親は家でも訓練者であるべき?私が救われた「ある一言」とは

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息子に療育的なかかわり方を一つでも多くしたい、発達によいことを一つでもしたいと、必死になっていた私がかけられてはっとした一言。息子との関わり方を見直すきっかけになったお話をご紹介したいと思います。

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たっくんママ
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「笑顔がいいね!」と言われる息子

発達障害と診断されている小1の息子は、周りの方から「笑顔がいいね」といっていただける機会が多いです。私も家でよく笑う方で、息子もよく笑います。

一冊の絵本を二人で声に出して読みあったり、マイワールド全開の息子が面白いと思うことの話を聞いて一緒に楽しむことも。そんな息子と私の「笑い合える関係」は、ある気づきによって出来たものなんです。

息子の成長を促そうとやっきになっていた時期

昔、息子の発達に良い関わりを1つでも多くしたいと必死になっていた時期がありました。

言葉を引き出すのに効果的といわれるフラッシュカードを必死に息子に見せたり、手先の刺激に良い砂遊びをするために砂場に行っては、息子が砂を口に入れておなかを下させてしまったり…。

絵本を読むときも、親子のゆとりの時間というよりは、言葉のインプットが目的。

今思えば、やることが全て空回りで息子にも笑顔が少なかったように思います。楽しい時間をすごせませんでした。

発達相談で言われた、衝撃の一言

そんなとき、息子の発達相談に関わっている方から「お母さん、勘違いしてはいけないことが一つあります」と言われました。

「療育的要素を育児のなかで取り入れるのはいいけれども、ママは訓練者ではないので、安らぎを与えてあげる、必要なときは甘えさせてあげる、外で頑張っている分褒める、といったママにしかできないことをまずは沢山してあげてくださいね。」

ハッとしました。
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療育の様子 
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そこから、気負っていた私の肩の力が抜けました。

息子には社会的ルールやマナーを生活の中で教えてはいますが、訓練は専門の先生方に任せて、自分はママにしかできないことをしよう!とゆったりした気持ちにで関わることができるようになりました。

療育の先生と内容を共有して家庭でも取り入れられる工夫を考えることもあります。ですが、「これは訓練!ちゃんとしなきゃ!」というスタンスではなく、遊びや生活のなかの一部に取り入れる、という考えに変わりました。

そうすると、私に少しづつ余裕が出てきたせいか、息子も私に甘えたりくつろいだ表情をみせてくれたり、と笑顔が増えていったように思います。

眉間にしわ、よっていませんか?

眉間にしわを寄せながら「自分がなんとかしないと!」と必死になって働きかけても、気持ちが通い合うよりも先に、子どももママも窮屈になって行き詰ってしまうのではないでしょうか。

まさしく、私がそうでした。

保育園や小学校の先生との面接で、自宅で出来ない事も集団生活の中ではできていると教えてもらったときにも「うちではできないんです」とこぼしてました。

先生から「外で頑張っている分を認めてあげてくださいね」と言われたこともあるくらいです。

今でも息子と衝突することはありますが、息子が外で頑張って出来ている事と同じレベルを自宅で求めないよう、意識しています。外で頑張っている分を認めてあげて、家は少し休みモードでくつろげる場所であることを心がけるようにしています。

ママは子どもの心の港。イライラしてしまうことも多々ありますが、ゆるっと笑顔で子育てしていきたいです。
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