子どものイライラは「気持ちをうまく言葉に出来ない」が原因かも?

ライター:にのの
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もともと一方的な思い込みで不満を持ちやすい長女。6歳を過ぎてからは、ますます怒る頻度が増えてきました。長女の気持ちに寄り添いたいとは思うものの、本人に理由を聞いてもよくわからず困る毎日。そこで私が試したことを紹介します。

負の感情も成長の証拠…?

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長女が6歳を過ぎて数ヶ月後、「ちょっとしたことで怒るな」と感じるようになりました。

言葉数は少ないものの、すぐに鼻をふくらませて「フーフー」と怒る長女。
どうして怒っているの?と何度理由を聞いても明確な説明がないので、療育者に相談をしました。

療育者いわく、「成長の一段階。『気持ちの育ち』が進んで、これまでには明確には感じていなかった負の感情も、感じやすくなったのかもしれません。」とのこと。

長女が診断された自閉症スペクトラム症には、相手の気持ちが分かりにくい特性があると言われていますが、実は自分自身の気持ちや感情も自覚しにくいという特性もあるようです。

「嫌な気持ち」の理由が説明できない

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長女は怒りで頭がカーッとなり、今「嫌な気持ち」であると自覚できても、「なぜ・どのように嫌なのか」の自覚が難しいため相手に怒った理由を説明することができませんでした。

これでは「嫌な気持ち」になっても、本人も相手も対処することができないのです。「一番困るのは本人だ」と思いました。

長女が怒っているけれどもその理由がわからないときは、長女の気持ちをできるだけ想像し代弁するよう努力しました。

例えば、本人が何をこれからするのか見通しがたたずに怒っているとき。

私 「何をこれからするかわからなくて心配なの?」
長女 「うん」
私 「じゃあ、何をこれからするの?ってお母さんに聞いてごらん。」

というように、長女の気持ちを代弁することで、自分の気持ちを気づけるように工夫しました。
そして、怒り・不安の原因を相手に伝える、またはその感情に対処する方法を練習させるようにしました。

保育士さんの対応も参考に

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また、担当の保育士へ長女が自分の負の感情を自覚できていない部分があると説明すると、「そうですね」と理解を示してくれました。

そして、怒っている長女に寄り添う努力をしても、怒りがおさまらない時によく使う方法を教えてくれました。

・「フーフー」怒っている長女の物まねをする。

→それを見た長女が笑い、怒りから気がそれたタイミングで何かの遊びに誘う。

・「ねぇねぇ、長女ちゃんの歯はいつ生えてくると思う?ずっと生えてこなかったらどうする?」と話しかける。

→乳歯が4本ほど一気に抜けた長女はまたいつ歯が生えてくるのかいつも気にしていたので、歯の話題を持ち出し気をそらせる。


保育士が長女のことを理解したうえで、上手にコミュニケーションを取り、良い関係を築いてくれていることに安心しました。
次ページ「怒ることは悪くない。自覚して対応できるように。」

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