学校や療育で子どもは疲れていませんか?息子の癒しになった2つのこと

2016/05/04 更新
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入学したものの適応できなかった学校のほかにも療育やトレーニングで、様々な集団に入ることを余儀なくされた息子。
たまには純粋に息子が楽しい時間を過ごしてほしい、そう考えてはじめたプレイセラピーやスペシャルタイムについて話します。

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疲れはてた息子の癒しになった2つのこと

息子が集団に適応できなくて一番大変なときに、スクールカウンセラーさんに2つのことを薦められて始めました。

1つは、プレイセラピー、もう1つは、スペシャルタイムでした。

学校生活や療育、診察などで疲れた子どもにとって、心から楽しいと思える癒しの時間についてお話していきます。

毎回楽しみにしていた「プレイセラピー」

診断や療育と並んで、息子を支えてくれたものに「プレイセラピー」があります
プレイセラピーは、遊びを通して行われる心理療法のことを言います。

市が運営しているセラピーは無料で受けられますが、順番待ちでいっぱいで断念し、空きがあった民間大学の臨床心理センターで行っている有料のセラピーを利用しました。

息子は学校もイヤ、通級もイヤ、放課後デイもイヤ、自分がやりたいと言った習い事もことごとくイヤになる、不満が多い子ども。
さらに感情的になりやすいので大人の手にもあまり、習い事だけでなく療育を兼ねた放課後デイからも利用をやめてほしいと言われてしまうツワモノ!

そんな息子が3年間一度も嫌がらず不満を言わず、行くのを楽しみにしていたのが「プレイセラピー」でした。
藁にもすがる思いで行き始めたプレイセラピー。
後から知ったことですが、発達障害の療育的効果はないとされているそうです。

他の療育の先生からは、長く続けるものではないと早期の終了を何度も勧められましたが、
息子にとって数少ない「心から楽しい時間」。

母親としては、療育的な効果よりも集団生活で疲れた気持ちを癒す目的が強かったと思います。
セラピーに療育的効果があったのか、はっきりとは分かりませんが、セラピーがなければ今の私たち親子はなかったと思います。

セラピーを卒業するとき、先生から受けた説明。

「君がここに来たとき、君は学校へ行くことが難しかった。

毎週セラピーを受けて、それを学校へ行くためのエネルギーにしていた。

でも、君はもう自分の力で学校へ行くことが出きるはず。

ならば、君が座っているセラピーの席を今困っている子のために空けてほしい。」

息子の返事は「分かった」の一言だけ。でも、息子は自分が癒されたことを実感していたのではないかと思います。

お母さんを独占できる時間「スペシャルタイム」!

息子はプレイセラピーに通うという手段をとりましたが、子どもの心を癒す時間は家庭でも簡単に作れます。
スクールカウンセラーさんに薦められた2つ目のことは「スペシャルタイム」でした。
スペシャルタイムとは、毎日20分だけ、その子のためだけにお母さんが存在するという時間。

下の子が寝たのを見計らってタイマーをセットして、基本的にはどんな要求にも応えるというスタンスで行いました。

お話しをひたすら聞く日もあれば、ちゃんばらごっこでエキサイトした息子にメッタ打ちにされたことも!
この20分だけは何があっても怒らない、とにかく息子が「楽しかった~。」と思える時間にすることを心がけました。
・・・もちろん、「ちょっと痛いから、顔はやめてね。」くらいのお願いはしましたけど。

楽しい時間が負荷をリセット

療育やトレーニングももちろん大切ですが、疲れた心を癒すことも同じくらい大切だと考えています。
純粋に楽しい記憶は、今も息子の大きな支えになっているようです。

中学2年生になった今では、プレイセラピーもスペシャルタイムも卒業しましたが、息子は自主的に自分を癒す時間を持つようにしています。ゴロゴロしたり、漫画を読んだり、テレビを見たり、何も考えずに済む時間を持ってバランスを取っています。

わが子が発達障害と診断されると、親としては療育やトレーニングの比重を大きくしてしまいがち。

でも、心が健やかであってこその療育やトレーニングでもあると思います。

純粋に楽しい、安心できる、そんな時間が、集団生活の負荷をリセットしてくれるのかもしれません。
みなさんもすぐに実践できるスペシャルタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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