような気がします。子どもの気持ちに寄り添うってすごく難しいけど、親になったからにはやらないわけにいかないですからね。子ども絡みで親同士の付き合いも増えて、ますます失言などできない状況になり、ものすごく頑張った結果、なんとか人の気持ちに寄り添う対応や、言葉選びができています。
人とのコミュニケーションを文学やエンタメから吸収して、応用することでどうにかしているのが現状です。「どうにかしないと」と思ったのも子どもが生まれてからのような気がします。子どもの気持ちに寄り添うってすごく難しいけど、親になったからにはやらないわけにいかないですからね。子ども絡みで親同士の付き合いも増えて、ますます失言などできない状況になり、ものすごく頑張った結果、なんとか人の気持ちに寄り添う対応や、言葉選びができています。
長男は、そもそも他者の気持ちや空気を察するのが大の苦手なので、深い仲にはならず、ある程度距離を取っているところがあります。なので、ますますコミュニケーション下手になります。けれどアルバイトとか、生徒会とか、何かしらの役割があると、マニュアル通りというかテンプレ対応はできるんですよね。なので一見、コミュニケーションのトラブルを抱えていると思われないのですが、いざ報告・連絡・相談が必要になると大変困ります。どうしてもホウ・レン・ソウが抜け落ちてしまうのです。
実はこれが一番、本人も家族も困っているところ。それが大きなハードルになったこともあり、大学も辞めてしまったし、今後就職面でも大変そうです。なので現在は、就労移行支援事業所のLITALICOワークスに通い、これから少しずつ訓練していく予定です。
次女はまだ高校1年生で、コミュニケーションや共感度の低さで困っていることがあまりなかったりします。しかも美術系のコースへ進学したので、似たような趣味を持つ同級生が多く、趣味や部活を通じて仲良くできているため、今のところはコミュニケーションで深刻な悩みは抱えていません。「学校でこんなことがあって、ムカついた!」なんて話をしながらも、なんだかんだでその子を気にかけていたりして、まだまだ距離感の取り方が不器用なところはありますが(笑)、そこはまだ高校生同士、お互いさまということで許されている部分もあるのかもしれません。ただ、相手のペースやタイミングを考慮せずに話し続けたりするのは、「ママ以外にはやらないようにね」と口酸っぱく伝えています。今はよくても、これが大学、社会人となると、親としてはどうなってしまうのか不安です。
実はこれが一番、本人も家族も困っているところ。それが大きなハードルになったこともあり、大学も辞めてしまったし、今後就職面でも大変そうです。なので現在は、就労移行支援事業所のLITALICOワークスに通い、これから少しずつ訓練していく予定です。
次女はまだ高校1年生で、コミュニケーションや共感度の低さで困っていることがあまりなかったりします。しかも美術系のコースへ進学したので、似たような趣味を持つ同級生が多く、趣味や部活を通じて仲良くできているため、今のところはコミュニケーションで深刻な悩みは抱えていません。「学校でこんなことがあって、ムカついた!」なんて話をしながらも、なんだかんだでその子を気にかけていたりして、まだまだ距離感の取り方が不器用なところはありますが(笑)、そこはまだ高校生同士、お互いさまということで許されている部分もあるのかもしれません。ただ、相手のペースやタイミングを考慮せずに話し続けたりするのは、「ママ以外にはやらないようにね」と口酸っぱく伝えています。今はよくても、これが大学、社会人となると、親としてはどうなってしまうのか不安です。
テンプレに当てはめない!
ADHD(注意欠如多動症)というと、「忘れ物が多く、空気が読めなくて落ち着きのない人」みたいなイメージをよく見かけます。でも、息子は昔からおとなしく、自分の気持ちを言葉にして伝えることもしませんし、静かなほうです。ただ、好きなことや、興味のあることには一直線で、勉強家です。あ、忘れ物は多いですけどね?(笑)
次女はエネルギッシュで、よく言えば明るく元気。何にでも興味を持ってある程度は自分でやってみたがります。また、大人に手出しをされるのを嫌がる反面、自分が面倒だなとか手間だと思ったことは「やって!」と、さらりと親を頼ってきます。割と、空気が読めない自己主張が強めなキャラです(笑)。でも、みんなが嫌がって手をあげないような時に「自分がやる!」と手を挙げられるなど、良い方向へ働くことも多いです。
ちなみに、忘れ物はぶっちぎりで多いです。内容も、学校まで届けにいかないと「それはもう無理なやつやん!」ということが一度や二度ではありません(笑)。
次女はエネルギッシュで、よく言えば明るく元気。何にでも興味を持ってある程度は自分でやってみたがります。また、大人に手出しをされるのを嫌がる反面、自分が面倒だなとか手間だと思ったことは「やって!」と、さらりと親を頼ってきます。割と、空気が読めない自己主張が強めなキャラです(笑)。でも、みんなが嫌がって手をあげないような時に「自分がやる!」と手を挙げられるなど、良い方向へ働くことも多いです。
ちなみに、忘れ物はぶっちぎりで多いです。内容も、学校まで届けにいかないと「それはもう無理なやつやん!」ということが一度や二度ではありません(笑)。
もちろん私は今までの自分のやらかしがたくさんあるので、それを念頭に置き、先回りして子どもたちに注意を促しはしますが、予想外のトラブルがたくさん起こります。ADHD(注意欠如多動症)の私ですらそうなのですから、親が定型発達で、子どもに発達障害があるという環境だと、予想外の連続で戸惑うことも多いと思います。
その都度対応して、次への予防をして、予防策がうまくいかなければほかの手を考える。それの繰り返しです。
