子育て講座「ペアレントトレーニング」を診断前の保護者へ。鳥取県米子市の取り組みに期待!
ライター:れーいちまま
「我が子は発達障害かも…でも、もしそう診断されたらどんな風に子育てを進めていけばいいのだろう…」そんな保護者の不安を和らげる取り組みを、鳥取県米子市が導入するそうです。
どう対応したらいいんだろう…
コミュニケーションがとりにくい、他の子とは少し違う…そんな育てにくさを感じたことはありませんか?
「発達障害かもしれない…」そう感じていても、幼児期には明確な判断もつきにくいものですよね。
先日、鳥取県米子市は、発達障害の可能性や、育てにくさを感じている保護者にむけ、家庭での接し方を学ぶ講座「ペアレントトレーニング」を導入していく方針を固めたそうです。
「発達障害かもしれない…」そう感じていても、幼児期には明確な判断もつきにくいものですよね。
先日、鳥取県米子市は、発達障害の可能性や、育てにくさを感じている保護者にむけ、家庭での接し方を学ぶ講座「ペアレントトレーニング」を導入していく方針を固めたそうです。
家庭での接し方を指導し、発達障害と診断されていない乳幼児の早い段階での支援を目指す。
ペアレントトレーニングって?
ペアレントトレーニングとは、精神医学研究所のハンス・ミラー博士によって1974年に開始されたものです。
発達障害のある子どもへの対応法を学ぶものですが、多くのことがグレーゾーンや定型発達のお子さんはじめ、子育てのあらゆる場面に当てはまるものです。
発達障害のある子どもへの対応法を学ぶものですが、多くのことがグレーゾーンや定型発達のお子さんはじめ、子育てのあらゆる場面に当てはまるものです。
親が子どもの行動変容における心理やパターンを理解・分析し、問題行動を適切な対応で減少することのできる技術を獲得することを目的としています。
ペアレントトレーニング(ペアトレ)とは?種類や効果など/専門家監修
日本版ではいくつかの方式(肥前方式、奈良方式、精研方式など)があり、方式によって内容や実施スタイルに違いがあるそうですが、いずれも子育てにおける工夫や、保護者が行う対応を学んでいけるものだそう。
ペアトレ的に言うと、こどもに必要以上にイライラしてしまうときは、自分に余裕のない時で、そういう時はまず、自分の「満足袋」を満たしてあげないといけない。好きな食べ物、好きな動き、好きな歌、好きな場所、好きな時間をみつける。家事や子育てしながらなら、好きな歌を歌うのが一番導入しやすい
— sachinoca (@redflame0601) January 13, 2016
グループでのトレーニングは、その後の保護者同士の繋がりにもなっている様子です。
久々にペアトレのメンバーに会った。ずっと学校に行けなかった子が今は半日だけでも行けていると聞いて、我が子のように嬉しかった( ; ; )しかもお友達を気遣えることもあったとかで。会ったことはないけど、その子をがんばったねってギュッとしたいくらい。
— 慶と。 (@keitoamuamu) February 2, 2016
発達障害があっても無くても
子どもが生まれてから、色々な経験を通して私たちも「親」になっていくのです。
最初から上手に子育てが出来る親を目指しては疲れてしまうのも当たり前。
ましてや、子どもの困った行動への対処方法など自然と身に付けられるものでは無いと思います。
そんな時期に「ペアレントトレーニング」を受けられたら、「私の子育てが間違っているのかな」「これで本当にいいのかな」というモヤモヤとした不安を軽減していけるのではないでしょうか。
診断前にペアレントトレーニングが受けられる、という鳥取県米子市の取り組みの今後に期待です。
ペアレントトレーニングは企業やNPOはじめ、各自治体でも実施している場合があるそうです。
ぜひ、お近くの地域で実施がないか探してみてはいかがでしょうか。
最初から上手に子育てが出来る親を目指しては疲れてしまうのも当たり前。
ましてや、子どもの困った行動への対処方法など自然と身に付けられるものでは無いと思います。
そんな時期に「ペアレントトレーニング」を受けられたら、「私の子育てが間違っているのかな」「これで本当にいいのかな」というモヤモヤとした不安を軽減していけるのではないでしょうか。
診断前にペアレントトレーニングが受けられる、という鳥取県米子市の取り組みの今後に期待です。
ペアレントトレーニングは企業やNPOはじめ、各自治体でも実施している場合があるそうです。
ぜひ、お近くの地域で実施がないか探してみてはいかがでしょうか。
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