社会へ出る前に助けてあげられるチャンスだから。

9年続いた登校しぶり。ようやく辿り着いた「親だから出来ること」の画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030001039
昔の私は、「頑張れば行けるはずだ」と思っていました。ですが、「頑張ること」と「無理をすること」の境目が分かっていなかっただけ。

登校しぶりと9年間付き合った今、「頑張って行けるなら行った方がいい。でも無理をしてまで行く必要はない。」私の考え方はこう収まりました。
欠席は、息子本人と話し合って決める最後の手段です。でも、れっきとした選択肢の1つ。使っていい選択肢なのです。

そして、息子のSOSが登校しぶりという形で現れるとき、「本人と社会の間にある障害物」が、まだあるという事だと思います。このまま無理に学校へ行かせても、きっと別の形でつまずいてしまうのではないでしょうか。

親だからこそ、そのSOSに気づいてあげられる。そして、単純に学校に行かせるのではなく、本人と社会の間にある障害物を、子ども本人が乗り越えていくために、一緒に考えてあげることが出来るのです。

今でも登校渋りは時々やってきますが、そんな時は「親の手を離れる前に一緒に解決策を考えるチャンスが来た!」そう捉えています。

今悩んでいるお母さん、お父さん、私も9年かけてやっとこう捉えられるようになりました。焦らず、家族のペースでお子さんを見守ってあげてくださいね。

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