そしてその繰り返しは、今長男が21歳になっても変わらないですし、私もこの記事が公開される頃には52歳になりますが、これからも続くのだろうなぁと思っています。
親の庇護下にあるうちに、その対策をどれだけ打ち続けられるのか。その試行錯誤の数は、子どもたちの将来の支えになると思います。
子どもたちの尻拭いや「次はどうすればいい?」と考えたりすること自体、親としては負担にはなりますが、それは絶対に無駄にはなりません。忘れっぽい特性はあるけれど、子どもたちには繰り返しとんでもない失敗を経験しながら、そこからのリカバリー方法を自らの経験として身につけていってほしいなと思います。
半世紀、うっかりしまくっている私が言うので大丈夫です!(不安しかない)
執筆/ゆたかちひろ
その都度対応して、次への予防をして、予防策がうまくいかなければほかの手を考える。それの繰り返しです。
そしてその繰り返しは、今長男が21歳になっても変わらないですし、私もこの記事が公開される頃には52歳になりますが、これからも続くのだろうなぁと思っています。
親の庇護下にあるうちに、その対策をどれだけ打ち続けられるのか。その試行錯誤の数は、子どもたちの将来の支えになると思います。
子どもたちの尻拭いや「次はどうすればいい?」と考えたりすること自体、親としては負担にはなりますが、それは絶対に無駄にはなりません。忘れっぽい特性はあるけれど、子どもたちには繰り返しとんでもない失敗を経験しながら、そこからのリカバリー方法を自らの経験として身につけていってほしいなと思います。
半世紀、うっかりしまくっている私が言うので大丈夫です!(不安しかない)
執筆/ゆたかちひろ
専門家コメント 森しほ先生(医師・公認心理師)
試行錯誤を繰り返しながらお子さんの困りごとに向き合ってこられたのですね。
さて、ADHD(注意欠如多動症)と一言で言っても、困りごとの現れ方は一人ひとり違います。
忘れ物一つをとっても、本人の注意や努力だけで解決しようとすると限界があります。筆箱を複数用意したり、教科書をもう一冊購入したりと、環境や仕組みを工夫することで、困りごとを減らせる場合がありますね。
また、ストレスへの対処やコミュニケーションの難しさも、それぞれ異なります。自分の気持ちをうまく言葉にできない人もいれば、思ったことを率直に伝える人もいます。外から見える行動だけでは、本人が何に困り、どんなサポートを必要としているのかは分かりません。
ADHD(注意欠如多動症)に限らず、特性のある方を理解するためには、「特性のある人はこういう人」と決めつけるのではなく、一人ひとり、つまり、その人自身を理解しようとすることが大切です。
さて、今回のお話では、失敗をなくすことだけではなく、失敗したあとにどうリカバリーするかを、お子さんたちに身につけてもらおうと工夫されていましたね。
失敗しないようにすることも大切ですが、どんなに工夫しても、うまくいかないことはあります。
そんなときに、自分を責めるのではなく、「次はどうすればいいだろう」と考えられることが、学校生活でも仕事でも、長い人生を支えてくれる力になります。
親がすべての失敗を防ぐ必要はありませんし、そんなことはできません。試行錯誤しながら、その子に合った方法を一緒に探していくという積み重ねが、少しずつ本人の自信や自立につながっていくのです。
今回のお話にあるように、対策を考え続けることは、親にとっても決して簡単なことではありません。
親自身も一人で抱え込まず、周囲の支援を頼るようにしましょう。
一人ひとりの特性に合った工夫を見つけながら、失敗してもまたやり直すということを、親子で少しずつ重ねていけたらいいですね。 (監修:医師・公認心理師 森しほ先生)
さて、ADHD(注意欠如多動症)と一言で言っても、困りごとの現れ方は一人ひとり違います。
忘れ物一つをとっても、本人の注意や努力だけで解決しようとすると限界があります。筆箱を複数用意したり、教科書をもう一冊購入したりと、環境や仕組みを工夫することで、困りごとを減らせる場合がありますね。
また、ストレスへの対処やコミュニケーションの難しさも、それぞれ異なります。自分の気持ちをうまく言葉にできない人もいれば、思ったことを率直に伝える人もいます。外から見える行動だけでは、本人が何に困り、どんなサポートを必要としているのかは分かりません。
ADHD(注意欠如多動症)に限らず、特性のある方を理解するためには、「特性のある人はこういう人」と決めつけるのではなく、一人ひとり、つまり、その人自身を理解しようとすることが大切です。
さて、今回のお話では、失敗をなくすことだけではなく、失敗したあとにどうリカバリーするかを、お子さんたちに身につけてもらおうと工夫されていましたね。
失敗しないようにすることも大切ですが、どんなに工夫しても、うまくいかないことはあります。
そんなときに、自分を責めるのではなく、「次はどうすればいいだろう」と考えられることが、学校生活でも仕事でも、長い人生を支えてくれる力になります。
親がすべての失敗を防ぐ必要はありませんし、そんなことはできません。試行錯誤しながら、その子に合った方法を一緒に探していくという積み重ねが、少しずつ本人の自信や自立につながっていくのです。
今回のお話にあるように、対策を考え続けることは、親にとっても決して簡単なことではありません。
親自身も一人で抱え込まず、周囲の支援を頼るようにしましょう。
一人ひとりの特性に合った工夫を見つけながら、失敗してもまたやり直すということを、親子で少しずつ重ねていけたらいいですね。 (監修:医師・公認心理師 森しほ先生)
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。