息子本人の説明に納得…「癇癪の終わり」はこうしてやってくる!

ライター:Chie
息子本人の説明に納得…「癇癪の終わり」はこうしてやってくる!のタイトル画像

小学校に入るまで、癇癪も起こさずとても聞き分けのよかった息子。小学生になってから始まった癇癪やわがままに私はとても困っていました。ですが今では本人が困っていた理由を説明してくれるようになってきました。

とっても「良い子」だった幼稚園

息子本人の説明に納得…「癇癪の終わり」はこうしてやってくる!の画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28202000541
「今思えば」ですが、息子の乳幼児期を振り返るととても育てやすかったように思います。

夜泣きや、夜中に歩き回る、なかなか寝ない…というのは大変だったものの、「イヤイヤ期」がなかったのです。

ママ友と「イヤイヤ期あるある」を話していたとき、私も「そうだったね〜」なんて言ってみたものの「あれ?そんなに?大変だったかなぁ…」と思ったのです。

更に、能天気な私は「イヤイヤ期も大したことなかったみたいだし、聞き分けもいいし、口も達者でなんて賢いいい子なのかしら。」なんて思っていたほど、息子は育てやすい子どもでした。

癇癪が止まらない小学1年生

息子本人の説明に納得…「癇癪の終わり」はこうしてやってくる!の画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015184970
そんな息子も、小学校に上がる頃には些細なことで喚くように。

ちょっと物が見当たらないだけで、まるでこの世の終わり。
体調が悪いと、それが把握できずに大暴れ。
予想外のことで固まり、話しかけると大暴れ。などなど

既に体格もそれなりの息子。場所や視線も構わず喚き散らして、いくら説明してもなかなか落ち着かず、本当に大変でした。

一緒に出かけた実母からは

「ちょっとおかしいんじゃないの?」
「どうにかしなさい」
「あなたが今まで甘やかしてきたからじゃないの?」

と、「何も今こんなところで言わなくても!」と思うような言葉を言われ、この頃まだ発達障害があるということも知らない私は暴れる息子を抱き締めながら建物の陰で涙したこともありました。

息子に変化が。感情を「自覚」しはじめた小学2年生

息子本人の説明に納得…「癇癪の終わり」はこうしてやってくる!の画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015083155
小学2年生のある日、私が友達との飲み会に出かけようとした時でした。

今までは「いってらっしゃーい!」と、送り出してくれていた息子がシクシクと泣きはじめ、見送りにも顔を出しません。

その日は少しなだめて出かけ、翌日息子と二人で買い物へ行く道すがら聞いてみました。

「ねえ、今までママが飲み会行くとか言っても泣いたりしたことなかったのに、昨日はどうしたの?」

すると

「今までは、飲み会だって聞いたら『あ、そうなんだ』って思うだけだったど、昨日は恋しかった…」

と言うのです!

今まで私が「聞き分けの良さ」だと思っていた部分は、「まだ感情を自覚しきれていない」状態なだけだったということに気づきました。

思幼少期の母子分離も、出産で入院した時も、泣かない息子に「いい子だな」と思う反面、ママからなかなか離れないお子さんを見て「うらやましい」とさえ思っていた私は、どこかスッキリとした気持ちになりました。
次ページ「そういう事だったのか!感情と言葉が「繋がる」ときがくる」

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。